『ハロー!グーテンターク!ボンジュール!ニーハオ!アンニョンハセヨ!コンニチハ!
自分でも何言ってるか分かりませーん!』
今日はキャバレーの東京楽日!
皆さんお疲れ様です

まとまっていないんですが、キャバレーの感想を書きます。(一応、ネタバレなしとありに分けておきました)
まずは
ネタバレ無しで↓
良い夢見せてもらいました!
楽器をやっていた身としては、舞台上での生演奏が嬉しかったり

サダヲさんは相変わらず光ってました

オープニングの歌も、何かが始まるぞという感じがあってすごく良かったです。
今回はディズニー映画のキャラクターのような動きで、”いかにも”という感じ。
MCの手慣れた感も出てました。
思ったんですけど、お仕事するたびにこんなに良い評価もらってる人っていませんよね~。
Warning!この先ネタバレあり
始まり方がすごく良くて、舞台装置の"Cabaret"と書いてある看板の使い方も素敵でした!
あと大人計画の小道具がいくつか使い回されてました(笑
サダヲさんの細かい動きが面白いんですよね~。
松雪さんが歌う後ろでコンガ(実際はテーブル)叩いてたり。
それに……サダヲさんがあんな格好しちゃうんです!
観客大ウケ。
それから、冒頭の「嫌なことは入口に置いてきましたか?」という感じのセリフが好きでした。
「おくれやす」なんて舞妓はーんネタもあり。
舞台袖にはけていく時でさえちょっとした面白い動きを忘れない、その細かい演技がやっぱり良いです。
秋山奈津子さんは何してもすごいですね~

改めてあの美声と演技に惚れ直しました。
”もっと観たい”と思わせる人ですね。
そしてこのキャバレーの享楽的で退廃的な時代。
アメリカでは映画シカゴの時代、日本で言うと江戸末期の退廃的な化政文化の時代でしょうか。
どの国にもこんな時代はあったようです。
この日本版では、松尾さんの意向でしょうか、ナチスというものはそれほどクローズアップされていませんでした。
しかしナチスの存在を、時々ドキっとするような使い方はしていました。
今度はキレイのような、オリジナルミュージカルが見たいです!
ちょっと残念だったのが、松雪さんと森山さんのペアがあまり印象に残っていなくて、秋山さんと小松さんのエピソードの方が印象的だったことです。
松雪さんと森山さんの歌と踊りはもっと見たかったですね~。
「よっぽど~!」なんていう、松尾さんらしいおまんじゅうもたくさんありました。
私が好きな「マネー」という曲がサダヲさんのソロになっていたのも嬉しかったです。
歌詞に、セリフに、松尾さんの魂というか心が感じられました。
松尾さんの舞台の、お客さんを安心させないあの独特な空気は何度でも味わいたいですね。
ラストの、薄暗い中でダンサーたちがタバコに火をつけるっていう演出が格好良かったです。
終演後にその煙の匂いがして、何ともいえない感じでした。
そんな”あはれ”的な演出も相まって、海外のキャバレーという作品は見事に日本人向けになっていました。
あ、休憩時間のアナウンスが松尾さんでした!
なぜか不敵な笑いをしていらっしゃいました(笑
その休憩時間には小松さんが客席に来て、お客さんを追い立るようなパフォーマンスも。
Life is a cabaret!
アウフヴィーダーゼン。