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Antique

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ごゆるりと。

『おとうと』

2010-02-10 10:44:38 | 映画
なんというか、ほとんど蒼井ちゃん目当てで。。(笑)



いや~落ち着いてますね~山田洋次作品!
例えば「かもめ食堂」とか「百万円と苦虫女」とかの落ち着きとは違うけれど、こういう映画は海外では作れないだろうな~と思わせる作品でした。

なんか人物が身近に感じられるな、と思って見ていたのですが、カメラの高さが主人公たちの目線より下、もしくは同じだからかな?という結論を無理矢理出しました(笑)
なんだか、部屋の匂いまで感じられそうなんですよね~。不思議。
ラストあたりの吉永さんと”手”のカット!あれは凄く印象的でした。
BGMの使い方も、大切なシーンの後だけ盛り上げるという使い方で感心。。
日本人の好きな桜と花火がちゃんと出てきて、なんとなく”死”を思わせます。
あと、「~だわ、~よ」という台詞も多いのですが、役者さんが上手いから違和感は無いし、リアルではないけど、綺麗な言葉を楽しめました。
ただ、観客層の年齢がやはり割と高めなので、私なんかは映画の中の笑いはちょっと厳しい部分もあったかも…。

で、またキャスティングがイイですね~!
吉永さんはもちろん、蒼井ちゃんに加瀬くんその他脇役の人もちゃんと選ばれてるって感じがしました。
蒼井ちゃんは文句無しでした!
監督はどうやら公園さんを気に入ってるようですね(笑)





やっぱり、劇場に入り浸るのは至福の時間
ただ、最近は評価の高いお芝居もないですし、見たいのもあんまり無いんですよね(泣)
3月の歌舞伎は何を観ようかと思案中
弁天娘女男白浪は絶対!!(笑)

あ、「ムサシ」がキャストが勝地くんに変わって再演されるらしいですね!
学割があったら見に行くんだけどなあ。
高いなあ~チケット(泣)

『Dr.パルナサスの鏡』

2010-02-09 22:06:05 | 映画
今日は、久しぶりに映画館で2本連続で見てきました

まずは『Dr.パルナサスの鏡』から。。
アリスとか、「武士の家計簿」の予告が見られましたww



ヒース・レジャーの遺作を、ジョニーデップ、コリンファレル、ジュードロウが引き継ぐ形で完成した映画です
「ラスベガスをやっつけろ」や「ローズ・イン・タイドランド」のテリー・ギリアムということで、ある程度覚悟しての鑑賞(笑)
ハッキリ言って、なんだこれ?っていう、理解できないシーンはいっぱいあります(笑)
でも、それ以上に発想力と絵の面白さが勝ってました
ロンドンの町・見世物小屋・赤いドレス・着物のような柄の衣装・リリーコールの独特な雰囲気・ヒースレジャーの魅力…
色んなものがスクリーンに次々と映っては消えていきます。
私的には、衣装と見世物小屋の内装とかが大好き!!(ちょっとだけティムバートンっぽくもありました)

ヒースレジャー、ジョニーデップ、ジュードロウがもうかなり魅力的に美しく撮られていて、それだけで惚れ惚れ(笑)
ああ、本当にヒースレジャーはもっと見たかった…。
あの物凄い映画、ダークナイトをもう一度見たくなりました。。
そして、リリーコールはかなりの存在感…スゴい。。

ヒースレジャーとジョニーデップはアイドル俳優から演技派俳優へとなったあたりとか、なんとなく経歴が似ているということもあったり、実際仲が良かったようですが、今回スクリーンで見たら、なんだか似てるんですよね~この二人!
何か言葉にできない結びつきがあるような。。

映画にテーマや意義を見出したい人には向いていない作品ですが、想像力を掻き立てられる映画でした。
エンドロールの後、最後には面白い”遊び”がありましたのでお聴き逃しなく





アバターは見ておくべきなのかなあ…
正直、内容的にそんなにそそられなくて
テレビで報道されすぎて、見た気になってるというのもありますが(笑)
今後は、ロブマーシャルのNINEがめっちゃくちゃ楽しみwwそしてアリス!
邦画は生田斗真の人間失格くらいかなあ。
あんまり見たいのないな~
ゴールデンスランバーはもう一回見たいんですけどねw

the man in the slumberland

2010-01-24 15:49:41 | 映画
先日、「ゴールデン・スランバー」の初日舞台挨拶のチケットを確保致しました
あのネット販売のシステム、嫌いなんだよなあ~。
前よりはスムーズになった気がするけど…

登壇者をちゃんとチェックしてなかったけど、吉岡さん・香川さんも来るんだ!
伊坂・堺・香川の三要素だけでも楽しみですが、映画自体の評判が良いらしいので更に楽しみです
これで、もっと試験頑張れる!(笑)

しっかし、試験中って何でこんなにテレビで放送してる映画が見たくなるんでしょうか!
この間は「プラダを着た悪魔」を全部見ちゃったし、昨日は「デトロイトメタルシティ」を危うく全部見るところだったし…(苦笑)



今日は、セール中のミスドの抹茶を頂きましたw
美味しい

よろずのこと。

2009-12-29 15:12:28 | 映画
今日も色々まとめて書きます!


「青い文学シリーズ」
漱石「こころ」と芥川の「蜘蛛の糸/地獄変」です。。
こころは大分原作とは違う箇所が多かったですし、Kのビジュアルが…(笑)
でも、先生とK、それぞれの観点でのストーリーがあったのは、それこそ”人間のこころ”が浮き彫りになっていて面白かったです。
疑ったり被害妄想になったり嫉妬したり…
最近読む本でよく書かれているのですが、結局人のこころは分からない…。
芥川の2作では、蜘蛛の糸の前半は「GOEMON」っぽかったなあ…と。。
国王の中性的なキャラが面白かった。

最後まで見て、一番良かったのはやっぱり「人間失格」かなあ。
「こころ」の先生もそうだけど、やっぱり葉蔵みたいなビジュアルのキャラにこそ堺さんの声はぴったりですね。。
でも…結局は全部面白かったですけど(笑)


「サーカス」
最近、毎朝チャップリンの映画がケーブルで放送されているので見ることにしてます
この前、チャップリンについての授業があったと書きましたが、やっぱり天才って変わり者なんだなあ~と改めて思いました。(笑)
あと子どもみたいな面は絶対あるんだな…と。
もちろん例外もあるでしょうけど…
キャラでも、チャリチョコのウィリーウォンカの描き方とかは面白い例で、コミュニケーションが下手だったり精神レベルが子どもとほぼ同じだったり。
でもそれは多分、感覚が鋭いってことなんだろうなあ、とも思います。。


「真夏の夜の夢」
BSで放送していた、チェコの人形劇版です
シェイクスピアの、裏と表、悲劇と喜劇、狂気と正気とか2つの対極した物事の描き方はすごく面白いと思います。
でも、ヨーロッパの感覚って時々”怖い”と思うこともあります…”これ子ども泣くんじゃないか?”とw
以前、授業で色々な国のバージョンのアリスを見たんですが、ヨーロッパの作品だと、なんか不安になるおどろおどろしい不思議の国が多かったのが印象的でした。
確かに、アリスって実際はディズニーみたいに可愛いお話じゃないですけど…
日本には無い感覚なので面白いです。


「BORN TO RUN」
BSで放送していた、ギンギラ太陽'sという福岡の劇団のお芝居です。
うーん…ノリがちょっと個人的には厳しかった…
でも高度経済成長うんぬんのところは面白かったです。


BSでやってた宝塚をちらっと見たのですが、私はハマりそうにはないな~という印象でした。。
女性がカッコイイより、男性がキレイな方が好きなようです(笑)
たまたま見ていたビデオに歌舞伎座の俳優祭のシンデレラが入ってたので、さっきまた見てしまいました(笑)

あと本では山崎ナオコーラの「カツラ美容室別室」を読みました。
主人公が男性なので、「浮世でランチ」とかのほうが好きです。。
でも文章はやっぱりしっくりきます

映画見聞録。

2009-12-26 21:11:17 | 映画
最近見た映画・舞台映像を、まとめて記しておきます

「なくもんか」
前売り券があったので2回目を見てきました
沖縄のシーンでの登場人物たちのそれぞれの感情を新たに発見!

「ぐるりのこと。」
学校にあったので。
主演の木村多江、リリー・フランキーを始め、キャスティングがなんとも絶妙!
犯人を演じる加瀬亮がまた…本当にチョイ役なんですけど、演技のインパクトを最大限に利用してました。。
倍賞美津子さんもホントに素敵な女優さんですね~。
他にも、橋口亮輔監督の演出については”う、上手い!”と思うシーンがとても多かったです。
主人公の翔子はきっちり生きたいがために鬱病になってしまうのですが、やっぱりそれなりに色々と見逃して生きないとダメだなあと単純に思いました。

「ブレードランナー」
リドリースコットですわ。
最近いのうえさんの「リチャード三世」を見まして、そこでこの映画の名前が出ていましたので参考に。(新感線の他作品のパンフかなんかでも見たことある気も)
この作品を研究した本をちらっと読んだのですが、この映画は非常に緻密に作られてあるそうです。
未来都市の造形は確かに凄い。

「神様とその他の変種」
ずっと前にNHKで放送された、ナイロンの公演です。
いやー、面白い!!
キャストは、
”犬山イヌコ、みのすけ、峯村リエ、大倉孝二、廣川三憲、長田奈麻、藤田秀世、植木夏十、水野美紀、山内圭哉、山崎一”
とみんな上手いから、どこを切り取っても面白いです。
ケラさんの舞台は最近観に行ってないけど、これは難しくなく笑いが多く、私にとっては丁度良いお芝居でした
峯村さんの面白くて怖いところ、すごく好きだー!(笑)
あ、上田大樹さんの映像もイイです!R2C2とか蛮幽鬼とかも上田さんなんですよねー。

「ヘアスプレー」
ケーブルでやってたので見ました。
60年代のファッションが可愛いこと!!
「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラヴォルタに「ハイスクールミュージカル」のザックエフロンと、新旧の音楽映画スターを集めましたという感じ。
クイーン・ラティファももうミュージカル映画には欠かせませんね!
最近「アメリカンピーチパイ」というティーンムービー(シェイクスピアの十二夜が基)を見る機会があったのですが、その主役のアマンダ・バインズが脇役の変わった女の子を演じてたのですが、彼女が可愛かったです。
ストーリーはまあ想像がつくものなのですが、意外にも人種差別問題が強調されています。
ボルチモアはどこかで聞いたことがあると思ったら、フレデリック・ダグラスの本でした。
個人的には物足りないけど、そこそこ盛り上がる(笑)映画でした。


昨夜は、夜中までNHKの歌舞伎を見ておりました。。
明日は南座顔見世大歌舞伎だ!

『沈まぬ太陽』

2009-11-15 20:14:31 | 映画
感想が溜まってる…

今日は、先日見てきた「沈まぬ太陽」の感想を!
客層は見事に団塊の世代が中心。
ご夫婦で見に来ている方が多く、「あんな若い人が1人で見に来るのね」と言われてしまいました(笑)
平日の昼に行ったのですが、客席が結構埋まっていて驚きました。



山崎豊子原作
若松節朗監督
キャスト 渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二ほか

音楽も映像の演出もかなり控えめで、ストーリーと役者を最大限にまで引き立てる演出がなされていました。
202分ということで、長い…
”長くは感じない”とは聞いていましたが、うーん…流石にちょっと疲れました
途中に10分の休憩があって、ゲキシネかい!と。。(笑)
それでも御巣鷹山の事故の描き方とかは凄く面白かったし、動物園でのある演出も印象的でした。
仕事、家庭、人間関係などの人生から、人間の営みに繋げていくラストは圧巻。
福原美穂の主題歌も良かった

キャストも、本当に小さい役でも小日向さんとか上川さんとかを出しています。
渡辺謙は主役に相応しいというか、不足無し!
狂うシーンの目が凄かった~。
三浦友和は、流星の絆に続き悪役。
優しそうなイメージですが、こういう役も面白い!
他にも柴俊夫とか、ホントに憎たらしい(笑)
やっぱりスゴい!と思ったのが香川さん
演技の巧妙さはもちろん、存在感がありまくり。

こういう社会派と呼ばれる作品はどうしても客層が狭くなってしまいがちのようですが、ちゃんとエンタメの要素を孕んだ、娯楽としても見られる良作がもっと誕生して欲しいと思います。



ここで、この映画のエキストラ出演について書いておこうと思います。
バイトのお仕事で出たのですが、本当に少ししか映らないエキストラなのに、ちゃんとした客室乗務員や地上係員などの衣装が用意されていて、しかも一人一人にメイクまで!
撮影するシーンの台本のコピーも全員に配られ、意図が伝わるようにされていました。
ちなみに、その日は渡辺謙のクランクアップの日だったらしく、ビックリ。。
細部までのこんなこだわりがあったことを記しておきます。

『マンマ・ミーア!』

2009-11-10 10:29:33 | 映画


舞台で観るならまだ許容範囲だけど、そのまま映画にしちゃうのはどうかと
”映画”ではなく、”PV”になってしまっている部分も多くありました。
確かに、歌って踊って楽しければいーじゃん!なのですが…。
ちょっと見てるのがツラい部分もあったり(汗)
日本人なんか特に感情移入するのは難しそうです。
映画化する意義はあったのかな~??
ただ、娘と母親の描き方は良かったです。

あとは、ギリシャの風景が見ごたえあり!
花嫁役のアマンダ・セイフライドは歌も上手いし可愛かった~

私はハッピーな、希望溢れるミュージカル(ミュージカルに限らないけど)はそんなに好きではないことは分かっているので、今作もそれほどぐっと来なかったかな…。。
やっぱり、シカゴとかスウィーニートッドとかが大好きですから…
なぜか、ヒーローよりヒールが魅力的に映るんです。。
…結局、ひねくれ者なんです(笑)

『フィッシュストーリー』&『ラッシュライフ』

2009-11-07 18:11:53 | 映画
なんとなく題名の似ている、伊坂作品の映画2本を見ました。

伊坂さんの作品は、”つながり”がとても大切だと思います。
フィッシュストーリーはその”つながり”がなかなか出ていて、ドキドキワクワク。
しかし、ラッシュライフは…。。。
学生さんが監督したらしいんですけど、これはないなあ、と映画を見て久しぶりに思ってしまいました。


ラッシュライフ

出演・堺雅人、寺島しのぶ、柄本佑、板尾創路ほか。
これは学生さんの監督4人が一つずつエピソードを撮ったらしいですが、見られたのは堺さんのと寺島さんのかなあ。
最初のエピソードはグロくて不快になりました…伊坂作品にはある程度のポップさがないとダメなのに…。
でもまあ、品のある黒ずくめの泥棒・堺さんがかっこよかったからいいか。(笑)
あるシーンでの、堺さんの目が凄かったです。「これ堺さん?」って思うほど。
伊坂作品によく出てくる、”つかみどころのない謎の男”は、堺さんに演らせるとかなり合うことを発見!


フィッシュストーリー
出演・伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、森山未來、大森南朋ほか。
バンドのエピソードの部分で中だるみはあるものの、「アヒルと鴨のコインロッカー」と同じくらい楽しめました。
正義の味方・未來くんがかなりカッコイイ

新感線ばりのアクションを見せてくれます!(んー、新感線ほどじゃあないか/笑)
そして、「不毛地帯」とか見る限りでは演技は普通な感じの多部ちゃん、この役にはハマってました!
あとは、「南極料理人」にも出ていた高良健吾が出色。。
やっぱりこの人、只者じゃないかも…外見も中身も、各作品で化けてる気がします。

音楽が世界を平和にする。
「ん?」っと思ってしまう部分はあるものの、そんな戯言のような言葉が叶ってしまう素敵な映画でした
ロックな映画は面白いな~


やっぱり原作を超える映像はできないのかもしれませんが、ゴールデンスランバーには期待
こうやって映画を見ると、伊坂作品を読み返したくなってしまう…
最近読んでないもんなあ。
でも、今は借りてる本が山積みになってるからなあ…(泣)
相変わらず(笑)





明日は「印獣」の楽に行ってきます!
ようやく

そういえば、今年もスタバでクリスマスに向けてのコーヒーが出てますね
去年は結局、ジンジャーブレッドラテを飲まなかった気がするので、今年こそ!

『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』

2009-10-25 21:35:55 | 映画
今年の映画の中でも期待していた作品です
私以外のお客さんの年齢層が高くて驚きました。



全編を通して非常に落ち着いた演出。
浮ついていないこういう作品は中々無いんじゃないでしょうか。
登場人物の感情や行動は全て理解できるわけではないですが、それを想像したり読み取ろうとするのがまた面白かったです。

私は、大谷の心情がよく分かる気が。
きっと彼は、サチが羨ましかったんじゃないか…
むしろ世渡り上手な彼女に嫉妬さえしていて。
まあ、自殺願望は理解できないけれど。。
サチは世間知らずで、でも口紅のエピソードなんかから見ると、心中事件を起こした大谷に仕返しのようなこともしちゃう人。
それぞれの生きる様を見ていると、なんだか人間って愛おしい生き物なんだなと思えてきます。
冒頭は死を臭わせるような映像から始まりますし、この作品を暗いと感じる人も多いみたいですが、私は最後に(希望とは違うけれど)明るいものを感じました。
サチが妻じゃなかったら、大谷は死んでいたんだろうな。

夫婦もしくは男女もしくは人と人。
その関係とは一体何なのだろう?
結婚した時、そして更に年を重ねた時にまた見直したいと思える映画でした。

そして私は、劇中に出てくる着物・浴衣・干してある手ぬぐいの柄なんかにもう釘付け(笑)
青で統一されていて、監督のセンスに脱帽。
そして何より、松さんや広末涼子が来ている銘仙が素敵すぎる!!!(笑)
セットも軽い感じが無くて、ちゃんと生活感のある本物でした。
流石、種田さん!!
あと、食べ物のアップはないですが、フードスタイリストは飯島さんです♪
すごいキャスト・スタッフが揃った映画だなあ。

出演者について。
松×浅野夫婦はきっと素晴らしいと思っていましたが、期待以上!
松さんのあの絶妙な表情!素晴らしすぎます!
そして人間臭い浅野さんのヴィヨン。
堤さんも佇まいが凄く格好良くて、言うこと無しでした。
伊武さん・室井さんの夫婦は、親しみ易く等身大。
ちょっと心配だった広末・妻夫木も、それぞれが持つ雰囲気がよく引き出されていました。
妻夫木くんのあの初々しさはいつまでもなくならないのだろうか(笑)
広末涼子は、あの警察でのシーンは、松さんと比べるとやはり”テレビ的演技”に見えてしまいました
山本未來はちょっと男みたいに見えたなあ…(苦笑)

この間、「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」公式シネマ鑑賞読本という本をチラっと見たのですが、原作の初版がそのまま収録されていて、しかも衣装などについても書いてあって欲しくなってしまいました。。

小さい頃からレトロなものは好きでしたが、このところ確実に、明治・大正・昭和という時代に惹かれています。。
憧れなのか、郷愁なのか…。





こうして舞台を観たり本を読んだり映画を見たりする中で、まずは感性で感じたことを大切にしますが、考えを巡らせることもとても大切だとよく思います。
”考えること”の大切さは、高校の時の先生方からも学びましたし、大学でも文学をやるにあたり必要ですし、更には堺さんの本からも学びました。
社会人になったら、こうしてゆっくり時間を持って考えを巡らせてみるということが出来なくなるかもしれないので、学生の暇のあるうちにじっくり経験しておきたい。
そしてそういうことは凄く大切なんじゃないかとも思います。
なんとなく。
今は授業を多く取っているので忙しいですが、それでも変わらず、何かを見て・読んで”考える時間”を大切にして生活していきたいです。

『BALLAD 名もなき恋のうた』

2009-10-03 20:01:33 | 映画
映画の券があったので見てきました
山崎監督♪



カムイと迷ったんですけど、噂ではこちらのほうが良いということで。。
ただ、実際見てみるとツッコミどころもかなり多いし、物足りない感じ…
正直、予想していたストーリーは全て当たりました(笑)
CMで、”戦国版タイタニック”とか言っちゃってますもんねえ。。
原作(しんちゃん)が見たい!

でも、今は戦国時代が人気ですが、”人殺し”が言ってみれば公式に行われていた時代なんだよな…と、当たり前のことですが改めて感じさせられました。
寿命も短いし、戦はあるしで生と死が本当に隣り合わせだったんだ…
今とは世界が全く違うんだろうな。
いやー歴史(過去?)って面白い。
あと、この映画は時代考証がちゃんとしているらしく、戦い方も納得できるように描写されていたのは面白かったです。

草薙剛というヒトは、時代劇モノはあまり向いていないのか??
任侠ヘルパーとか、現代劇の方が良いなあと思う確立が高いです。
新垣ちゃんは…かわいい!可愛いけれど、演技が可もなく不可もなく、至ってフツーなんだよなぁ。。
斉藤由貴は(友情出演でチョイ役だけど)良かった!(笑)

タイムスリップものなら別れのシーンでもっと泣きたかったし(笑)、斉藤由貴のシーンをもっと広げればかなり泣けるシーンになったはず…。
悪役(大沢たかお)も、もっと怪演させたら面白かったのになー。