2017年8月5日(土)です。
隠岐旅行もいよいよ最終日となります。3泊4日の日程でしたが、あっという間ですね。
食堂オープン直後に突入して、朝食をいただきます。
実は少々急いでいまして、なぜかというと前回最後の方で記載したように、今朝乗る高速船のチケット購入が出来ていないからです。
07:54発なのですが食堂オープンが7時ということだったのでそわそわものですよ。
まあ、実際には少し早く食堂には入れましたし、支払いもなんとか混み始める前に行えましたから良かったですが。
無事高速船のチケットも買えましたし、一安心ですね。初日に購入した往復券をついに使用できました。
さて、少し時間がありますので、フェリー乗り場兼観光案内所の建物内の様子でも。
ひたすらキンニャモニャ推しです。
あ、ちなみに2階はフェリーの乗降口にもなっていますが、西ノ島と違って特筆するほどの展示などは見当たりませんでした。
「ないものはない」は海士町のキーワードでもあります。
もちろん、「すべてがある」という意味ではありません。
……ところですごい混んできましたね。
ご年配の方が多いですが、どうもツアーがあったようです。
昨日、隠岐神社前のお土産物屋さんでおばちゃんがおっしゃっていた観光バスはこれでしょうかね。
さあ、乗船です。
今回乗るのは、往路のフェリーとは異なり高速船です。
フェリーの倍以上である約40ノットと島風並の高速を発揮してくれるので、あっという間に到着です。
ただその反面、着席・シートベルト着用が必須なので、往路でやったように「甲板で動画撮影」とかは不可能です。
フェリーと違って背が低いからか、乗船は2階からではなく船着き場から直接でした。
ちなみにフェリーは2階建てですが、全席自由席なので、わたしは全力で2階の窓側をゲットしました。
もちろん航路から見て島をたくさん見られる左舷側です。
とはいえ、席は割と余裕がありましたかね。さすがに半分は埋まっていた印象ですが。
前の壁にテレビが。最初のうちは前方の映像が映されていましたが、途中からは民放が映りました。
でも、島前を離れてからは放送電波もとらえにくいのか、途切れがちに。
さらば中ノ島(海士町)!
ちなみに写っているのがフェリー乗り場兼観光案内所の建物です。厳密には搭乗口の部分あたりを境に2つの建物で構成されていまして、左が本体、右の2階部分は昨日お昼を食べた「船渡来流亭」です。
右奥の建物は宿泊した「マリンポートホテル海士」さん。
別府港(西ノ島)も見えましたのでパシャリ。さらば!
海から見た馬道岩。
さて、07:54発ですが、実は08:25着なんですよね。
わりとすぐに、島後エリアへ。
写真は、初日に行った西郷岬灯台がある西郷岬。
お、海上保安庁の巡視船が。「いわみ」ですか、偶然なのかは存じませんが、島根ですね。
いつもありがとうございます。
停泊していたフェリーしらしま。
ちなみに降りるときに乗船待ちの方々が見えましたが……なるほど、これは確かに満席にもなりますわ。
さて、帰りの飛行機は14:35発です。
潤沢とまでは言えませんが、少なくとも午前中いっぱい、おそらくあと4時間以上は観光できるでしょう。
というわけでフェリー乗り場あたりをふらふら。
先ほどのフェリー写真にもあったように、鳥取出身の水木しげる先生は、自らのルーツ(一族の出自)を隠岐(特に島後)とされており、そのため隠岐諸島には島後を中心としてゲゲゲの鬼太郎やら、妖怪やらの像が設置されていたりします。
とは言え、中ノ島では見かけなかったような?
西ノ島はフェリー乗り場のところに1つありましたが。
この島での観光ですが、またしても自転車です。
正直昨日のダメージが残っているのですが、とは言えせっかく予約したのですから使いませんと。
……ただ、私は致命的なミスを犯していまして。
……「たいしたことないだろう」という見込みの元、電動ではなく普通の自転車を予約したんですよね。
(自転車の写真は撮り忘れましたが、普通のママチャリです。)
……がんばれ私。がんばれ足腰。
おお、最初の橋にこんなに幟が。 ※すでに橋の登りで足が辛い
……今夜花火大会ですか、そうですか。
さて、このあといきなり登り坂があるのですが、その途中になんと城跡が!
