タジティーの旅行日記

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南九州の旅⑤(宮崎県生駒高原・綾町 他)

2008年08月31日 23時48分15秒 | タジティーの旅行記(特集)

天候不順な毎日が続いています。連日大雨洪水警報・雷注意報が発令され、積算雨量も相当なものになっています。今晩も夕方に激しい雷雨に見舞われました。いつまでこの天候が続くのでしょうか。

8月12日(火)

妙見温泉・おりはし旅館を堪能した私たちは、国道223号線を霧島方面に向かいます。途中、篤姫や坂本龍馬夫妻が湯治したこともある塩浸温泉に立ち寄りました。(入浴はしませんでしたが・・・・。)

坂本龍馬夫妻は、今脚光を浴びている小松帯刀の案内の案内でこの温泉を訪れたのだそうです。ちなみに龍馬夫妻は日本人初の新婚旅行をした人で、鹿児島を訪れました。

温泉の前には立派な龍馬夫妻の銅像がありました。

↑今でも当時、龍馬夫妻が湯治した浴槽が、温泉の建物の下、川沿いに残されていました。

塩浸温泉を見学した後は、再び国道223号線を霧島方面に走ります。昨年、霧島温泉には立ち寄ったので、そのまま素通りし、宮崎県えびの高原へ。

途中、硫黄山の近くにある不動池に立ち寄って景色を眺めました。このあたりは標高が高いのでとても涼しかったです。

さらに県道1号線を小林市方面に向かっていくと、生駒高原に到着。このあたりでは、リンゴの収穫が始まっていました。

この農園では、リンゴだけでなく、右の写真のように、キウイフルーツも生産していました。

入園料が必要な農園でしたが、リンゴジュースを買って飲んだら、農園の方に、「どうぞ園内もご自由にご覧ください。」とのこと。遠慮なく、園内を散歩させていただきました。農園の隣にあったコスモス園もまだ花が咲いていないので、入園無料でした。
リンゴジュースで休憩した後、再び県道を小林市街地方面へ。
その後、国道268号線を宮崎市方面へ。途中左に曲がり、県道を少し行ったところが綾町です。

まず訪れたのが、焼酎の蔵・雲海酒造の観光施設「酒泉の杜」へ。

↑着いたところで土砂ぶりの雨。おみやげ屋さんに駆け込んで雨宿りです。雨が小降りになったので、その後、施設内にある「レストラン綾グルメ」でお昼ご飯を食べました。

食べたのが、「宮崎ハマユウポーク丼」。地元産の豚肉を使った丼は、お肉が柔らかくてとてもおいしかったです。ブライアンさんと布さんはビーフシチューをチョイス。地ビールも注文して、宮崎の味を楽しんでいました。
その後、雲海酒造の焼酎の売店をうろちょろした後、ガラス工房を見に行きました。若い職人さん達が、ガラス細工を作っていました。

酒泉の杜は、綾町の人気観光スポットの一つのようです。たくさんの観光客がおとづれていました。
その後、同じ綾町内にある「綾の照葉(てるは)大吊橋」へ。

高さ142m、長さ250mの大吊橋で歩道吊橋としては世界最大級のようです。私たち3人は、去年大分県の九重夢の大吊橋を渡っていたので、あまり感動はなかったかな?雨も降っていたので、サッサと往復して帰ってきました。

それでも、高さ142mから下の渓谷を眺めたときには、足がすくみそうでした。

下の県道から撮影した大吊橋です。やっぱりすごいですね。
その後、私たちは、綾城を見学しました。

天守閣の中には、綾の歴史に関するパネルや展示物がありました。

天守閣の最上階から眺めた綾市街地の様子です。お殿様気分になれました。
城の中にある「綾国際クラフトの城」も少し見学しました。伝統工芸品や地域の特産品が多数展示・販売されていました。時間があれば、クラフト工芸体験をしたいところでしたが、だいぶ良い時間になってきたので、綾城を後にしました。

この日の宿は、鹿児島県湧水町の栗野岳温泉なので、また、もと来た道をもどらなくてはなりません。宮崎県高原(たかはる)インターから宮崎自動車道に乗り、九州自動車道栗野インターで降りて栗野岳温泉に向けて、山道を登りました。綾町を午後3時過ぎに出て、午後5時頃には栗野岳温泉に着きました。栗野岳温泉は、去年も3人で泊まった宿。日本秘湯を守る会の会員宿です。今回は、スタンプ帳に10個スタンプがたまったので、無料招待です。その様子は、次回にお伝えしましょう。人気観光地・綾町を楽しむことのできた一日でした。
(つづく)