昨日(9月7日)、「芸術鑑賞ワークショップ」を実施しました。
今年度の芸術鑑賞は伝統芸能である「能」を鑑賞することになっています。
子どもたちにとっては(教職員のなかにも経験の浅い人もいます)、普段の生活でなかなか出あう機会のない伝統芸能「能」です。
低学年の子たちにとっては、少々難しい点もありますが、貴重な体験ができる機会ととらえて鑑賞したいと思います。
今回は、本番(10月25日)に向けて、ワークショップをしてくださいました。
高学年の数名の児童が、前に出て、「能」に関わる所作や動きを体験させていただきました。
男性教員が女装を体験させていただく場面もありました。
普段の生活では、味わうことのない空間と時間を経験させていただくことができました。
公益財団法人「梅若研能会」のみなさんが、大正小学校の子どもたちのために来校してワークショップを実施してくださいました。
蜘蛛の糸のように紙テープが投げられた瞬間、子どもたちは見入っていました。
男性教員が女装に挑戦しています。着物が暑く、大変だったようです。
5年生4名、6年生4名の8名の子どもたちが、オーディションを受けるために前に出てきてくれました。
すり足で歩く練習をしました。「膝を曲げて」「腕を少し開いて」「手はグーにしましょう」さあ、足の裏を上げずに前に進むことができたでしょうか。
能面を付ける経験をさせてもらうことができました。
面を付けると迫力が出ますよね!でも、歩くのはさらに難しくなりそうですね。
オーディションで選ばれた4名が、稽古をしているようです。
「謡」にも挑戦したようです。短い言葉ですが、「音」に乗せて読み上げるのはなかなか難しそうです。
上手に読み上げることができましたね。すばらしい!
次に「拍子」にチャレンジしました。まずは、手で拍子を打って覚えました。
「能」では、「拍子」を打つときは手ではなく足で拍子を打つようです。体験してみました。
子どもたちは、とても上手に足で拍子を打っていました。
公益財団法人「梅若研能会」のみなさん、本校の子どもたちのためにワークショップを開いてくださりありがとうございました。
とても貴重な体験をさせていただくことができました。
本番の公演も楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします