横浜物語

横浜の一角から色々な情報を発信します。

LEGEND ロシア民謡を歌う 二部

2013-05-28 21:02:37 | LEGEND
20分の休憩の後、第三部の開幕

一部、二部とピアノとアコーディオンの伴奏で
進められてきたコンサートだが第三部は豪華な
アンサンブルグループの伴奏となる

バラライカ・アンサンブル・ポーレの11人の皆様
バラライカと言っても大から小まで又、形もさまざま
そして初めて見た楽器

グースリ
ロシア音楽特有の楽器のようですね。


舞台に再び登場された「道」の皆様
一部では男性はルバシカ、女性はサラファンの民族衣装を
お召しになっていましたが三部では男性の皆様は白のジャケットに
黒の蝶ネクタイ、黒のパンツ、そして女性の皆様は薄いピンクの
ロングドレス、とても舞台に映えて素敵でした。

聞くところによれば皆様の平均年齢は60歳を当に越えて
いられるとか、それなのに今回のコンサートでは
全曲暗譜、お一人お一人の基礎能力が抜群とお見受けします。


第三部  すばらしい未来
春の行進曲
あすという日が
ふるさとの山影
アメイジング グレース
とべよ鳩

うたごえよ明日のために
すばらしい未来

アンコール
百万本のバラ

一部が戦前のロシアを題材に歌われたのに比べて
三部は戦後の祖国復興を鼓舞するような曲が
多く明るい労働歌、学生歌のようなものが
多く見られました。

読んでくださっている皆様、「あすという日が」
LEGENDとコラボと思われますよね。
残念ながらそうではなかったのです。
何時出てくるか何時出てくるかそう思いながら
舞台の袖の扉を見つめていましたが・・・・・

最後の百万本が終わったところで沢山の
「ブラボー」がかかりました。
LEGENDのように何処でもかかるのはむしろ異例で
普通クラシックコンサートや合唱団の定演等は
最後にかかるのが普通ですものね。

ここで指揮者が一度退場されたあと再度LEGENDと
ともに登場。
合唱団を拍手でたたえるLEGEND。
メンバー全員の表情に目上の合唱団員に対する
尊敬の念が溢れていました。とても良い光景でしたよ。

ここで合唱団より花束贈呈

花は咲く
東日本大震災復興テーマソング

LEGEND,道、そして最後は会場全員で歌いました。


終わって、沢山の爽快感の残ったコンサート。
プロの音楽教育を受けたLEGENDが迫力があったのは
当たり前のこと、それに負けない「道」の皆様の
情熱、一生懸命さ、心に響きました。


さて、コンサートのご報告はこの辺で・・・・

一つこぼれ話を(笑)
LEGENDのコンサートは何時もFCに入っているおかげで
比較的前のお席で拝見させていただいていますが
今回は満席の中を無理してご用意下さったお席
前から15列目、珍しくオペラグラスを使用。

メンバーの皆様のお顔を一人一人眺めていますと
「あら」あきさんのお顔にうっすらと髭が。
いつも優しいお顔立ち女装もなさるあきさんがと
ビックリ、濃い顔に対抗してワイルドを目指されて
いるのかしら?などといらぬ心配まで
後で一緒だった方が聞いてくださったところ
きちんと朝剃られたのだとか。
意外や髭の濃い方なんですね。


二日に渡ってのコンサートのご報告。
ここで聞かせていただいたLEGENDのロシア民謡も又何かの機会に
是非聞かせていただきたいです。

最後に
「道」の皆様、44周年定期演奏会、おめでとうございました。
又、次回の45周年も楽しみにしています。

LEGEND ロシア民謡を歌う

2013-05-27 19:53:35 | LEGEND
LEGENDを通して親しくさせていただいている
ご夫妻のご主人様が所属される市民合唱団「道」
その定期演奏会に今年はゲストとしてLEGENDが
招かれた。

2013・5・26 合唱団「道」44周年定期演奏会
於 みなとみらい 大ホール

コンサートの始まる前に会場では合唱団の方の
指導の下、さながら昔の「歌声喫茶」のように
会場全員で懐かしい歌を歌った。

   

そして通路にも団員の方が並び美声を聞かせて
下さる

   

「カチューシャ」「ともしび」「森はざわめく」「すずらん」
「一週間」
そう、あのロスアの浩史さんでお馴染みの
テュリャテュリャ・・・・・です。
楽屋で浩史さん聞いていらしたかな?

