たかち芸能祭 | 佐渡島・高千地域の伝統芸能が一堂に会す夏祭★毎年8月13日★

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映画【飛べ!ダコタ】応援4コマ 第6話「タカチビジン」

2011年12月01日 08時32分01秒 | 高千が舞台の映画【飛べ!ダコタ】応援企画

さ~て、今週の映画「飛べ!ダコタ」応援4コマ、

映画では、主演の比嘉愛未さん演じる千世子さん(役名では千代子さんですね)、
ネコマンガでは「ちせこニャン」となって登場です。

↓これまでのお話も、ご覧ください。
第1話「Good job」
第2話「出会い」
第3話「文化の違い」
第4話「文化の違い2」
第5話「文化の違い3」

 

村長さんの三女・千世子さんは、

不時着からお別れまでの40日間、

乗組員たちの身の回りの世話に奮闘しました。


ダコタが不時着したのは1月14日、真冬です。

電気もガスもない時代、日本海の荒波寄せる外海府の冬は、

さぞかし寒かったろうと思います。

部屋にコタツを置き、火鉢をいくつも運び込み、

丹前(たんぜん、ドテラとも言いますね)をコタツで暖めておいて、

寝る時に使ってもらっていたそうです。


会話は、もちろん身振り手振りだった訳ですが、

言葉の通じないもどかしさから、

辞書を買って英会話の勉強をしました。

 

至れり尽くせりの千世子さんのもてなしに、

軍人さんたちは、ぎこちない日本語で「ありがとう」と言い、

別れの時には機長から白いスカーフと紅い雪駄をプレゼントされたとか。

お返しに、父の村長さんからは日本人形をプレゼントしたそうです。

そういえば、比嘉愛未さんが出演したNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」は、

「おもてなしの心」がひとつのテーマとなっていましたね。

 

当時20歳だった千世子さんは、現在85歳。

今もお元気で、ダコタの不時着した村に暮らしています。

 

 

余談ですが、

高千地区には美人が多く「高千美人」などと言われることがあります。

確かに、ときどき北欧系の顔立ちに出会うことがありまして、

ダコタよりもっと前、大時化で外国から流れ着いた船があり、

その時も、高千のもんては助けて受け入れていた・・・のかなぁと。

これは想像のお話ですけもにゃ。

 



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