今日、5月31日(火)に「租税教室」を実施しました。
6年生では、社会科で政治や経済について学習する単元があります。
正直なところ、6年生の子どもたちにとっては、政治や経済は身近に感じることができず、まだまだ難しい内容の学習です。
今回の「租税教室」は、「税金の仕組み」や「税の使われ方」について、子どもたち目線でたいへん理解しやすい内容にしてくださっていました。少しは、自分たちの生活との関わりを知る機会になったように思います。
お二人の講師の方が子どもたちのためにゲストティーチャーとして来校してくださいました。
川中様は、普段は當麻寺奥院の副住職をされています。石井様は、「石窯パン工房キャパトル」の代表取締役をされています。今回のように「租税教室」があるときに、子どもたちのために講師としてお力添えをいただいているとのことです。
川中様、石井様、本日は大正小学校の6年生の子たちのために、お忙しいなかありがとうございました
まずは子どもたちが身近に知っている「消費税」のお話でした。3%の時代があったことや、今は10%になっていることなどを聞きました。
そして、「そもそも税金って必要なのか?」という問いかけがありました。
『もしも税金がこの世からなくなったらどうなるか?』について、税金がなくなった世界をアニメで紹介してくれました。税金がなくなると、人々の暮らしがとても困ることを知りました。
税金は私たちの暮らしにとって、いろいろなサービスを受けるために、とても大切であることを知りました。
みんなしっかり話を聞いたり、アニメを観たりしていました。自分たちの生活との関わりについて知ることができました。
クイズに挑戦しました。「学校建てるのに必要な税金はいくら?」正解は「13億円」だそうです。(学校の大きさにもよりますが・・・と補足がありました)
「税金の仕組み」や「税金の使われ方」について教えてもらいました。税金は、私たちの暮らしを便利に、豊かにするために、いろいろな使われ方をしていることがわかりました。
学習のまとめとして、「町をつくろう!」というワークシートに挑戦しました。自分のお家の場所を決めて、いろいろな施設のシールを貼っていき、『自分だけのまち』をつくりました。
今回の学習で、『税金について』いろいろ知ることができました。もしも税金がなかったら、私たちのくらしは今よりずっと不便になっていることも知りました。
国民の三大義務(勤労・納税・教育を受ける)についても、それぞれの大切さについて学習しました。
川中様、石井様、本日は本校の6年生の子たちのために「租税教室」をしていただきありがとうございました