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横浜物語

横浜の一角から色々な情報を発信します。

敵情視察(笑)

2012-02-09 18:08:06 | コンサート
私が勝手にLEGENDのライバルと思っている「Le Velvets」
彼らのコンサートが昨晩有楽町の「国際フォーラムCホール」で行われた。


初めての全国ツァーだというのに初日会場が
「国際フォーラム」とは。
それだけでも何となく悔しくて。

相手はどんなコンサートをするのだろう?
興味もあって出かけて見た。
無視すれば良いのに出来ないのが私の可笑しいところ。

1500人の会場、完売と聞いていたが実際には
3階席は前2列くらいで後はガラガラ、2階席も
空白が目立つ。1000人入っていなかったのでは
ないだろうか。

オープニングは漆黒の闇の中、4挺のヴァイオリンと
1挺のチェロからなる「ル・ベルベッツストリングス」の
バッハの無伴奏チェロ組曲で厳かに始まる。

うーーーん、凝っているなー。
これが正直な気持ち。

アメージング・グレース
生きる (イタリアンポップス)
TIME TO SAY GOOD-BYE
優しさに包まれて(ユーミン)
星に願いを(ディズニー)

クラシックコーナー
グラナダ
アヴェ・マリア
誰も寝てはならぬ

涙の太陽 (ギーラギーラ太陽が・・・)
ルビーの指輪 (寺尾聡)
勝手にしやがれ(沢田研二)
Can't Take My Eyes Off Of you
オーソレ・ミオ
Let's kiss tonight(オリジナル)
クィーンメドレー

アンコール
第九 (歓喜の歌 日本語バージョン)

数曲漏れがあると思いますがこれだけの曲を1時間40分くらいで
歌い上げました。

歌は全員音大出身、オーディションで集められた方たちですから
基礎もできていて上手、特にハモリなど最高。
歌のエンディングもとても見事、一糸乱れぬ終わり方。





でも、なんか違う。
LEGENDとは路線が違うことをはっきり認識。
全てポップ調、ロック調、踊りを交えマイクがんがん。
照明は赤や青や黄色が舞台中を右に左に交差し華やか。

でも最後のスタンディングが一切有りませんでしたね。
「ブラボー」もなし、黄色い歓声はありました。

多分、このグループはクラシックを見放してこの路線に
進むことを目指しているのでしょうね。
大きく力を入れていられる湯川れい子さんの感覚が一杯。
昨晩の舞台の監督は俳優の奥田瑛二さん。
勿論お二人並んで客席で鑑賞です。

ピアノだけの演奏でクラシックの世界を守った上で他の
ジャンルに挑戦しているLEGENDとは並び得ない。
それが分かっただけでも見てきた甲斐があったかな。

向こうがTVに出たからってもう羨ましがることもないかも。
クラシックの世界はもっと地味なものだもの。

人間の小さな私、とうとう最後まで拍手をしませんでした。


帰りのロビーで偶然お目にかかったLEGENDファンの方、
そんなお話をしたら「あら、私もよ、LEGENDとは異質な
物ってわかってよかったわ」そう仰いました。


この後、広島、大阪、名古屋とツァーは続くようです。
興味ある方は是非ご覧になってみてください。
ライブを楽しむ意味では見ごたえのあるコンサートだと思います。



もう一つの第九

2011-12-30 15:30:50 | コンサート
遅い昼食を食べながら見るともなしにNHKのドキュメンタリー
「届け!復興の歌声~釜石・歓喜の“第九”~」を見る。




コンサートというより当日までの出演者の過程

被災地釜石の中でも一番被害の大きかった地区にある
釜石東中学の生徒さんたちの物語。
全国からの支援に感謝をする為に第九の音楽会に参加して
元気な姿を見てもらうのと同時に感謝の気持ちを表そうという
趣旨。

ドイツ語はおろか音楽にも程遠い学生がほとんど。
4ヶ月間の練習は思うように行かないことも度々。

第九の合唱の最初は「フロイデ」

ドイツ語で「Freude」と書きます。意味は、「歓喜、喜び」
その最初の呼びかけがなかなかうまく行きません。
責任者の中学生の男の子が何度もダメ押しするもうまくいかず。
彼は自分なりに練習の方法を考え皆を引っ張っていこうと一生懸命。

