07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

8月2日(木) パナヒルズ大阪・青葉丘南周辺

2007-08-02 21:57:56 | 活動報告
調査地】パナヒルズ大阪・神戸製鋼所社宅、他
【参加者】5名

【調査した木】16本。合格14本(今日の調査範囲で97年大木は11本)。
【樹種】コナラ8本、クスノキ2本、ヤマモモ・キリ・ヒマラヤスギ・カロリナポプラ各1本
【場所別】パナヒルズ大阪10本、神戸製鋼所3本、民家1本

【今日のトピックス】今日の調査地には、97年調査結果をベースに吹田市が指定した保護樹木5本、保護樹林1ヶ所(樹林内に大木2本)があった。また、自然林が多く、コナラの大木が8本も見つかった。

【主な内容】
①パナヒルズ大阪の97年結果は9本、今回は10本見つかった。前回は単純合計のため、今回の断面積法を適用すると不合格になる木が4本あるため、実質5本増加したこととなる。
②今回調査に立ち会っていただいた方は、10年前の調査時もおられた方で、複雑で自然林を含めた敷地内の大木位置を熟知されていて、調査個所の移動はスムーズであった。
尚、敷地内にヒメボタルが生息していそうな個所があり、来年のホタルシーズンには調査に入れてもらうこととした。
③神戸製鋼所社宅周辺にも自然林があり、大木は少なかったもののコナラ林が広がっていた(コナラ2本、キリ1本合格、97年調査では0本)。

現在4階建ての社宅は19階建ての住居に建て替えるとの建設計画が掲示されていたので、一度神戸製鋼所工場(茨木市東宇野辺)を訪問し、樹林を残してほしいことを申し入れたい。
④97年調査報告にある青葉丘南7の大木2本、住居表示を青葉丘北7と間違えて探していたため見つからなかったが、報告通り青葉丘南8の民家に、保護樹木として指定されている2本が見つかり、追加調査した(コナラ1本合格、アベマキ1本不合格)。
家主さんの話によると33年前この周辺は松が多数あったが、松枯れと固定資産税の理由で伐採したとのことであった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  589本(内合格 509本・・・・・97年報告数 231本)
▲調査協力者数 延べ 253人