蚕の神秘～脱皮から繭作り 北丹沢の麓で

おはようございます。

無農薬栽培国産菊芋直販店の高城商店です。

蚕に毎日餌を上げていますと

沢山の神秘と出会います。

▲それまで食欲旺盛だった蚕が、

全く桑の葉を食べなくなり、上の蚕のように

しばらく動かなくなり、身体は黄色みを帯びて

透き通ってきます。

この変化は、繭作りが始まる前兆です。

▼そんな蚕を見つけたら、特製の繭作りの

お部屋にご案内します。

　　　▲蚕の繭作りが始まりました。

繭作りの足場の吐糸をし終えたようです。
本格的な繭作りが始まりました。

1日目は中の蚕の動きがよく見えます。

蚕は頭を左右上下ひっきりなしに振り、

口から糸の絹糸（シルク）吐き出します。

2日目には、繭が真っ白に出来上がります。

3日目には、中のカイコガ見えなくなるくらい

糸を吐き、繭玉が厚くなります。

足場の吐糸やのその他を含め

実際に生糸になる部分は、繭も大小

ありますので、平均して全体の85％

前後で1,300mくらいだそうです。

この距離を想像してみました。

この小さいからだで、全部吐き出す長さは

1.500メートルあるそうですから

すごいとしか言いようがありません。

今日一日が 皆様にとりまして
良い日になりますように！

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