これが、初日に西郷岬灯台へ行くのに使ったタクシーの運転手さんが言っていたやつですね。国府尾城跡です。
今では神社になっています。
さあ、突入!
とつ…にゅ……。
勢いが完全に止まって振り向いた図。
……ええ、私の足は、予想以上に疲労がたまっていたようでして。
ここであえなく撤収。
あきらめて進みますが、登りは続く。
■億岐家住宅・宝物殿
ひーこらしつつ、ようやく到着です。
玉若酢命神社という神社に隣接する家でして、代々の宮司さんであり、古代の隠岐国造の末裔だそうです。
住宅は茅葺き。残念ながら、内部は非公開でした。
ただ、一番奥に宝物殿がありまして、そこは入れます。
こちらも残念ながら内部は撮影禁止なのですが、
現存唯一の駅鈴(古代、律令制のもとで使用された)や、3つしか残っていない国倉印、光格天皇から下賜された唐櫃などがあります。
土曜日とはいえ早い時間だったからか、他に観光客なし!
あれ、このパターンこの旅で散々お目にかかったぞ?
応対してくれたおばちゃんは、おそらく隠岐家のかただと思われますが、私1人のために出てきてくださり、展示物の解説をしてくださいました。
展示室は1室のみなのでそれほど時間はかからないのですが、すでに汗だくだった私としては空調のありがたいこと!
ちなみに「自転車で来た」と話したら「この暑いのに!?」と驚かれました。ですよねー。
ただ驚くべきことに、おばちゃんがアイスコーヒーとみすず飴を出してくださいました。
なんとありがたいこと!
そのままなんやかやと話しつつ、結局アイスコーヒーのおかわりまでいただいてしまいました。
天使だ。
親切にしていただき、本当にありがとうございました。
■玉若酢命神社
さて、隠岐家を後にしまして、すぐ目の前が次の目的地である玉若酢命神社です。
宮司さんですから当然と言えば当然ですが、自転車で周る身としては、近くにあるのは素晴らしいことです。
と、ここにも水木しげる先生ネタが。
とりあえず撮影しましたが、まさかこの写真が後ほど日の目を見ることになろうとは、このときの私は予想だにしないのだった!(安いあおり文句)
神社の解説板。ちゃんとお金使って作られてますね。
道路を挟んで反対側からパシャリ。ちなみに、わりと車が通るので要注意です。
鳥居のすぐ手前からパシャリ。
ちなみに正面の建物は、拝殿ではなく随神門です。
ほほう、古墳!?
それは素晴らしい。
この神社には八百杉(やおすぎ)というものがありまして、根を傷めるなという注意喚起が。
随神門。ちなみに国指定重要文化財です。
随神門をくぐるとすぐに八百杉が!
予想以上の迫力!
拝殿。しめ縄さすがの大きさ。
旧拝殿。国指定重要文化財だったりします。
そしてさあ本殿(国指定重要文化財)……って工事中ぅぅぅ!!
気を取り直して参拝です。
ちなみにこちらは、若干他の人もいました。若干。
しめ縄
扁額
さて、では横にある古墳群を拝みに行きましょうか。
とりあえず、すぐそこにあった摂社にご挨拶をば。
……おお、本殿(工事中)が見える。
ほんと、工事中でさえなければ……。
さあ、気を取り直して進みましょうか。
※クモの巣注意
……どれです?
最大の古墳前に到着です。
……写真だとわかりにくいですが、たしかに不自然に盛り上がっているんですよ。2mくらい?
降りてきました。行くときは神社側から進みましたが、どうやらまっすぐな道の方が正式みたいですね。
と、ほぼ降りきったところでなにやら鳥居が。……神社とは左右反対側ですが、はて?
そして奥にあった建物跡。……なんだろ、土俵跡ってわけでもなさそうですが。
まあよいです。なんだかんだで10:15になりましたので、そろそろ次へ向かいましょう。
次は、隠岐国分寺跡です。
というところで、今回はここまで!
