たかち芸能祭 | 佐渡島・高千地域の伝統芸能が一堂に会す夏祭★毎年8月13日★

佐渡島・高千は芸能の宝庫、たかち芸能祭を支える「もんて」(佐渡の方言で”仲間”)のスタッフブログです。

映画【飛べ!ダコタ】応援4コマ 第12話「めずらしいもの」

2012年01月28日 09時51分34秒 | 高千が舞台の映画【飛べ!ダコタ】応援企画

祖国イギリスでは見られないものを、撮りまくる英国紳士ネコ。
警防団長さんのガンコさは、ワールドクラスだったのでしょうね。

ちなみに、佐渡では「がんこ者」のことを「もっこ」と言います。
Mr.ガンコオヤージを見かけたら、こう言ってみましょう。
「どーいまぁもっこなもんだ!」
(訳:なんというガンコ者でしょう!) 

↓これまでのお話も、ご覧ください。

第1話「Good job」
第2話「出会い」
第3話「文化の違い」
第4話「文化の違い2」
第5話「文化の違い3」
第6話「タカチビジン」
第7話「警備は厳しい」
第8話「ほしいが故に」
第9話「ホームシック」
第10話「テキパキ」
第11話「テキパキ後」


ダコタが不時着した昭和21年当時、正月は旧暦で祝っていました。
この年の正月は、新暦で2月3日。

門松飾りや神棚飾りを目にした英国軍人たちは、
「ワンダフル!」
と言って 、カメラを手に村の家々をまわりました。

また、この年の2月10日には、村で嫁入りがありました。
2人の軍人さんが結婚式に招かれ、
「ビューティフル!!」 
を連発しながら、新郎新婦の写真を撮っていたそうです。 

ネコマンガでは佐渡おけさを踊っていますが、
実際には、相川のホテルで覚えた相川音頭を、
軍人さんが村で踊って見せてくれたのだとか。

踊りはぎこちなかったようですが、
仲の良さがうかがえるエピソードですね。
軍人さんたち、気をつかってくれたのかな? 

滞在中に撮られた写真は、今もどこかに残っているのでしょうか。
佐渡には、村人の撮影した離陸前の記念写真が数枚、残されているだけです。


【映画「飛べ!ダコタ」応援企画】聞け!ダコタ~英国機不時着人情譚~

2012年01月26日 22時13分55秒 | 高千が舞台の映画【飛べ!ダコタ】応援企画

たかち芸能祭スタッフによるショートムービー「聞け!ダコタ」が完成しました!
 

【映画「飛べ!ダコタ」応援企画】聞け!ダコタ~英国機不時着人情譚~
昭和二十一年一月十四日夕方、それは起きた。
高千村始まって以来の大事件。約半年前まで日本とは敵同士として戦っていたイギリス軍人と村人が起こした奇妙で素敵な奇跡の話。 
英国機不時着の地で、男は65年前の実話を語ります。

素人しょーべーですので、見苦しいところ聞き苦しいところありますが、
映画のもととなった実話を、少しでも知っていただければと
思います。


映画【飛べ!ダコタ】応援4コマ 第11話「テキパキ後」

2012年01月19日 20時42分24秒 | 高千が舞台の映画【飛べ!ダコタ】応援企画

前回のテキパキ警防団長さんの活躍で、
ダコタが飛び立つための滑走路が完成しました。
でも、機体の修理には、んまちっとかかるようでして・・・。

 

今週も、スタッフ山本から届きました映画「飛べ!ダコタ」応援4コマ、
わたしllloが本業に追われておりまして、更新遅れ気味です。すまんのぉ~。

 

↓これまでのお話も、ご覧ください。

第1話「Good job」
第2話「出会い」
第3話「文化の違い」
第4話「文化の違い2」
第5話「文化の違い3」
第6話「タカチビジン」
第7話「警備は厳しい」
第8話「ほしいが故に」
第9話「ホームシック」
第10話「テキパキ」

ネコマンガでは、石を敷きつめた立派な滑走路ができましたが、
実際にここに飛行機を乗せてみると、重さで石が砂に沈んでしまいます。

「おえ~、どげんしるえぇ~・・・」
(訳:あらまあ、どうしましょうか・・・)

と、考えに考えた結果、石の上に金網を敷いてみよう!ということに。
新潟の米軍基地から、トラック12台分の金網が佐渡ヶ島へ運び込まれました。

石畳の上に丈夫な金網を張り巡らせ、
ダコタの重さにも耐えられる佐渡初の空港が誕生したのでした。


映画【飛べ!ダコタ】応援4コマ 第10話「テキパキ」

2012年01月12日 23時50分40秒 | 高千が舞台の映画【飛べ!ダコタ】応援企画

いつもテキパキの警防団長さん、
夢の中でもテキパキです。

昨年10月にスタートしました映画「飛べ!ダコタ」応援4コマ、
スタッフ山本がせっせと描きつづけ、はや10話目となりました。

↓これまでのお話も、ご覧ください。
第1話「Good job」
第2話「出会い」
第3話「文化の違い」
第4話「文化の違い2」
第5話「文化の違い3」
第6話「タカチビジン」
第7話「警備は厳しい」
第8話「ほしいが故に」
第9話「ホームシック」


ダコタ不時着から2週間あまりが経過した頃、
飛行機を飛び立たせるための滑走路づくりがはじまりました。

ダコタを飛ばすためには、
長さ500メートル×幅50メートルの滑走路が必要とのこと。
昭和21年に重機などありませんから、人の手による大工事。
大人も子どもも、厳しい寒さをこらえながらせっせと石を運んだそうです。

ところが、目の前は冬の日本海、
せっかく並べた石が、荒波で何度も流されてしまいました。

それでも、村人たちは石を運びつづけました。
この滑走路づくりに参加した村人は、のべ3,000人とも言われています。

当時は、今のような防寒着もなく、足下は草履。
石を運んだ人たちは、どれほど寒かったことでしょう。

昨日・今日の佐渡も、とても寒かったのですが、
俳優さんらちが風邪でもひかんかと思うて、
やぼん案じるわえぇ~。(訳:すごく心配だよぉ~)


映画【飛べ!ダコタ】応援企画 プラモデル制作記 -5日目-

2012年01月09日 19時45分35秒 | 高千が舞台の映画【飛べ!ダコタ】応援企画

 

映画の期待は高まるばかりです。

さてさて、こちらはプラモ制作記の続きをお届けしますね。

 

ダコタ制作日記 5日目

昨日、全体を塗装しておいた機体の胴体と翼との接着作業です。

まずは、接着面の塗装をはがす所から始めます。
はがすと言っても見えないところなので驚かないで下さいね。
接着面をサンドペーパーで擦って塗装をはがし、接着剤をはがした面に塗り、機体胴体と翼の接着が完了です。(接着をより強くするためのペーパーがけ)

さて、機体と翼が完全に引っ付くまで、プロペラの先端に黄色でも塗っておこうかな~

実際のDC-3にもプロペラの先端に黄色の塗装がしてある。

ここは慎重に、長さが均一でなければいけない。

.......フー、何とかうまく行ったような。

これで乾けばプロペラ完成です。


さて、プロペラの次は、窓のマスキングはがし。

両サイドの窓は難なくはがすことができた。

………しかし、コクピットのマスキングをはがしてる最中、コクピットの接着が取れてしまい、

透明な窓が危うくコクピット内に入りそうになった……

慌てて窓を元の位置に戻し接着剤を流しこんだ(^。^;)


今思うと入ってたら完全アウトだなー( >_<)

ほんで何とか窓のマスキングをはがし終えて本日の作業終了でし

次回、いよいよ最終回です。
プラモダコタは、無事飛び立てるのか!?

 


映画【飛べ!ダコタ】応援4コマ 第9話「ホームシック」

2012年01月04日 21時46分15秒 | 高千が舞台の映画【飛べ!ダコタ】応援企画

 

あけまして、おめでとうございます。
新年最初の更新は、大好評の映画「飛べ!ダコタ」応援4コマをお届けします。

故郷を想い、ウルウルする英国紳士ネコをよそに、
ヨゲ(いたずら)をしてまわる高千っ子ネコなのでした。

 

↓これまでのお話も、ご覧ください。
第1話「Good job」
第2話「出会い」
第3話「文化の違い」
第4話「文化の違い2」
第5話「文化の違い3」
第6話「タカチビジン」
第7話「警備は厳しい」
第8話「ほしいが故に」

 


実際には、悪さをする者はおりませんで、

機体を警備する警防団、

部品を修理する鍛冶屋さん、

石を運び滑走路を作る大勢の村人、

みんなの協力があって修理が終わり、ダコタは再び飛び立つことができました。


ダコタが不時着した海岸からは、水平線に沈む夕陽が見られます。

乗組員たちを地元の学校へ招待したとき、

軍人さんの一人は「窓から眺める夕陽が故郷と同じだ」と言って、

涙を浮かべながら歌っていたそうです。

 

(2012.1.6 最後の方、書き直しました)