07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

8月27日関西大学②

2007-08-27 21:27:49 | 活動報告
【調査地】関西大学②名神北側(千里山東3丁目)の2回目
【参加者】6名

【調査した木】22本。合格21本(今日の調査範囲で97年大木は2本)
【樹種】クスノキ15本、メタセコイア2本、エノキ・コナラ・ラクウショウ・ケヤキ・各1本
【場所別】千里山東3丁目

【今日のトピックス】今日は関大構内(千里山東3丁目)で昨日調査個所の外側(より北・東・南・西側)を大回りし距離で稼いだ結果、思いのほか多い21本の大木を確認した。
昨日8/26報告に「97年調査No156・157法文中庭と記載のクスノキは、1年前まで健在であったが既に伐採された」と書いたが、今日、第1学舎の工事現場囲いの中に入れてもらった所、当初より少し移動した位置にクスノキ2本が包帯ぐるぐる巻き状態で移植されていて、現存していることを確認した。

【主な内容】
①大学構内の建物の間に中庭的な広場が多く、そこには主としてクスノキが植えられているが、今日は法文学部研究棟の中庭、工学部製図室の中庭などで、多数確認された。
②北門入口(旧馬場への入口)右側斜面のエノキは、4本立ちで内1本のみでも220cmある大木で断面積法では363cmとなった。幹は元気そうであるが、葉の虫食い状態が気になった。
③旧馬場周辺はコナラ・アベマキを中心とする里山が広がっていたが、昨年、千里山北広場と名づけられた人工芝のグランドが作られた。この里山と民有地との境界傾斜地に数本のコナラが残されたが、その1本が大木ラインに合格した。
④旧第1学舎(法・文学部)東側に大きなクスノキがあるが、改変工事用囲いの内側のため許可を得て入った。このクスノキは1本立ち320cmあったが、97年調査で見落としていた木である。
この囲いの中におまけが2本、97年調査で大木にリストアップされたクスノキが、養生(包帯巻き)されたままの状態で移植されていた。

⑤昨日・今日の調査による関大千里山東3丁目区域の大木は34本+21本=55本、97年調査29本のほぼ2倍となった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  715本(内合格 629本・・・・・97年報告数 293本)
▲調査協力者数 延べ 311人