みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2017年隠岐旅行 - 2日目その1

2017-12-03 00:08:02 | 2017年8月隠岐旅行
隠岐旅行2日目のはじまりです。
とりあえず6時に起床してみましたが、今日も良い天気なようで何よりです。


朝食もおいしく、やはりみつけ島荘さんをチョイスしたのは正解でしたね。


さて、今日の予定ですが、午前中は国賀海岸(島の西側)めぐりの観光船に乗ります。
で、午後は島の東側を自転車でまわります。
従来予定では、観光船の出発前にタクシーで焼火神社へ行く予定でしたから、ゆうに1時間半以上の余裕ができた計算となります。

しからば午後予定を少し消化しておきましょう。

というわけでさっそく近所をぷらぷら。
まずはフェリー乗り場付近へ。


前回の投稿(1日目その3)でも書きましたが、見附島というものがあります。
後醍醐天皇の監視を行っていた武士がいたとかなんとか。
1枚目の写真の中央に写っている島です。

すごい小さいので、とても詰め所を置けるほどとは思えないのですが……とはいえ湾の監視を行うにはうってつけですね。


島のこちら側には祠と「太平記の里」という看板があります。
特に西ノ島として太平記を押している印象は受けませんでしたが、まあまあまあ。


フェリー乗り場の手前には、隠岐汽船の創始者である松浦さんの像が。私財をなげうって最後は病死とは……。


フェリー乗り場の建物、観光案内所前のお土産物。
ヒオウギ貝の貝殻が安かったので買ってみました。割れませんように!!


この建物、2階もあるのですが、島の紹介をするちょっとした展示があります。
授乳室もあるあたり、先進的ですね。一部設備にはやりすぎ感もありますが。


こういうの好きです。
電力、自前なんですね。ちなみに宿の近くにも発電施設があります。



さて、9時頃になりました。そろそろ気温もあがってきましたね。
ちなみに見えている対岸は、すべて向かいの中ノ島です。


この撮影場所はフェリーの発着場所でして、ちょうど立っている場所は、このようにフェリーが接岸してから車を降ろす場所になります。


その正面は、酒造会社がやっているとおぼしきお店。お土産物なんかも扱っていて、島の東側では一番大きなお店と思われます。


何が素晴らしいって、ここ、昔水上機の飛行場だったんですよ!



さて9時ということで、近隣の施設がオープンし始める頃合いです。
さっそく近くにある「西ノ島ふるさと館」へ。

よくある地域の歴史資料館的な建物ですが、なんだかんだ隠岐の特殊性もあり、色々と興味深いです。







あと、やっぱり通常、観光コースってどうしても決まっちゃうじゃないですか。
で、そこから外れると観光客なんか普通は来ないわけです。

でも個人的な好みとしては、通り一遍の観光コースだけでなく、意外な魅力発掘的なものも大好物な訳でして。
こういう、地域ごとの何気ないちょっと面白いものをピックアップした観光案内は大変素晴らしいと思います。


これ、西ノ島観光協会のホームページで「まちあるきマップ」と銘打って公開されておりダウンロードも可能なんですが、私は「どうせ現地で手に入る」と思い、持って行かなかったんですよね。
でも実際観光案内所で聞いてみると、「情報が古くなったので改訂作業中」ということで、まさかのゲットならず。
多少古くてもいいねん!欲しいねん!!


ふるさと館2階からの眺め。大変結構。



さて、観光船です。
実は出発地が2カ所ありまして、1つはここ別府。もう1つは島の西側、浦郷です。
料金が少し違う(別府の方が距離が長いので高い)のと、合流地点までは当然別ルートです。
私としては、島の北側をぐるっと行く別府発がよかったのですが、観光船の切符売り場で聞いてみると、
なんと今日は少し波があるので南回りで焼火山をぐるっと周り、浦郷を通るルートを採用するとか。

……あんまりうれしくない。
ということで予定変更、浦郷発の観光船にします。ごめんね。

ちなみに切符売り場の建物には売店がありまして、なんというかすごい。



さて、浦郷までバス移動なのですが、まだ少し時間があります。
ではもう少しだけ回りましょう。

クロキヅタの碑


「なんだこりゃ?」と思いつつ写真を撮っているとちょうど後ろの建物からおじさんが出てきて、ご親切にもお話を聞かせてくださいました。
なんでも、ヨーロッパだかでしか見つかっていなかった種類が、なぜかここで発見されたんだとか。
天然記念物指定もされたんですが……船にはバラストタンクがあり、船が浮きすぎないよう海水を内部で保持します。
「そこに紛れ込んでいたのが繁殖したんだろう」とのことで、実際その後他の場所でもどんどん見つかったんだとか。


最後にさきほど紹介したお店へ。
おお、さすが酒系統が充実している。

でも、観光客向けのお土産物も、私が島前で見たお店の中では一番充実してますね。

……これの商品化を行った人、正直に手を上げなさい。


あと、こんなギリギリな商品についてもだ!



さて、バスの時間です。
私の他に、家族連れが1組乗り込みましたね。
ガラガラを予想してましたが、予想に反してわりと乗ってました。席には座れましたが。

……ところがどっこい、予定よりバスの進みが悪い。
これは……観光船に間に合わないのでは??


と思っていたら、一緒に乗り込んだ家族連れが運転手さんに観光船のことを聞きましたよ。
おや、同じ目的地でしたか、奇遇な。

で、その方が事前に遅れる旨を電話してくださいまして、これならなんとかなりそうですね。


余談ですが、西ノ島には信号機が1つしかありません。
しかもそれも、子供たちへの教育目的ということですから、まあすごいです。


さあ、いよいよ観光船です。大急ぎでチケットを買い、いざ!



というところで続く!!


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