釜石の第九は昔から市民の皆さんが歌い続けてこられたようだが
中学校全員が出るのはこれが初めて。
紆余曲折を経て当日を迎えます。

     フロイデ
見事に出ました。





何気なく見ていた番組に途中から没頭。
見ながら涙が止まらなくなり最後は嗚咽まで・・・・

N響の第九に勝るとも劣らない素晴らしい第九でした。

釜石東中学の皆様、貴方達の「フロイデ」は見つかりましたか?
私達は皆貴方達の未来を応援していますよ。

毎年恒例の

2011-12-28 15:02:48 | コンサート
昨夜は従弟の在籍するNHK交響楽団の年末恒例
「第九」へ出かける。
毎年NHKホールで見るのだが今年は最終日に
サントリーホールでスペシャルコンサートがあり
こちらのほうが音響が良いよという従弟のアドバイスも
あり最終日に決めた
従弟がN響に入団したのが30数年前、それから毎年
兄妹や従兄妹たちと一緒に見るのが我が家の年中行事に
なっている。




今年の指揮者はスクロヴァチェフスキさん。
御歳88歳。
確か10年位前の指揮もこの方だった。

今年は22日、23日、25日がNHKホール
27日がサントリーホール
その中で昨日のみ前半にオルガン独奏が加わる。

トッカータとフーガ(バッハ)
アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト)
主よ、人の望みの喜びよ(バッハ)

演奏者は東京芸大オルガン科卒業の勝山雅世さんという若い方
海外での受賞暦も数々。
サントリーホールのオルガンの音量一杯に迫力有る演奏には大きな
拍手が沸いた。

休憩の後、国立音大の合唱団入場。
総勢200人くらいいたと思いますが今年も男子は四分の一くらい。
合唱団が着席すると楽団員が入場。
各々のチューニングが終ったところでマエストロのスクロヴァチェフスキさんが
入場。引きずるような歩き方にお年を感じるが指揮台にのぼり
タクトを振り下ろすと場内の空気がきーーんと一変。

一楽章、二楽章、アダージオと続いていく。
その間スクロヴァチェフスキ氏は手を回して楽団員を鼓舞するような
仕草、今回はその中で特に素晴らしいと感じたのがティンパニー
二楽章がこんなに印象的だったのも今まで無かったこと。
第九は最終楽章の合唱が有名だが三楽章からそのまま終楽章に入って
行く為にいつもは三楽章の開始前にソリストたちがスタンバイする
ところが今回は終楽章が始まっても登場してこない。
オケの音量が最大となったところで登場。

ソプラノ 安藤赴美子
アルト  加納悦子
テノール 福井 敬
バリトン 福島明也

O Freunde, nicht diese Töne
バリトンのソロ、サー始まります。
強く、弱く、高く、低く、早く、遅く
声と楽器が掛け合いをしながらクライマックスに突き進んで
行きます。
Deine Zauber binden wieder, Was die Mode streng geteilt
声にならない声で歌っている自分がいる。


ソリスト中ではやはり福井さんの天井を突き抜けるような高音の
素晴らしさは圧巻。
中村匡宏君が卒業演奏会の日に国立音大のロビーで直立不動の姿で
福井教授と話していたのをふと歌を聴きながら思い出す。
N響の第九のテノールは福井さんが定位置になってしまいましたね。
年明け3日のNHKニューイヤーオペラも勿論ご出演です。



今年の国立音大の学生さんの合唱はここ数年で一番素晴らしかったかも。
終演後スクロヴァチェフスキさんが何度も何度も合唱団を讃えていられたのが
印象的。
合唱団を毎年まとめていられる東京混声合唱団常任指揮者の田中信昭先生も
すでに80歳を超えていられるはず。
それがこんなに若々しい音を作られるなんて音楽の奥の深さを思い知る。

LEGENDのメンバーも全員、学部時代にこの舞台を踏んでいられる。
私はすでに10年位前にメンバーを見ていたのですね。
今年も舞台を見ながら糧さんは何処、浩史さんはと無意識に探してしまう
自分がいた。

終演後はブラボーと万雷の拍手の嵐。
会場中から送られた拍手は合唱団の最後の一人が去っても終らず。
再度スクロヴァチェフスキさんが登場。
大きく手を振って退場されるその姿に無事に4日間の第九を終えた
安堵感が溢れていたようだ。

今年の私のコンサートもこれでおしまい。
来年も又沢山の音のシャワーを浴びたいものです。



一足早いクリスマス

2011-12-22 21:54:38 | コンサート
ツイッター見ていて今日の夕方「銀座松屋」で
SHIKINAMIの白須今ちゃんのクリスマスライブが
行われることを知った。




一部は18時から、二部は19時から。
さすがに忙しいこの時期、一部には間に合わず
二部の始まる直前に会場へ。
事務所から10分足らず、間に合いました。
会場と言ってもデパートのまん前の歩道。
高さ15センチくらいの演台に乗っての演奏。
歩く人に迷惑にならないようにと言う事で
今ちゃんと最前列のお客様の間は空間が全くなし。

確か去年も広島からLEGENDコンサートに上京してきた
友人とこの松屋の今ちゃんのコンサートを見たのを
思い出す。
本当に一年の早いこと。

毎回松屋のこのコンサートをプロモートしている
藤森香衣さんの司会で開演。



この方はモデル、エッセイスト、生活雑貨のアドバイスなど
いろいろな事をしていられるとても素敵な方。
今ちゃんと、LEGENDの健ちゃんとのコラボなども
手がけて下さる。

本日のピアニストは松本哲平さん。



ホワイトクリスマス
クリスマスソング
ニューシネマパラダイスより
    メインテーマ
    愛のテーマ
ハッピークリスマス

素敵な音色をお届けできないのがとても残念。
写真も動画もOKだったのですがせっかく撮った動画が
重すぎてmixiの動画に治まりきれません。
youtubeでないと難しそう。
mixiの動画にホワイトクリスマスのさわりだけUPしてあります。

年末の今ちゃんは大忙し。
3日前には中国の瀋陽に19時間滞在、昨日は京都、本日は
銀座、そして終ると同時に明日のコンサート開場の静岡へ
飛んでいきました。

今、NHKのあさのドラマの主題歌「カーネーション」の
椎名林檎さんのバックバンドを勤めていますので大晦日は
紅白の為に開けていたそうですが出演が無くなりその
変わりに内田裕也さん主催のニューイヤーコンサートに
桑名正博さんのサポートで出演が決まったそうです。
そして年が明けると1月13日には又NHKの「金曜バラエテイー」出演。

あの細い体で体力が持つのかそちらが心配になります。

終演後、お2人をパチリ。今ちゃんは今前髪が顔を覆うくらい
伸びきっています。
お帽子はそのカムフラージュだとか。
でも良く似合っていましたよ。




最後に私から皆様へプレゼント、毎年感激するMIKIMOTOのツリーです











おー宝塚!!

2008-10-10 17:59:49 | コンサート
昨晩は会社の友人のお供で宝塚を見に行った。
昨年から3回目になる。

アラフォーの友人は中学時代から筋金入りの
大ファン。
お気に入りのスターさんの公演が東京であれば
初日、中日、千秋楽と3回は見に行く熱の入れよう。
兵庫の宝塚大劇場まで遠征していくのも日常茶飯事。
私もさだまさしの公演があればいそいそと出かけて
行くがここまでの情熱はない。
トップスターになると数千人単位のファンクラブが
あり我がスターさんを一番にとつばぜり合いも
大変なものらしい。

宝塚はお稽古が厳しいとあって歌も踊りも上手な
人がいっぱい。
きれいな衣装、華やかな照明。
嫌なことがあった時に見たら気が晴れること
間違いない。

ちなみに彼女のお気に入りはこの人


2日続きの観劇。
十分リフレッシュいたしました。

新宿・歌声喫茶の青春

2008-10-08 22:31:15 | コンサート
友人が初の座長公演を行うので
姉、妹、兄嫁と4人で出かける。

昭和35年頃に世を風靡した歌声喫茶。
その始まりをオペレッタ風に歌で綴った2時間半。
内容のあるものではないが劇中歌が30曲近く。
それを舞台の出演者と共に客席の観客も歌うのだ。

    

歌声喫茶が全盛の頃は私は中学生になった頃
当然、家では「行っても良い」とは言って貰えず
兄や、姉が買ってくる歌の本を羨ましく眺めたものだ。

舞台が終わった後楽屋へ。
チケットのお礼とお祝いの言葉だけかけて帰ってくる。

舞台の写真は撮れませんのでロビーに飾られた
数々のお花をお見せしましょう。




このご夫婦はいつもお二人でコンサートにいらしてます。



こうせつさんのお花はいつも可愛い

 
 


私はこの花を届けました。

久しぶりに大声を出して歌を唄って本当に楽しかった!!