07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

8月9日(木) 千里第5・6緑地、ねむのき公園

2007-08-09 21:27:37 | 活動報告
【調査地】千里第5・6緑地、ねむのき公園
【参加者】7名

【調査した木】11本。合格10本(今日の調査範囲で97年大木は1本)。
【樹種】クスノキ5本、アベマキ・ソメイヨシノ・エノキ・ラクウショウ・カロリナポプラ各1本
【場所別】佐竹台2丁目 (千里第6緑地) 3本、佐竹台4丁目(ねむのき公園)6本、千里山月が丘1本

【今日のトピックス】今日の調査地は大木が少ないと予想していた所であるが、クスノキを主として10本も確認できた。尚、大木は1本しかなかったが、千里緑地南側で佐井寺4丁目~千里山月が丘~千里山西6丁目の阪急電車の東西に、大きく広がる竹林、そしてため池・水田など、ヒメボタルの住環境が残っていることを確認した。

【主な内容】
①大阪ニュージーランド教会裏側に広がる民有地の竹林で、2本立200cmラインぎりぎりのアベマキが1本見つかった(所在地は千里山月が丘50?)。付近は上述の通り竹林が広がっているが、竹林の中には段々田の畦道や、ため池の痕跡が残っていた。また阪急電車西側(千里山6‐8・ジャスコ南千里店北東の裏山)の高台では竹林の間にため池が点々と残っており、耕作されている水田もあった。
②佐竹台2丁目南側の千里緑地では、植樹されたクスノキが2本、そして佐井寺4丁目との間の道路際にソメイヨシノがあった。
③佐竹台小学校の東側・佐井寺小学校の北側に広がる「ねむのき公園」周辺の緑地で、クスノキ3本、エノキ・ラクウショウ・カロリナポプラ各1本の6本があった。

97年調査で報告されている木は3本立幹周り単純計278cm(平均断面積法214cm)であるが、今回3本立の木は1本(No8)のみで単純計366cmであった。数値から同一木かどうかはわからない。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  631本(内合格 548本・・・・・97年報告数 259本)
▲調査協力者数 延べ 274人