昔。新宿や渋谷に歌声喫茶が沢山ありました。
今、考えればその店名が「カチューシャ」だったり「ともしび」
だったり、私より少し上の代かも知れません。
あの頃はロシア民謡ってお茶の間にも沢山入り込んでいたのですね。

本日は会場は2000席のうちパイプオルガン前の席を除いた
1800席近くが満席。
音響の素晴らしさはいうまでもなく座席が大変見やすい構造。
我が横浜市自慢のコンサートホールです。

さて、前置きはこのくらいにしてコンサートのご報告を

第一部 シベリヤ大地の歌
ざわめけバイカル
これが運命か
流刑人
シベリヤ大地の歌
兵士のワルツ
アムールの大地
ざわめけアムール

44年間活動をしている合唱団という事からも分かるように
基礎がしっかりできているうえに多分この演奏会の為にかなりの
お稽古の時間を割かれたのだろう。
歌の中にその情景が見えるような表現、冷たく凍った
ツンドラの大地、流刑地に送られる囚人の嘆き、戦争で
勝利を納めた喜び、そんな気持ちの一つ一つが歌声で
きかされます。
なじみの無い曲なのにぐんぐん舞台にひき付けられていきました。

最後の二曲はロシアの大河、アムール川を歌ったもの。
ゆったりと流れるロシアの二つの川
父なる河アムール、母なる河ヴォルガ、
その流れを賛美する歌声が広い会場に響き渡ります。

暫く鳴り止まない拍手。
品格のある歌唱がとても心地よく耳に残りました。
みなとみらいホールを満席にされる実力が分かりますね。

ブラボー  ならぬ  ハラショー と申し上げます。


第二部
ここで LEGENDの登場です。

乾杯の歌
終わると会場の各所から「ブラボー」
第一部でシーーんとしていた会場とは大違い。
至るところにファンの方がいらしたようですね。

メンバー紹介
内容は何時もの通り、みなとみらいホールだったからかな
健ちゃんの紹介「神奈川県厚木市出身」といわれた時に
健ちゃんがするするとあきさんに近寄り小声で「コソコソ」
するとあきさん改めて
「おじいちゃんは横浜出身だそうです」
会場から笑い声と拍手。

落葉松

ここで少しロシア民謡のお話がありLEGENDもロシア音楽の
世界に入っていきます。

黒い瞳 (内田、菅原)

燃えろ私の星よ



今日の会場は集音マイクのみでLEGENDの生の声。
5人の力強い歌声が後ろの席にも響きます。
男声合唱の醍醐味でしょうか?
何時もの聞きなれた明るい軽やかな曲ではなく
このような重々しい曲もしっかり特長を捉えて
聞かせてくれますね。
素晴らしかったですよ。
歌っている彼らもきっと気持ちよく歌っていたのでは
無いでしょうか?

グラナダ
今回、この会場の良さを一番享受していたのは糧さんかも
グラナダのソロで響く響く、伸びる伸びる歌声
会場から歌っている最中にも関わらず大きな拍手が
沸きましたもの
珍しい光景でした。

ここで今後のスケジュールの紹介

普通、日にちの近いものから紹介しますよね。
「まず、9月14日に横浜山手ゲーテ座で僕のソロコンサート
はい、リーダーの特権で最初にご紹介します」
その後に、横浜ニューグランドディナーショー、紀尾井と
続きました。

アンコール
CHE SARA

後ろに座っていらしたご婦人方、「素敵ねー」と賞賛の声。

今日いらしている方たちは皆様音楽のお好きな方たちばかりと
お見受けします。
ファンの方が少し増えてくださると嬉しいな。

会場一杯の沢山の拍手を受けていました。
彼らもとても満足そう、きっと良い歌が歌えたのでしょう。

丁寧に一礼して退場する人、大きく手を振って退場する人。
各種各人、性格が出ますね。

あ、今日は休憩中の過ごし方のレクチュアはありませんでした。

ここで20分の休憩です。

  

柿迫 秀 様

2013-05-18 20:04:42 | LEGEND
           

お誕生日 おめでとうございます 

記念すべきお誕生日を故郷で迎えられる幸せ。
そして明日は故郷で記念コンサート。
最高のプレゼントになりますね。

最初にお目にかかった日から今日まで一つも
変らないもの。

それは柿さんの優しさ、温かさ、人を包み込む笑み。
コンサート終了時のお見送りの時に通り一変の握手ではなく
両手を包み込んで相手の目を見て「有難うございました」の
言葉を下さる経験をLEGENDのファンなら必ずや一度や二度は
経験していられることでしょう。

    

幼い子供には目線を下げてのこの姿。
お人柄が溢れています。

そして柿さんの代名詞といえばイタリア。
町で赤、白、緑の三色旗を見つけると反射的に柿さんを
思い出すのは私だけではないはず。

お洒落ないでたちもメンバーの中では群を抜いています。

    

LEGENDでは無い個人の柿さんも沢山見てきました。
ムジカーザでのガラコンサート、そして「ドン・ジョバンニ」両国Ⅹシアターでの
「カヴァレリア・ルスティカーナ」錦織さん主宰の「愛の妙薬」、上野の森の
「東京・春・音楽祭」コンダクター大野和士さんの「心ふれあいコンサート」
みなとみらい「デュエッテイーノ」これ以外にもいくつかのロビーコンサート
数え上げたらきりがありません。

     
こういう新鮮な若々しいお姿も随分見せて頂きました。

温かい太陽のようなお人柄。
あきさんがリーダーとしてLEGENDをまとめていられるのは
バックに包容力のある柿さんが控えていられるからでは
無いでしょうか?
LEGENDのメンバーの皆様にとっては柿さんは母港のような
存在なのかもしれませんね。

昨年、喉の調子を崩された時に私はお顔を見るたびに
「歌わないで下さい、歌わないで下さい、口パクで
良いのです」と何度も申し上げました。
歌を生業(なりわい)としている方に酷だとは十分承知
していました。
それでもこれからの長い声楽家人生を考えた時に決して
無理はして頂きたくなかったのです。

ツァーが始まりましたが元々歌の上手な方、声の高低を技術で
カヴァーされてそれは素敵な歌を聞かせてくださいます。

LEGENDの大事なお兄様
思わぬ茶目っ気のお姿で今回は皆様の前に登場。
フランス帰りのマスター、謎のテノール歌手、純愛保守党幹事長
そんなお姿よりももっとインパクトがあるかも・・・・・

46歳が柿さんにとって納得のいく充実した年で有りますように
そしてメンバー皆を何時も大きな懐で見守ってあげてくださいね。

素敵な今宵に 乾杯

LEGEND IN みなとみらい

2013-05-16 10:18:09 | LEGEND
「横浜公演のアップはまだですか?」とメッセージ
下さった方、 ごめんなさい。
今回、コンレポはツァー終了まで書いてはならぬと
お達しが出ているのです。

6月28日の千秋楽が終わりましたらご報告いたしますので
その日までお待ちいただけますか?
もっと早く知りたい方、どうぞ明日の広島、24日の名古屋
6月28日の東京紀尾井ホールとありますのでお近くの
会場に足を運んで見られませんか?

楽しめること間違いなし、勿論涙のハンカチもご用意下さい。

横浜公演で少しだけ書いていいよと糧さんに了解を頂いた
エピソードを・・・・・・

何時ものように幕が開き(う、どこかで聴いたフレーズ
最初の鍵盤男子の序曲から始まりそしてLEGEND登場。
一曲目が終わり恒例のメンバー紹介

平常ならそれぞれの人となりがご披露されますが今回は割りと
シンプル、出身地とお名前が笑いを取りながら順番に進んで
行きます。

柿さん、糧ちゃん、そしてうっちー様

ここで「昨日誕生日を迎えたうっちーです」

と聞いたことのあるメロディーが

「happy birthday to you・・・・・・
 happy birthday dear うっちー 

突然の会場全員での誕生日祝い。

歌が終わると同時に会場が真っ暗になり舞台上のうっちー様に
スポットが当てられます。

会場から男性の声で「いくつになった?」

吉「せっかくだから皆様に誕生日の抱負を」

内「えーー、そんなことは楽屋で言ってよ」と戸惑いながら

「36歳は35歳とは一味違った濃さに磨きをかけてつき進んでまいります」
こんな抱負を述べられました。


今年の二部は今までのLEGENDとは又違う姿が。

良い意味に皆様の持っているLEGENDの姿が覆されると思います。
内容は見てのお楽しみ、オペラユニットの冠がつかない「LEGEND」の姿に
又、一歩芸域を広げた彼らを見て取れることでしょう。

アンコール

ヴォラーレ
いつものエアビールもシューポンもないシンプルなとても大人びた
編曲のスタイルに変っていました。ものすごくスマートででも
客席を乗せるのも十分な軽快なリズム。

私達、横浜市民は当然「栄光へのかけはし」が歌われると期待して
楽しみに待っていました。
旭川の「大雪よ」のように横浜では何時も「栄光への架け橋」が
歌われてきました。それだけが今回はとても残念

メンバーの皆様、次回は是非お忘れなく。

オーソレ・ミオ
熱狂の会場を縦横無尽に走り回るメンバー。
矢沢永吉さんのように首からタオルをかけて現れた糧ちゃん
勿論タオルは横浜の海のように青い「LEGENDタオル」

スタンディングオーベーションの中舞台に心を引かれながら
去っていくメンバーの皆様
最後に残った糧ちゃんが大きな声で

「横浜、最高

私達横浜の人間はこの嬉しい言葉を待っていました。
そして最高な夜をプレゼントしてくださった貴方達にこの
言葉をお返しします。

LEGEND、最高

内田智一様

2013-05-13 15:41:17 | LEGEND

  


