5年生の算数の時間のようすを紹介します。
算数の授業内容(領域)には、『図形』を扱う単元がどの学年にもあります。
低学年の頃は、平面的に図の形をとらえることを大事にします。中学年、高学年になると、平面だけではなく『空間的』に形を認識することを学習します。
この『空間的な認識』を苦手とする子どもたちは少なくありません。
今回の5年生の学習活動では、「直方体」や「立方体」を学習していく導入の活動として、1㎝四方の積み木を活用して『形を空間的にとらえる』ことを大事にしました。
興味をもって「木のブロック」を眺めています。どんな形を作ろうかな?
まずは、直方体や立方体にこだわらず、形作り(興味)から始めてみました。
子どもたちが、自分で考え、作り上げながら考えを深める活動(学習)は、とても大切です。
すぐに答えに導くのではなく、「なぜ?」「どうして?」を大事にしながら、「そうか!」「だからなのか!」「やったぁ!わかった!」の経験を積み重ねていくような学習活動を大事にしていきたいと思います。