今朝、4時過ぎにスーが亡くなりました。
我家にもらわれてきてから16年弱、気位が高くて
気に入らなければどんなに呼んでも知らん顔。
寂しい時だけすりすりしてくるそんな子でした。
パソコンが大好き。
私がパソコンを開くとその傍らでじっと覗き込んで
大人しくまっています。
ここ一ヶ月は自分の最期が分かっていたのでしょうか?
どんな時も私の膝から離れませんでした。
夜寝るときには私の胸の上に乗っかって眠っていました。
別れの時がくるのは覚悟していましたがやはり辛いです。
母が亡くなってから13年、本当に癒しをくれました。
点滴を外され注射も打たなくてすむ様になった安堵から
でしょうか。
お昼寝のまま旅立ったような顔に
「もうがんばらなくていいよ」と・・・・・・
友人が言ってくれたようにバスタオルに包んで
家に連れて帰ってきました。
葬儀社の方が来て下さるまでの間暫く二人っきりの
時を過ごします。
「ありがとう、すーちゃん」
虹の橋を渡り、花畑の中、お友達が沢山居る所で暮らします。
貴女も、安心してお別れして下さいね。
すてきなママと一緒に暮らせて。
こんな言葉をみつけたことがありました。
「命だって、いつか終わりがくる。でも、私たちが出会って一緒に過ごした時間が消えてなくなるわけじゃない」
パソコンにも近寄れないくらいの多忙さでしたが、ふと立ち寄ってみれば…びっくりです。
それでも、穏やかな最後の様子に安堵します。
仏教では生と死を分けません。
「生死」という言葉は反対語ではなく、同じ意味を持つと言われます。
生きること、しぬること、どちらも貴女に寄り添ってある命なのでしょうね。
人間の歳で考えたら、大往生だったのですね。