お誕生日 おめでとうございます。

うっちー様に会ってから6回目の 「おめでとう」になります。

2008年4月30日 関内ホール

この日がうっちー様と初めて話をした日でした。
最初の言葉は・・・・

「すみません、写真を撮らせていただいて宜しいですか?」

熱狂的な友人の為に出た言葉でした。

コンサート開始の3時間くらい前
私にとってはLEGENDを知って2度目のコンサート。
始まる前に食事をと思い目当ての店に向かう途中、友人と3人で通りかかった
関内ホールの通用口、そこにうっちー様は佇んでいられたのです。

そのぶしつけな撮影のお願いにうっちー様は
くりくりのお目目でビックリされたようにそして困ったお顔で

「あーー、えーー、・・・・・どうぞ」

そして
「すみません、下は撮らないでいただけますか?」

  

白いシャツの下はGパンを履いていられました。

声楽家としてのイメージを壊してはいけない、そんなお気持ち
だったのでしょうか?
今時あまり見かけないリーゼントがこんなに似合う方も珍しい
ファインダーを覗きながらそう思ったのを懐かしく思い出します。

そのコンサートの日に私は初めて薔薇の花をいただきました。
写真を厚かましくもお願いした見かけない顔を覚えていて下さったの
かもしれません。

今となっては貴重な薔薇と言うことも重々承知していますがその時には
そんなことさえ知らない初心者でした。

  

遠方に住む友人に自慢げに見せるために撮ったのがこの写真です。


うっちー様が本格的な衣装を着けたオペラの本編を見たい
これはもう何年も私が見続けている夢です。
力の篭ったアリアも沢山聞かせていただきました。
その素晴らしい歌を聞くたびに夢はどんどん大きくなっていきます。

札幌でうっちーママにお目にかかるたびに
「うっちー様のオペラをやって」とお願いしてきました。

ここのところファンの為にLEGENDの皆様が次々と嬉しい企画を
実現してくださっていますね。

でも
貴方達は歌うのが本職です。

たった一夜限りの公演でも構いませんので是非5人揃って
本格的なオペラの舞台を見せてください。


余談ですが
13、これは私のラッキーナンバーです。人は嫌うこのナンバー、
でも私の生まれた日は13日、ファンクラブのナンバーは13番
故にうっちー様が何かラッキーな事を届けて下さったら
こんなに嬉しい事は有りません。



この一年がうっちー様の歌いたい歌が沢山歌えるそんな
一年になることを願っています。

最後にもう一度

お誕生日、おめでとうございます。



LEGEND IN LFJ2013

2013-05-07 18:34:34 | LEGEND
LEGENDの歌をレポートする前にもう一つ彼らの
人気を物語るお話を致しましょう。

何時もの年なら始まる30分くらい前に行けば
座れないにしても立ち見の前のほうで見ることが
可能でした。
今年もそんな思いでいましたが早めに着いて
お茶でも飲みましょうそんな気持ちで会場に
行ったところ建物の外に行列が出来ています。

「あれは」と伺うと17時からのコンサートを
待っている方たちの列と知り「LEGENDは?」
と伺ったところ「18時からお並びください」と
係員の方のご説明。
「え、18時からで大丈夫ですか?かなり大勢の
方が見えますよ」とお答えしたところ相手は困ったお顔。
そこにカンパニーの堀○さんが通りかかられて
「Tさん、どうしました?」
事情をお話しすると係りの方に色々聞いてくださる。

そして急遽、今から並んでくださいと言う事に。

時、15時50分。

1時間もしないうちに100人くらいの方が並ばれました。

18時半から始まるのに18時に並んでいたら収拾がつかなかった
と思いますが係りの方たちまさかここまで並ぶ人が
いるとは思っていられなかったようです。

では前置きはこの位にして

健ちゃんに紹介されてLEGENDの登場です。

闘牛士の歌(ビゼー)
エスカミリオならぬ浩史さんの第一声で幕開き
力強い低音で高らかに歌い上げると次にうっちー様
そして3人のテノールに繋がれて行くあまりにも
有名なこの曲、クライマックスの

「トーレアドール、トーレアドール」

5人の凛々しい闘牛士、そして歓声沸き立つ闘牛場の
観客ならぬ丸ビルのお客様。
鳥肌が立つくらい素敵な5人でした。

歌い終わるとメンバーはそれぞれに各方向に頭を
下げ上の階には手を振ってご挨拶。

今日の5人の衣装は濃いチャコールグレーのスーツ、
場所によっては光って見えるお洒落な生地。
中には全員、黒のシャツ。それぞれがチーフの色を
替えたりネクタイをしていたりスカーフをしていたり
個性豊かないでたち。
越路吹雪さんが歌われたシャンソンに「パリ野郎」と
いうチョイ悪親父を歌った歌がありますが今日の5人は
素敵なお洒落な「パリ野郎」でした。

