横浜物語

横浜の一角から色々な情報を発信します。

LEGEND IN LFJ2013

2013-05-07 18:34:34 | LEGEND
LEGENDの歌をレポートする前にもう一つ彼らの
人気を物語るお話を致しましょう。

何時もの年なら始まる30分くらい前に行けば
座れないにしても立ち見の前のほうで見ることが
可能でした。
今年もそんな思いでいましたが早めに着いて
お茶でも飲みましょうそんな気持ちで会場に
行ったところ建物の外に行列が出来ています。

「あれは」と伺うと17時からのコンサートを
待っている方たちの列と知り「LEGENDは?」
と伺ったところ「18時からお並びください」と
係員の方のご説明。
「え、18時からで大丈夫ですか?かなり大勢の
方が見えますよ」とお答えしたところ相手は困ったお顔。
そこにカンパニーの堀○さんが通りかかられて
「Tさん、どうしました?」
事情をお話しすると係りの方に色々聞いてくださる。

そして急遽、今から並んでくださいと言う事に。

時、15時50分。

1時間もしないうちに100人くらいの方が並ばれました。

18時半から始まるのに18時に並んでいたら収拾がつかなかった
と思いますが係りの方たちまさかここまで並ぶ人が
いるとは思っていられなかったようです。

では前置きはこの位にして

健ちゃんに紹介されてLEGENDの登場です。

闘牛士の歌(ビゼー)
エスカミリオならぬ浩史さんの第一声で幕開き
力強い低音で高らかに歌い上げると次にうっちー様
そして3人のテノールに繋がれて行くあまりにも
有名なこの曲、クライマックスの

「トーレアドール、トーレアドール」

5人の凛々しい闘牛士、そして歓声沸き立つ闘牛場の
観客ならぬ丸ビルのお客様。
鳥肌が立つくらい素敵な5人でした。

歌い終わるとメンバーはそれぞれに各方向に頭を
下げ上の階には手を振ってご挨拶。

今日の5人の衣装は濃いチャコールグレーのスーツ、
場所によっては光って見えるお洒落な生地。
中には全員、黒のシャツ。それぞれがチーフの色を
替えたりネクタイをしていたりスカーフをしていたり
個性豊かないでたち。
越路吹雪さんが歌われたシャンソンに「パリ野郎」と
いうチョイ悪親父を歌った歌がありますが今日の5人は
素敵なお洒落な「パリ野郎」でした。

ここで初めて見られた沢山のお客様にメンバー紹介
内容的には殆ど何時もと変りません。
あきさんも時間の短いのを意識されてかMCはあまり無く
次の曲へと入ります。

夢のあとに(フォーレ)
夢の中で恋しい人を見かけ追いかけて一緒に旅立つ
ものの目が覚めたら夢だったと知り嘆き悲しむそんな
曲を5人は優雅に歌い上げていきます。
闘牛士が動ならこちらは静、
「オペラユニット」の真髄発揮ですね。

終わって一瞬の静寂の後に大きな拍手

吉「LEGENDは盛り上がりを一度落として又あげるのが
 パターンになっています。静かな曲の後は又この
 曲で盛り上がっていただきます、そしてこれが最後の
 曲となります」

エーーーーっと言う観客に
「アンコールがありますから・・・」

こんなMCの間にも2階から上のほうで立って見ている
お客様に対して手を振り続けるうっちー様
背中側に座っているお客様に会釈する柿さん。
LEGENDくらいファンを思ってくれるアーチストって
他にいるのでしょうか?

グラナダ(ララ)
LEGENDも鍵盤男子も映える曲といえば勿論これ。
初めてLEGENDを見られたお客様が「ほーーーー」という
声にならない声を出され通路を歩いている方が思わず
立ち止まって見入ってしまい係りの方に「止まらないで」と
制されていたりLFJのフィナーレと言うこともあり
ロビー全体、吹き抜けのてっぺんまで空気が一つに
なったそんな感じでしたね。
いつも聞くホールではなくこの広い空間、歌っている
5人もきっと気持ちが良かっただろうなと推察します。

読んでくださっている皆様もどうぞその景色の中に
自分の身を置いてみてください。

終わると万雷の拍手、喝采。

久しぶりにLEGENDらしいLEGEND見た気がしました。
周りで聞いていらしたお友達も皆様そんな思いで
いらしたみたい。

歌い終わってあきさんが会場に
「お時間の余裕は有りますか?」

ここで告知
紀尾井ホールのツァーとHP,mixi、ツイッターなど

アンコールは何時ものイントロ
「えーー、もうこの曲」

オーソレ・ミオ
歌い始めのうっちー様が客席の停止線の外に出られると
危険防止の為か係りの方が横にぴったりくっついて
行かれる。
二番手の柿さん、そして糧さんも客席に降りられたものの
殆ど歩き回られず浩史さん、あきさんは舞台の上で360度
ぐるっと歩きながら歌い続けられる。
大勢のお客様ゆえ怪我でもあってはいけないと今日は
歩き回り禁止令でも出ていたのかな?

  

最後にふさわしく大歓声の中終了。

45分で二組と言うのはやはり時間が足りないですよね。
来年は是非、それぞれが一枠づつの演奏をして下さる事を
願います。

一つだけ苦言を
これは昨年も感じたことですがマイクの調整がとても悪くて
マイクの入っている人、入っていない人5人の声がとても
アンバランスに聞こえるのです。
2階の吹き抜けで聞いていたお友達はMCが全然聞こえ無かったとか。
コンサートホールではないあの環境では完璧を望むのは
無理なのかも知れませんがやはり5人には完全な状態で
歌わせてあげたい、初めて聞かれる方も沢山いらしたので
尚更それを感じました。

久しぶりのLEGEND,やはり貴方達は本当に素敵です。
夢のような時間を有難うございました。
そして伸び盛りの鍵盤男子、同じように有難う

      

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日2013

2013-05-07 14:22:24 | LEGEND
ゴールデンウィークが終了いたしました。
皆様お休みを満喫なさいましたか?
私は3日、5日とLEGENDがらみ まさに「黄金週間」でした。

毎年丸の内エリアで開催されるクラシックファン待望の
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンも数えるところ今年は
9回目。
その年によって音楽祭のテーマ作曲家が設定されその作品が
数々の演奏家によって演奏されますが今年のテーマは

「パリ、至福の時」

  

3日~5日の間に有料コンサートが135、フリーコンサートが120余

どれを見よう、そんな贅沢な悩みも出るくらいのコンサート三昧

LEGEND,鍵盤男子は昨年に続いての出演。
しかもエリア会場のメインステージの大トリを勤めました。

2013・5・5 於丸ビル1階マルキューブ
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013

1階のロビーに置かれた140席くらいの椅子。
そしてその周りに360度お客様が二重三重に立たれ
2階~5階までの吹き抜けの周りにも同じく大勢の
お客様。

 
当日は撮影禁止の為にブログからお借りしました

多分600人くらいいられたのではないでしょうか?

こちらはその前に演奏していられたグループ
  
LEGENDがどのくらい人を集めたか分かりますでしょう。

第一部 鍵盤男子
仮面舞踏会(ハチャトゥリアン)

鍵盤男子の始まりはこの曲が定番になってしまいましたね。

弾き終わって健ちゃんがマイクを握り

「皆様、こんにちわ。僕達鍵盤男子と言う分かりやすい
名前で活動をしている二人です」

本日は時間が限られているからか殆ど話も無く次の曲。

フランスを代表する作曲家といえばこの方

カルメンファンタジー (ビゼー)
気のせいかもしれませんが一昨日の恵比寿のライヴより少し
編曲が短くしてあったように感じましたが気のせいかな??

超絶技巧、高速連打 の連続。

初めて聞かれたお客様が「すごーーい」と仰ってるのが
聞こえます。

勿論、一曲終わるたびに「ブラボー」が大向こうからも
かかっていました。

ボレロ(モーリス・ラヴェル)

「この日の為に特別にアレンジした曲です」
匡ちゃんがそう話しているうちに待てないように健ちゃんが
弾き始めます。

前の回の演奏者の時はLFJファンの方が通りすがりに
暫く立ち止まって演奏を聞き少したつと又他の演目に
立ち去っていくという光景が沢山見られたのですが
鍵盤男子の演奏の時にはその迫力に皆様ビックリされたのか
その場から動かれません。
そのために人の輪はどんどん膨れていくばかり
大トリのお役目、しっかり果たしていると思います。

剣の舞 (ハチャトゥリアン)

鍵盤男子最後の一曲。
ラストはこれ、高速連打の連続、目にも留まらぬ鍵盤の
妙技、会場はその指先に釘付けとなっています。
終わると大歓声「ブラボー」「ブラボー」の嵐

二人は前、後ろ、右、左にと丁寧にお辞儀
上階のお客様には帽子を振ってのアピール。

今回は45分の時間の半分を担当。
最後に5日に始まったばかりの鍵盤男子のHPやツイッターの
宣伝をしてLEGENDと交代。


ソリストとしての鍵盤男子からLEGENDの伴奏者へと
匡ちゃんが帽子を脱ぐことでチェンジ。

LEGENDを紹介するのは健ちゃん

「次は日本で初めてのオペラユニット、僕たちがいつも
お世話になっているLEGENDの皆様です」

少し、複雑な心境。
LEGENDは7人、いつもそう思って見てきました
いつもなら初めに鍵盤男子が弾いて途中でLEGENDに変り
最後は皆で一緒にラスト
今回のように完全に独立したスタイルに立派に
独り立ちしたという喜びとと同時に一抹の寂しさも。

これは私だけでなくほかの皆様も異口同音に同じような
事を仰っていましたね。

さーー、お待たせしました
LEGENDの歌が始まります。