07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

8月21日千里山(東北部)

2007-08-21 21:56:57 | 活動報告
【調査地】千里山東北部
【参加者】6名

【調査した木】17本。合格17本(今日の調査範囲で97年大木は5本)。
【樹種】ソメイヨシノ6本、クスノキ5本、エノキ3本、コナラ・センダン各1本
【場所別】千里山霧が丘(住宅地)6本、千里山月が丘(民家)2本、佐井寺4丁目(大阪学院大グランド)4本、佐井寺2丁目(道路沿い)1本、千里山高塚(民家・池)3本、千里山松ヶ丘1本

【今日のトピックス】地名が入りくんでいるコース、千里山霧が丘~月が丘~佐井寺4丁目(大阪学院大グランド)~千里山高塚~千里山松が丘と時計回りに一巡した。スタート直後の千里山駅北東側、阪急電車線路沿いの千里山霧が丘の住宅地に植えられたソメイヨシノが6本続けて合格したこともあって、トータル17本確認した。97年調査で今回の範囲に5本報告されているが、対応できたのは2本のみ、そのうち千里山・佐井寺図書館前のクスノキは305→331cm(+26cm)と順調に成長していることを確認した。

【主な内容】
①千里山住宅地は昭和32年に完成した公団住宅、ソメイヨシノが各所に植えられているが、今回霧が丘で6本のソメイヨシノが合格となった。公団住宅内を調査すれば更に増えると思われるが、詳細調査は後日に回すこととした。
②月が丘の民家前の庭でセンダンとクスノキを確認、更に佐井寺大阪学院大学グランド(旧証券グランド)でクスノキ3本、ソメイヨシノ1本が合格した。

③佐井寺愛宕神社に近くの千里山高塚の民家裏の斜面でエノキが2本あった。内1本は家の方に協力してもらわないと測定できない場所にあったが、不在のため、大木間違い無しとして仮値を入れた。尚、この付近には200cmに若干満たないエノキが何本かあった。
④河田新池のコナラは97年調査で2本立ち254cm(単純計のため断面積法で180cm?)であったが、今回130cm高では1本に合着244cm、枝分かれ後の160cm高では単純計で301cm(断面積法212cm)に増大していた。
 尚、すいた市民環境会議が2000年につけた名札は、木の枝の陰になっていて、道路から見えない上、劣化し読めなくなっていたので取り外した。
⑤千里山・佐井寺図書館前のクスノキ、上述の通り10年間で幹周りが+26cm増加しており、これまでの仮説3cm/年(=年輪幅5mm/年X2Xπ)に近い値となった。しかし、広いグランドでのびのび育っている大阪学院大学のクスノキに比し、幹の太さの割りに葉の数が少なく、窮屈そうに見えた。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  658本(内合格 574本・・・・・97年報告数 264本)
▲調査協力者数 延べ 295人


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