ここで初めて見られた沢山のお客様にメンバー紹介
内容的には殆ど何時もと変りません。
あきさんも時間の短いのを意識されてかMCはあまり無く
次の曲へと入ります。

夢のあとに(フォーレ)
夢の中で恋しい人を見かけ追いかけて一緒に旅立つ
ものの目が覚めたら夢だったと知り嘆き悲しむそんな
曲を5人は優雅に歌い上げていきます。
闘牛士が動ならこちらは静、
「オペラユニット」の真髄発揮ですね。

終わって一瞬の静寂の後に大きな拍手

吉「LEGENDは盛り上がりを一度落として又あげるのが
 パターンになっています。静かな曲の後は又この
 曲で盛り上がっていただきます、そしてこれが最後の
 曲となります」

エーーーーっと言う観客に
「アンコールがありますから・・・」

こんなMCの間にも2階から上のほうで立って見ている
お客様に対して手を振り続けるうっちー様
背中側に座っているお客様に会釈する柿さん。
LEGENDくらいファンを思ってくれるアーチストって
他にいるのでしょうか?

グラナダ(ララ)
LEGENDも鍵盤男子も映える曲といえば勿論これ。
初めてLEGENDを見られたお客様が「ほーーーー」という
声にならない声を出され通路を歩いている方が思わず
立ち止まって見入ってしまい係りの方に「止まらないで」と
制されていたりLFJのフィナーレと言うこともあり
ロビー全体、吹き抜けのてっぺんまで空気が一つに
なったそんな感じでしたね。
いつも聞くホールではなくこの広い空間、歌っている
5人もきっと気持ちが良かっただろうなと推察します。

読んでくださっている皆様もどうぞその景色の中に
自分の身を置いてみてください。

終わると万雷の拍手、喝采。

久しぶりにLEGENDらしいLEGEND見た気がしました。
周りで聞いていらしたお友達も皆様そんな思いで
いらしたみたい。

歌い終わってあきさんが会場に
「お時間の余裕は有りますか?」

ここで告知
紀尾井ホールのツァーとHP,mixi、ツイッターなど

アンコールは何時ものイントロ
「えーー、もうこの曲」

オーソレ・ミオ
歌い始めのうっちー様が客席の停止線の外に出られると
危険防止の為か係りの方が横にぴったりくっついて
行かれる。
二番手の柿さん、そして糧さんも客席に降りられたものの
殆ど歩き回られず浩史さん、あきさんは舞台の上で360度
ぐるっと歩きながら歌い続けられる。
大勢のお客様ゆえ怪我でもあってはいけないと今日は
歩き回り禁止令でも出ていたのかな?

  

最後にふさわしく大歓声の中終了。

45分で二組と言うのはやはり時間が足りないですよね。
来年は是非、それぞれが一枠づつの演奏をして下さる事を
願います。

一つだけ苦言を
これは昨年も感じたことですがマイクの調整がとても悪くて
マイクの入っている人、入っていない人5人の声がとても
アンバランスに聞こえるのです。
2階の吹き抜けで聞いていたお友達はMCが全然聞こえ無かったとか。
コンサートホールではないあの環境では完璧を望むのは
無理なのかも知れませんがやはり5人には完全な状態で
歌わせてあげたい、初めて聞かれる方も沢山いらしたので
尚更それを感じました。

久しぶりのLEGEND,やはり貴方達は本当に素敵です。
夢のような時間を有難うございました。
そして伸び盛りの鍵盤男子、同じように有難う

      

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日2013

2013-05-07 14:22:24 | LEGEND
ゴールデンウィークが終了いたしました。
皆様お休みを満喫なさいましたか?
私は3日、5日とLEGENDがらみ まさに「黄金週間」でした。

毎年丸の内エリアで開催されるクラシックファン待望の
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンも数えるところ今年は
9回目。
その年によって音楽祭のテーマ作曲家が設定されその作品が
数々の演奏家によって演奏されますが今年のテーマは

「パリ、至福の時」

  

3日~5日の間に有料コンサートが135、フリーコンサートが120余

どれを見よう、そんな贅沢な悩みも出るくらいのコンサート三昧

LEGEND,鍵盤男子は昨年に続いての出演。
しかもエリア会場のメインステージの大トリを勤めました。

2013・5・5 於丸ビル1階マルキューブ
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013

1階のロビーに置かれた140席くらいの椅子。
そしてその周りに360度お客様が二重三重に立たれ
2階~5階までの吹き抜けの周りにも同じく大勢の
お客様。

 
当日は撮影禁止の為にブログからお借りしました

多分600人くらいいられたのではないでしょうか?