隠岐旅行もいよいよ最終日となります。3泊4日の日程でしたが、あっという間ですね。
食堂オープン直後に突入して、朝食をいただきます。
実は少々急いでいまして、なぜかというと前回最後の方で記載したように、今朝乗る高速船のチケット購入が出来ていないからです。
07:54発なのですが食堂オープンが7時ということだったのでそわそわものですよ。
まあ、実際には少し早く食堂には入れましたし、支払いもなんとか混み始める前に行えましたから良かったですが。
無事高速船のチケットも買えましたし、一安心ですね。初日に購入した往復券をついに使用できました。
さて、少し時間がありますので、フェリー乗り場兼観光案内所の建物内の様子でも。
ひたすらキンニャモニャ推しです。
あ、ちなみに2階はフェリーの乗降口にもなっていますが、西ノ島と違って特筆するほどの展示などは見当たりませんでした。
「ないものはない」は海士町のキーワードでもあります。
もちろん、「すべてがある」という意味ではありません。
……ところですごい混んできましたね。
ご年配の方が多いですが、どうもツアーがあったようです。
昨日、隠岐神社前のお土産物屋さんでおばちゃんがおっしゃっていた観光バスはこれでしょうかね。
さあ、乗船です。
今回乗るのは、往路のフェリーとは異なり高速船です。
フェリーの倍以上である約40ノットと島風並の高速を発揮してくれるので、あっという間に到着です。
ただその反面、着席・シートベルト着用が必須なので、往路でやったように「甲板で動画撮影」とかは不可能です。
フェリーと違って背が低いからか、乗船は2階からではなく船着き場から直接でした。
ちなみにフェリーは2階建てですが、全席自由席なので、わたしは全力で2階の窓側をゲットしました。
もちろん航路から見て島をたくさん見られる左舷側です。
とはいえ、席は割と余裕がありましたかね。さすがに半分は埋まっていた印象ですが。
前の壁にテレビが。最初のうちは前方の映像が映されていましたが、途中からは民放が映りました。
でも、島前を離れてからは放送電波もとらえにくいのか、途切れがちに。
さらば中ノ島(海士町)!
ちなみに写っているのがフェリー乗り場兼観光案内所の建物です。厳密には搭乗口の部分あたりを境に2つの建物で構成されていまして、左が本体、右の2階部分は昨日お昼を食べた「船渡来流亭」です。
右奥の建物は宿泊した「マリンポートホテル海士」さん。
別府港(西ノ島)も見えましたのでパシャリ。さらば!
海から見た馬道岩。
さて、07:54発ですが、実は08:25着なんですよね。
わりとすぐに、島後エリアへ。
写真は、初日に行った西郷岬灯台がある西郷岬。
お、海上保安庁の巡視船が。「いわみ」ですか、偶然なのかは存じませんが、島根ですね。
いつもありがとうございます。
停泊していたフェリーしらしま。
ちなみに降りるときに乗船待ちの方々が見えましたが……なるほど、これは確かに満席にもなりますわ。
さて、帰りの飛行機は14:35発です。
潤沢とまでは言えませんが、少なくとも午前中いっぱい、おそらくあと4時間以上は観光できるでしょう。
というわけでフェリー乗り場あたりをふらふら。
先ほどのフェリー写真にもあったように、鳥取出身の水木しげる先生は、自らのルーツ(一族の出自)を隠岐(特に島後)とされており、そのため隠岐諸島には島後を中心としてゲゲゲの鬼太郎やら、妖怪やらの像が設置されていたりします。
とは言え、中ノ島では見かけなかったような?
西ノ島はフェリー乗り場のところに1つありましたが。
この島での観光ですが、またしても自転車です。
正直昨日のダメージが残っているのですが、とは言えせっかく予約したのですから使いませんと。
……ただ、私は致命的なミスを犯していまして。
……「たいしたことないだろう」という見込みの元、電動ではなく普通の自転車を予約したんですよね。
(自転車の写真は撮り忘れましたが、普通のママチャリです。)
……がんばれ私。がんばれ足腰。
おお、最初の橋にこんなに幟が。 ※すでに橋の登りで足が辛い
……今夜花火大会ですか、そうですか。
さて、このあといきなり登り坂があるのですが、その途中になんと城跡が!
