昨夜から一晩空けた外は一面の雪。
こちらの方には申し訳ないですがせっかく北国に来たのですもの
やはり見たいのは雪景色、右から左に雪が舞っています。
外の温度はマイナス3度。
でもあまり寒く感じません。
今日は午後から旭川へ、その前に昨晩の二部のご報告を
二部
定刻のベルが鳴ると同時に燕尾服からスーツに着替えた「鍵盤男子」登場。
2人で舞台中央に立つと先ずはMC
「皆様、今晩は鍵盤男子です」
これだけで会場は拍手と共に歓声でざわめき立つ。
健ちゃんが話しそれに匡ちゃんが相槌を打つという感じ。
健ちゃん、珍しく緊張していたのか台詞が棒読み。
匡ちゃんは余裕綽々、若手漫才コンビのようでしたよ。
白鳥 (サンサーンス)
仮面舞踏会(ハチャトゥリアン)
健「この曲は浅田真央ちゃんがトリプルアクセルを2回飛んだ時の曲です」
匡「よーーく覚えているね」
ずっとこんな調子の会話が続きます。
引き終わって健ちゃん一人退場。
匡ちゃんの弾き始めた曲は「ん、あの曲?」と思うまでもなく
後ろの扉よりうっちー様登場。
勿論、口には深紅の薔薇。
ベッサメムーチョ
会場中を回って薔薇を配りその都度大きな拍手。
もらった奥様やお嬢様は本当に嬉しそう。
舞台に戻ったうっちー様を捕まえてあきさん曰く
「本当にこの曲は盛り上がるよね、6年間に何本配った?」
「そうだな、200~300本くらいかな」
「日本一の薔薇配達人だね」
ここから花繋がりで次の曲へ進む。
花 (滝廉太郎)
「春のうららの豊平川、上り下りの鮭の群れ」こんなうっちー様の台詞に
「それはないだろう、鮭の遡上は秋だよ」
こんな愉快なやり取りが続く。
前奏が終わり、歌い始めたうっちー様
あら、何かおかしい。
うっちー様の歌っていられるのはメロディーではなく下のハモリのパート。
あきさんに窘められて一言、「だってこれしか歌ったことないんだもの」
「それでは会場のお客様の中で上を歌える方に歌ってもらいましょう」
会場は シーーーーーーン。
2人で客席に背中を向けてこそこそ、声は全部マイクに入っています。
「テノールのあきが歌えばいいじゃない」
「だって、二重唱は次の曲からだよ」
「そんなの黙っていたら分からないよ」
改めてお2人で「花」
息もピッタリ、模範的な「春のうらら・・・・」でした
予定より前にうたったあきさん
「あーー、緊張した」
一緒に歌ったうっちー様
「あーー、心強かった」
お2人がこれからやりたい事。
うっちー様は時代劇が大好き、大河ドラマに出たい。
あきさんは今はまっている朝の連続ドラマに出たい。
でも2人の大きな夢は某NHKのあかしろ歌合戦。
「どうにかなりませんかねーー」と会場に投げかけ笑いを取る。
時代劇といえば昨年あきさんが名古屋で主役として出演された
「本能寺が燃える」そのお稽古の相手役を務めてくれたのが
うっちー様、あきさんより早く台詞が入ってしまい内心
本番でその役を勤められた方が穴を開けられないかなと
思っていたとか。
昨晩もそのお稽古の成果を2人プラス匡ちゃんで芝居入りで
「久しぶりにやっちゃう?」と言って見せてくださった
歌の前に
斉藤道三: 「光秀、光秀、光秀はおるか?」
明智光秀: 「はい、只今。何か御用にござりましょうや?」
斉藤道三: 「光秀は隣国尾張の信長を知っておるな?」
明智光秀: 「はい、御館様が先日『大空けであるが何を仕出かすか分からぬ危険な男』と申された御仁にござります。」
こんな台詞が延々と続きます。
2人ともすっかりその役になりきって本当にお上手でした。
脅威 (ラジオミュージカル本能寺が燃えるより)
明智光秀→真面目→僕ピッタリ あきさんの本音です(笑)
歌い終わって
「美濃の国(岐阜県)に行って史跡めぐりしたいね」
「あき、史跡めぐり好きだよね、自分の趣味を押し付けないでよ」
会場が沸きに沸いているうちに時間は瞬く間に過ぎていきます。
「次の曲で最後なんです、でも4月には又キタラに帰ってきますから」
キタラは完売という報告に会場からは大拍手。
「新作の劇を引っさげてきますからね」
最後の一曲は
トランプの二重唱(ドゼニッティ喜歌劇リタより)
一人の女性を巡ってお互いに譲り合う2人が決着をつけるために
トランプで勝負をつけます。
ずるをして勝ったのはあきさん、負けたうっちー様の嘆きよう。
2人の仲の良さがデュエットにもはっきり現れ聴いている観客が
どんどん舞台に引き込まれていきます。
ここで楽しかったコンサートも終了
いったん全員が下手に退場。
大きな拍手に迎えられうっちー様と健ちゃんが登場
初恋 (石川啄木、一握の砂より)
笑いに笑った会場が一瞬にしてシーンと静まりかえりうっちー様の
歌声が淡く切なく響いてゆきます。
思わず瞼の奥がジーンとなる位の感動の一曲でした。
オーソレ・ミオ
いつもなら5人で歌うこの曲、自分がどのパートを歌ってよいのか
分らなくなり二人して「どうぞ、どうぞ」の連続。
伴奏の健ちゃんは右を見て左を見て大忙し。
勿論間奏のピアノパートは何時にも増して迫力満点。
5人居なくてもこんなに素晴らしいコンサートが出来るのです。
遠かったけれどきてよかった、そんな思いを強くした昨夜。
毎回思うことですが故郷のコンサートって暖かくて良いですね。
今日はこれから旭川へ、
横浜市民の私が旭川音鑑の俄か会員になります。
今晩はご報告できないかも・・・・・・・
こちらの方には申し訳ないですがせっかく北国に来たのですもの
やはり見たいのは雪景色、右から左に雪が舞っています。
外の温度はマイナス3度。
でもあまり寒く感じません。
今日は午後から旭川へ、その前に昨晩の二部のご報告を
二部
定刻のベルが鳴ると同時に燕尾服からスーツに着替えた「鍵盤男子」登場。
2人で舞台中央に立つと先ずはMC
「皆様、今晩は鍵盤男子です」
これだけで会場は拍手と共に歓声でざわめき立つ。
健ちゃんが話しそれに匡ちゃんが相槌を打つという感じ。
健ちゃん、珍しく緊張していたのか台詞が棒読み。
匡ちゃんは余裕綽々、若手漫才コンビのようでしたよ。
白鳥 (サンサーンス)
仮面舞踏会(ハチャトゥリアン)
健「この曲は浅田真央ちゃんがトリプルアクセルを2回飛んだ時の曲です」
匡「よーーく覚えているね」
ずっとこんな調子の会話が続きます。
引き終わって健ちゃん一人退場。
匡ちゃんの弾き始めた曲は「ん、あの曲?」と思うまでもなく
後ろの扉よりうっちー様登場。
勿論、口には深紅の薔薇。
ベッサメムーチョ
会場中を回って薔薇を配りその都度大きな拍手。
もらった奥様やお嬢様は本当に嬉しそう。
舞台に戻ったうっちー様を捕まえてあきさん曰く
「本当にこの曲は盛り上がるよね、6年間に何本配った?」
「そうだな、200~300本くらいかな」
「日本一の薔薇配達人だね」
ここから花繋がりで次の曲へ進む。
花 (滝廉太郎)
「春のうららの豊平川、上り下りの鮭の群れ」こんなうっちー様の台詞に
「それはないだろう、鮭の遡上は秋だよ」
こんな愉快なやり取りが続く。
前奏が終わり、歌い始めたうっちー様
あら、何かおかしい。
うっちー様の歌っていられるのはメロディーではなく下のハモリのパート。
あきさんに窘められて一言、「だってこれしか歌ったことないんだもの」
「それでは会場のお客様の中で上を歌える方に歌ってもらいましょう」
会場は シーーーーーーン。
2人で客席に背中を向けてこそこそ、声は全部マイクに入っています。
「テノールのあきが歌えばいいじゃない」
「だって、二重唱は次の曲からだよ」
「そんなの黙っていたら分からないよ」
改めてお2人で「花」
息もピッタリ、模範的な「春のうらら・・・・」でした
予定より前にうたったあきさん
「あーー、緊張した」
一緒に歌ったうっちー様
「あーー、心強かった」
お2人がこれからやりたい事。
うっちー様は時代劇が大好き、大河ドラマに出たい。
あきさんは今はまっている朝の連続ドラマに出たい。
でも2人の大きな夢は某NHKのあかしろ歌合戦。
「どうにかなりませんかねーー」と会場に投げかけ笑いを取る。
時代劇といえば昨年あきさんが名古屋で主役として出演された
「本能寺が燃える」そのお稽古の相手役を務めてくれたのが
うっちー様、あきさんより早く台詞が入ってしまい内心
本番でその役を勤められた方が穴を開けられないかなと
思っていたとか。
昨晩もそのお稽古の成果を2人プラス匡ちゃんで芝居入りで
「久しぶりにやっちゃう?」と言って見せてくださった
歌の前に
斉藤道三: 「光秀、光秀、光秀はおるか?」
明智光秀: 「はい、只今。何か御用にござりましょうや?」
斉藤道三: 「光秀は隣国尾張の信長を知っておるな?」
明智光秀: 「はい、御館様が先日『大空けであるが何を仕出かすか分からぬ危険な男』と申された御仁にござります。」
こんな台詞が延々と続きます。
2人ともすっかりその役になりきって本当にお上手でした。
脅威 (ラジオミュージカル本能寺が燃えるより)
明智光秀→真面目→僕ピッタリ あきさんの本音です(笑)
歌い終わって
「美濃の国(岐阜県)に行って史跡めぐりしたいね」
「あき、史跡めぐり好きだよね、自分の趣味を押し付けないでよ」
会場が沸きに沸いているうちに時間は瞬く間に過ぎていきます。
「次の曲で最後なんです、でも4月には又キタラに帰ってきますから」
キタラは完売という報告に会場からは大拍手。
「新作の劇を引っさげてきますからね」
最後の一曲は
トランプの二重唱(ドゼニッティ喜歌劇リタより)
一人の女性を巡ってお互いに譲り合う2人が決着をつけるために
トランプで勝負をつけます。
ずるをして勝ったのはあきさん、負けたうっちー様の嘆きよう。
2人の仲の良さがデュエットにもはっきり現れ聴いている観客が
どんどん舞台に引き込まれていきます。
ここで楽しかったコンサートも終了
いったん全員が下手に退場。
大きな拍手に迎えられうっちー様と健ちゃんが登場
初恋 (石川啄木、一握の砂より)
笑いに笑った会場が一瞬にしてシーンと静まりかえりうっちー様の
歌声が淡く切なく響いてゆきます。
思わず瞼の奥がジーンとなる位の感動の一曲でした。
オーソレ・ミオ
いつもなら5人で歌うこの曲、自分がどのパートを歌ってよいのか
分らなくなり二人して「どうぞ、どうぞ」の連続。
伴奏の健ちゃんは右を見て左を見て大忙し。
勿論間奏のピアノパートは何時にも増して迫力満点。
5人居なくてもこんなに素晴らしいコンサートが出来るのです。
遠かったけれどきてよかった、そんな思いを強くした昨夜。
毎回思うことですが故郷のコンサートって暖かくて良いですね。
今日はこれから旭川へ、
横浜市民の私が旭川音鑑の俄か会員になります。
今晩はご報告できないかも・・・・・・・