こちらはその前に演奏していられたグループ
  
LEGENDがどのくらい人を集めたか分かりますでしょう。

第一部 鍵盤男子
仮面舞踏会(ハチャトゥリアン)

鍵盤男子の始まりはこの曲が定番になってしまいましたね。

弾き終わって健ちゃんがマイクを握り

「皆様、こんにちわ。僕達鍵盤男子と言う分かりやすい
名前で活動をしている二人です」

本日は時間が限られているからか殆ど話も無く次の曲。

フランスを代表する作曲家といえばこの方

カルメンファンタジー (ビゼー)
気のせいかもしれませんが一昨日の恵比寿のライヴより少し
編曲が短くしてあったように感じましたが気のせいかな??

超絶技巧、高速連打 の連続。

初めて聞かれたお客様が「すごーーい」と仰ってるのが
聞こえます。

勿論、一曲終わるたびに「ブラボー」が大向こうからも
かかっていました。

ボレロ(モーリス・ラヴェル)

「この日の為に特別にアレンジした曲です」
匡ちゃんがそう話しているうちに待てないように健ちゃんが
弾き始めます。

前の回の演奏者の時はLFJファンの方が通りすがりに
暫く立ち止まって演奏を聞き少したつと又他の演目に
立ち去っていくという光景が沢山見られたのですが
鍵盤男子の演奏の時にはその迫力に皆様ビックリされたのか
その場から動かれません。
そのために人の輪はどんどん膨れていくばかり
大トリのお役目、しっかり果たしていると思います。

剣の舞 (ハチャトゥリアン)

鍵盤男子最後の一曲。
ラストはこれ、高速連打の連続、目にも留まらぬ鍵盤の
妙技、会場はその指先に釘付けとなっています。
終わると大歓声「ブラボー」「ブラボー」の嵐

二人は前、後ろ、右、左にと丁寧にお辞儀
上階のお客様には帽子を振ってのアピール。

今回は45分の時間の半分を担当。
最後に5日に始まったばかりの鍵盤男子のHPやツイッターの
宣伝をしてLEGENDと交代。


ソリストとしての鍵盤男子からLEGENDの伴奏者へと
匡ちゃんが帽子を脱ぐことでチェンジ。

LEGENDを紹介するのは健ちゃん

「次は日本で初めてのオペラユニット、僕たちがいつも
お世話になっているLEGENDの皆様です」

少し、複雑な心境。
LEGENDは7人、いつもそう思って見てきました
いつもなら初めに鍵盤男子が弾いて途中でLEGENDに変り
最後は皆で一緒にラスト
今回のように完全に独立したスタイルに立派に
独り立ちしたという喜びとと同時に一抹の寂しさも。

これは私だけでなくほかの皆様も異口同音に同じような
事を仰っていましたね。

さーー、お待たせしました
LEGENDの歌が始まります。





鍵盤男子スプリング・スペシャルライヴ 二部

2013-05-04 15:19:50 | LEGEND
今回も日本中から大勢の遠来のお客様。
私も久しぶりに、旭川、広島、九州のお友達や
ファン友さんにお目にかかれてとても楽しかったです。
LEGENDや鍵盤男子の経済効果、凄いものですね。

ウィリアム・テル序曲(ロッシーニ)
昨年のツァーの二部最初で弾かれたこの曲。
あの時より長くしてあるとの説明でした。

終わってマイクを握った匡ちゃん

「大井さん」
会場から笑い声が起きます。

「え、おかしいですか? ジャーなんて呼んだら?」
客席から「タケシさん、タケチャン」と口々に

何を思ったか匡ちゃん、次に
「たけしくん」

そして「先輩ですからやはり大井さんになってしまいます」
LEGEND軍団、先輩後輩のけじめはきっと厳しいのですね。

舞台上では態度が大きいと何時もあきさんに言われている
匡ちゃん、現実は礼儀を知っている可愛い後輩です。

ここで急に健ちゃんが改まって本日の衣装の話を
始めました。

衣装と言うよりカジュアルな今時のお洋服

健ちゃん
薄いグレーのジャケット、襟は黒

中に不規則な黒とグレーの横じまのTシャツ
その中から裾に薄いブルーのシャツが見えています。

パンツは細身のエンジ

匡ちゃん
ブルーの縦じまのシャツ、身ごろに天使や鳥が水玉の
布地などでアップリケされています。

パンツは薄いグレーのお馴染みサルエルパンツ
それもかなりだぼっとしていました。

裾から覗く靴下は黄色やトルコブルーなど5色くらいの
パッチワーク。

そして今やトレードマークとなりつつある帽子
ピンクベージュのストローハット、

よく見るとお二人の洋服はお互いの色をそれぞれに
取り入れたとても手の込んだコーディネート。

このコーディネートをされたのはfrapboisの店長さん

http://www.frapbois.jp/
多分、客席にいらしたのでしょう。
感謝を込めて「有難うございます」と一礼。

一寸話がそれましたがここより映画音楽

Waltz For Debby

ニューシネマパラダイス

ハリーポッター

007

弾き終わると頭の中から曲名が消えてしまうのか
順番に曲名がなかなか出てきません。
Waltz For Debbyだけは映画音楽と言うより健ちゃんの好きな
ジャズピアニスト ビル・エヴァンスの作品ですね。

ここで「告知があります」とマイクを握った健ちゃん
それを怪訝そうな顔をして見る匡ちゃん

「告知は次の曲の後でしょう?」

どうも健ちゃんの早とちりだったようです。
盛り上がってきた会場にきっと興奮していたのでしょう。

ハンガリー狂詩曲(フランツ・リスト)
リストは作曲家でありピアニストとしても有名な人。
説明しながら匡ちゃんがぽつんと
「私のことではないですよ」

そういわずにリスト以上になってください。

画面で見ているとリズムを取るのに大きく手を上下する
のですが勢いに乗るとその手が画面から消えてしまうくらいの
大熱演。
最後の音が終わる前から拍手とブラボーが飛び交いました。


ここで正式告知

7月6日(土)13時??~正式時間はHP見てください。
鍵盤男子サマーコンサート
音楽の友ホール(東京都新宿区神楽坂)

http://www.opera-legend.jp/info/まだ告知されていないかも知れません。
本日の恵比寿が完売したので7月も出来ることになったとか。
2ヶ月ありますので又きっと新曲の披露もある事でしょう。


そして5月5日はラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
丸ビル1階マルキューブ
18時30分~

LEGEND + 鍵盤男子
勿論、鍵盤男子のみの演奏も有ります。
この日は丸ビルの大トリ。
一日置いて又来て下さいねと要請もありました。
大勢のファンで盛り上げたいですね。

今回のラ・フォル・ジュルネのテーマはラン

鍵盤男子のモットーは「楽しくてノリノリのコンサート」
当日用に選んだのは鍵盤男子らしいフランスの作曲家 モーリス・ラヴェル
その曲を当日に先駆けて昨日のコンサートで披露して
下さいました。

ファンファーレ

ボレロ

一曲目はあまり知られていない曲ですがそれぞれが
違う調で弾く復調の曲、子供の為のバレエ曲のようです。

そして二曲目はあまりにも有名なこの曲。
皆、そのリズムに酔いしれます。

終わると二人は退場
あら、最後の曲って言っていなかったのに又演出かな?
と思っているところに再登場。

「すみません、最後の曲って言い忘れました」(笑×5)

アンコール

ファシネーションダンサー
サンバのリズムの軽やかな曲。
始まる前に健ちゃんが「皆さん、僕と一緒に手拍子で」
会場皆で楽しく体が揺れます。

本当に二人は乗っていましたね。
そして会場は二人を乗せていましたね。
鍵盤男子らしい乗り乗りのアンコール。
舞台も客席も一体です。

この曲だけは曲名を言わなかったのです。
お見送りの時に伺いましたが回りに大勢の人で曲名が
定かではありません。
間違っていましたらお許し下さい。


ここで再度告知
健ちゃんがいたずらっ子のようにニコッとして

「5月5日の0時にブログを見てもらうと何かが
変ります」
今夜の0時シンデレラタイム、さて何が出てくるのでしょうね。

剣の舞(ハチャトゥリアン)
この頃はガウチョからこちらに最後は変ったようです。

鍵盤男子の代名詞3つ全てが詰まった素晴らしいフィナーレ。

会場の興奮は読んでくださった皆様にもきっと想像が
つくことと思います。
満席の中で燃焼しつくしたコンサート。

鍵盤男子の二人、素晴らしい演奏のプレゼントを有難う。



お見送りで一寸気になりました。
二ヶ月ぶりに会った健ちゃんの痩せ具合、顎の辺りが
鋭くなっているのです。

健康あっての演奏、心してくださいね。


鍵盤男子 IN アート・カフェ 第一部

2013-05-04 11:56:09 | LEGEND
ご無沙汰しています。

ブログ、丁度2ヶ月空いてしまいました。
気になって見に来てくださった方、申し訳ありません。
3月に家庭の事情で暫く時間の余裕が無くLEGENDのコンサートも
お休み状態、地方の公演にも行くことが出来ずにこちらのブログも
お留守になってしまいました。

