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8月26日関西大学①

【調査地】関西大学①名神北側(千里山東3丁目)
【参加者】10名

【調査した木】35本。合格34本(今日の調査範囲で97年大木は29本)。
【樹種】クスノキ21本、イチョウ4本、エノキ3本、ヒマラヤスギ2本、ケヤキ・メタセコイア・クロマツ・アラカシ各1本
【場所別】千里山東3丁目

【今日のトピックス】関大構内でも今日の調査個所は大木密度が高いことから、調査班を一部2班(記録・測定)、一部1班(写真・GPS)という変則形で編成し、大木34本を確認した。尚、今日の調査範囲で97年調査結果は29本であるが、25本の現存を確認した。(無くなった4本のうち1本所在不明、1本は木が弱って数年前伐採、2本は校舎改築のため06年伐採された。)
また、97年調査で吹田市一の大木とした9本立ちクスノキの幹周りは、単純計1223cm→1297cmに増加、断面積法(今回のみ)435cmであった。

この木を含め断面積法300cm以上の木が10本(1本立ち6本)あり、関大構内に大木が多く、しかもそれらが太いことを再確認した。

【主な内容】
①関大構内で大木密度が最も高い所を集中的に調査したが、昨年予備調査を行っていたこともあり、スピーディに多数の木を確認することができた。
②97年調査の4本不明分については、昨年予備調査で確認していたものである。
・木が弱って伐採されたのは、97年調査No143クスノキ1本立ち445cmで、1本立ちでは吹田市最大の木であった。
・97年調査で法文中庭と記載No156・157のクスノキは、1年前までは健在であったが、既に伐採され、現地は改変工事中である。
・97年調査No133ケヤキ3本立ちは円形図書館前と記載されているが、現存しておらず、無くなった経緯は不明である(断面積法では不合格が予想される木)。
③今回35本調査し、1本不合格となったのは前回調査No129トウカエデ(4本立ち)で、断面積法では192cmしかなかったことによる。
④吹田市保護樹木として、1~3号、40~46号の9本と、47号樹林が指定されているが、今回確認できたのは1、3号、41~45号7本であった。47号は名神南側(山手町)にあることがわかっているので、2本不明であった。
⑤今日の調査地域には97年調査データと比較できる木が多いので、10年間での樹木の成長状況を数値的に把握したいと思っている。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  693本(内合格 608本・・・・・97年報告数 293本)
▲調査協力者数 延べ 305人
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