美輪明宏さんの音楽会に行きました。

美輪明宏さんの音楽会に行って来ました。

夫が勤務する会社で加入している福利厚生組合で、チケットを斡旋してもらいました。

届いたチケットは９列目。近い・・・。


ドキドキしながら出かけました。

開場前からたくさんのお客さんが、ロビーに整列しています。
男性は3割くらい。若い人も、年配の人もいました。



鐘の音とともに、少しずつホールの照明が落とされていき、
ざわざわとしていた観客も、シーンと静まっていきます。


緞帳（どんちょう）が開きます。
そこに美輪さんが、なんとも豪華な衣装で立っています。
ドレスはピンク。ラメがたくさんちりばめられていて、
照明があたるとそれがキラキラと反射して綺麗なドレスでした。
トレーンは長く、肩から白いベールをかけていました。
（後半は、黒のドレス、アンコールの時は白のドレスと続きました）


黄色い髪の毛が楽しみだったのですが、そのヘアスタイルではなく、
ダークブラウンのアップスタイルのウィッグでした。

アクセサリーもとても豪華なものでした。
特にルビー（と思われる）の指輪は大きくて、
照明が当たるとギラッとまぶしいくらいに光り、思わず目をつぶるほどでした。


あたしは音楽のことは詳しくないし、シャンソンのことはわからないけれど、
「音と音の間にあるゆらめき」みたいなものを感じて、
その歌声と圧倒感に、ただただ驚くばかりでした。


美輪さんは、とても感情を豊かに、声だけではなく、手や表情でその歌を現します。
歌詞の内容が、想像できるような感じです。


最近では「オーラの泉」にも出演されていますが、
江原先生のことなどもお話してくださいました。
これから歌う唄にまつわるエピソードなどを聞かせてくれました。



音楽界の終盤は、美輪さんが尊敬するエディット・ピアフの唄を。
「愛の賛歌」は言わずと知れた名曲ですが、美輪さん自身は、日本語訳の詩は、薄っぺらくて大嫌いだそうです（笑）。
セリフつきの、原曲のまま歌い上げました。
肩からゾクゾクっとして、本当に感動。
スタンディングオベーションと、鳴り止まない拍手。


アンコールにも応えてくれて、本当に心に響く音楽界でした。
美輪さんの「愛」をもらいました。
（大げさじゃなく、本当に）