昨日のコンサートでも色々な方から「具合でも悪いのですか?」と
声をかけていただき恐縮してしまいました。
私はとても元気です。3月末で仕事も退きましたので体調は
有り余るくらい・・・・・・

さーーー、久しぶりにコンレポお届けします。

私の大好きな、心の源とも言える(一寸大げさです)
鍵盤男子のライブ、ご相伴下さい。

2013・5・3 於 恵比寿アート・カフェ
鍵盤男子スプリング・スペシャルライヴ

会場は歩くのも侭にならないほどの大賑わい。
立錐の余地もないと言うのはこういうのを言うのかな?

  

何時もなら正面中央に置かれるピアノが今日は
正面右手に寄せられている。
理由はこちら

  

100インチはあろうかと言う大きなスクリーンが正面に。
このおかげで顔しか見えない位置、後ろのお席の方も
しっかり楽しめます。
顔も手も見えるコンサート、画期的です。

第一部

二人が現れると同時に「わーー」と歓声。

相変わらず今日もスタイリッシュ。
お洋服に関しては後ほど。

仮面舞踏会(ハチャトゥリアン)
MCもなく席に座るとお馴染みのこの曲が。
本日はUSTREAM で日本中に中継が入っていました。
後から見られた方に伺うと2分くらいで切れて
しまったとの事。
せっかくの新しい試みですからせめてMCの部分まで
見せて差し上げられたら良かったですね。

k「皆様こんばんわ」
T「ゴールデンウィークで海外に行きたかったのに
急遽キャンセルして今日ここに来てくださった
のかなーー?皆様有難うございます」

MCにユーモアもシッカリ入れられるようになった健さん。
ライヴの進行も慣れてきましたね。
あきさんのような滑らかさではなく考え考え言葉を繋ぐ様が
会場をほっとさせます。

ここで後ろのスクリーンに関しての説明。
鍵盤男子の2月の佐世保のコンサートに続いて
2度目の試み、このスタイルを鍵盤男子の定番と
していくようです。
彼らは先に目標を見据えてそれを確実にこなして
いっていますね。

ヴォカリーズ (ラフマニノフ)
これは新曲でしょうか?初めて聞きました。

歌詞のない歌曲と言われていると説明をされていましたが
静かなバロック調の憂いをおびた作品でした。

終わって匡ちゃん
「静かな曲は先に済ましてこの後はどんどん盛上げて
いきます」
その後のMCが繋がらなくなり健ちゃんにバトンタッチ

T「演奏会で何を弾くか僕達のレパートリー表を見て
鍵盤男子になる前に演奏をしていて今は弾いていない
ものを発掘しました」

K「あーーそうだ思い出した

シェヘラザード (リムスキー=コルサコフ)
千夜一夜物語をモチーフとしたおなじみシンドバッドの冒険。
実際には45分くらいの大曲ですが今回は鍵盤男子オリジナル
アレンジで少し短めにしてありました。

健ちゃん曰く
海の上、船の航海、そして祭りの場面。
ここから最高潮に達し、最後は又海の上に戻り
大団円となる
そんなイメージで聞いてください。

先にこういう説明があると曲もとても楽しく聞くことが
出来ますね。

この曲が最初に弾かれたのは3年くらい前だったでしょうか
今日の会場で毎月のようにLEGENDがお勉強会のように
色々な試みを見せてくれていたその一つ、ピアノDUOの
時に弾かれたのが最初だったと記憶しています。
あの頃はMCもあきさんがナビゲーターとして務めて
いられて一曲一曲細かい説明がありましたね。
あれはあれでとても勉強になりましたが今の彼らだけの
スタイル、とっても良いと思います。

ごめんなさい。鍵盤男子びいきの為に褒めすぎのところが
多々有るかもしれません。

鍵盤男子の代名詞は

早弾き
超絶技巧
高速連打

それを最初にやったのがこの曲だったそうです。

弾き終わって
T「何回叩いたでしょうね」

ここで中村先生のご説明
早く指が動けば良いものでもなく鍵盤を叩いて
元に戻ってくる時間を考えるとタイミングが
とても難しい。
グランドピアノに比べるとアップライトは戻りが
遅い。
ただ現代は技術が良くなりヤマハなどから戻りの早い
アップライトも出されているそうです

カルメンファンタジー(ビゼー)
数々のカルメンの名場面をちりばめた一曲。
闘牛士から始まり、ハバネラ、花の歌 他

鍵盤男子の三大特長を駆使しての力作

終わって拍手とブラボーの嵐。

ここで一部終了です。