これが、初日に西郷岬灯台へ行くのに使ったタクシーの運転手さんが言っていたやつですね。国府尾城跡です。
今では神社になっています。
さあ、突入!
とつ…にゅ……。
勢いが完全に止まって振り向いた図。
……ええ、私の足は、予想以上に疲労がたまっていたようでして。
ここであえなく撤収。
あきらめて進みますが、登りは続く。
■億岐家住宅・宝物殿
ひーこらしつつ、ようやく到着です。
玉若酢命神社という神社に隣接する家でして、代々の宮司さんであり、古代の隠岐国造の末裔だそうです。
住宅は茅葺き。残念ながら、内部は非公開でした。
ただ、一番奥に宝物殿がありまして、そこは入れます。
こちらも残念ながら内部は撮影禁止なのですが、
現存唯一の駅鈴(古代、律令制のもとで使用された)や、3つしか残っていない国倉印、光格天皇から下賜された唐櫃などがあります。
土曜日とはいえ早い時間だったからか、他に観光客なし!
あれ、このパターンこの旅で散々お目にかかったぞ?
応対してくれたおばちゃんは、おそらく隠岐家のかただと思われますが、私1人のために出てきてくださり、展示物の解説をしてくださいました。
展示室は1室のみなのでそれほど時間はかからないのですが、すでに汗だくだった私としては空調のありがたいこと!
ちなみに「自転車で来た」と話したら「この暑いのに!?」と驚かれました。ですよねー。
ただ驚くべきことに、おばちゃんがアイスコーヒーとみすず飴を出してくださいました。
なんとありがたいこと!
そのままなんやかやと話しつつ、結局アイスコーヒーのおかわりまでいただいてしまいました。
天使だ。
親切にしていただき、本当にありがとうございました。
■玉若酢命神社
さて、隠岐家を後にしまして、すぐ目の前が次の目的地である玉若酢命神社です。
宮司さんですから当然と言えば当然ですが、自転車で周る身としては、近くにあるのは素晴らしいことです。
と、ここにも水木しげる先生ネタが。
とりあえず撮影しましたが、まさかこの写真が後ほど日の目を見ることになろうとは、このときの私は予想だにしないのだった!(安いあおり文句)
神社の解説板。ちゃんとお金使って作られてますね。
道路を挟んで反対側からパシャリ。ちなみに、わりと車が通るので要注意です。
鳥居のすぐ手前からパシャリ。
ちなみに正面の建物は、拝殿ではなく随神門です。
ほほう、古墳!?
それは素晴らしい。
この神社には八百杉(やおすぎ)というものがありまして、根を傷めるなという注意喚起が。
随神門。ちなみに国指定重要文化財です。
随神門をくぐるとすぐに八百杉が!
予想以上の迫力!
拝殿。しめ縄さすがの大きさ。
旧拝殿。国指定重要文化財だったりします。
そしてさあ本殿(国指定重要文化財)……って工事中ぅぅぅ!!
気を取り直して参拝です。
ちなみにこちらは、若干他の人もいました。若干。
しめ縄
扁額
さて、では横にある古墳群を拝みに行きましょうか。
とりあえず、すぐそこにあった摂社にご挨拶をば。
……おお、本殿(工事中)が見える。
ほんと、工事中でさえなければ……。
さあ、気を取り直して進みましょうか。
※クモの巣注意
……どれです?
最大の古墳前に到着です。
……写真だとわかりにくいですが、たしかに不自然に盛り上がっているんですよ。2mくらい?
降りてきました。行くときは神社側から進みましたが、どうやらまっすぐな道の方が正式みたいですね。
と、ほぼ降りきったところでなにやら鳥居が。……神社とは左右反対側ですが、はて?
そして奥にあった建物跡。……なんだろ、土俵跡ってわけでもなさそうですが。
まあよいです。なんだかんだで10:15になりましたので、そろそろ次へ向かいましょう。
次は、隠岐国分寺跡です。
というところで、今回はここまで!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます