休憩含め11時~16時過ぎまでと、長い公演でした!
15分の所作事の後に2時間の演目×2で、最後にまた短い所作事というサンドイッチのような今月の昼の部。。(笑)
一、月宴紅葉繍
在原業平と小野小町が登場する平安絵巻です!
衣装がまた綺麗だし、所々で聴こえる琴の音色がきらびやか
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一足お先に紅葉も楽しめましたし、うっとりと堪能しました♪
二、伊賀越道中双六 沼津
吉右衛門さんが主役ですが、ニュースにもなっていた通り歌六さん・歌昇さんの播磨屋復帰の口上も劇中で見ることができます。(こういうのって他の演劇には無いですよね。面白い!)
笑いが散りばめられ、吉右衛門さんの愛嬌を味わうことができる演目でした。(吃又とこれでファンになりました)
もちろん笑いだけでなく、後半の悲劇も見ごたえあり。
いつも思うのですが、歌舞伎の悲劇の場面での演技って、やっぱり他の演劇とは違うなあ…と思います。
特に、ぐっと堪える演技の表現が独特で、非常に心に訴えてきます。
三、江戸絵両国八景 荒川の佐吉
真山青果のお芝居で、他の演目とは演出も展開もちょっと違う雰囲気。
物語が進むにつれ、客席のあちこちで泣いている方が沢山。。
その理由はやはり、仁左衛門さんの演技でしょう!
子供をあやす姿や子別れのシーンなど、その演技の巧みさには舌を巻くばかりです。
歌舞伎の人は、単なる技巧ではなくて本当に心で演じられているところが素敵!
演目は古いものですが、なんだか仁左衛門さんの演技って常にとても新鮮に感じるんですよね…不思議です。
大工・辰五郎の役が染五郎さんですが、気持ちの良い演技に”やっぱりいいなーw”と思ったのでした。
ホント、早くまた新感染やって欲しいわぁ~!(笑)
四、寿梅鉢萬歳
藤十郎さんの踊り。
10分程度ですが、引き抜きもあって目を楽しませてくれます。
藤十郎さんの手の動きのしなやかさなど、一挙手一投足を夢中で見てしまいました
こちらは今回の観劇のお供
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京都抹茶ラテと、劇場で売っていた”もちどら”w
こういう季節モノはつい買ってしまいます…こちらも観劇のお供ですが、「月宴紅葉繍」には相応しかったかと(笑)