市指定文化財・福田屋で開催した
昔のおうちで指すのが楽しいね「こども将棋教室」
前日の雪の降る空を見ながら一時は開催が少し心配されましたが
早めに雨となり、当日は幸いにも良い天気となりました。
ふじみ野市・上福岡歴史民俗資料館のご依頼による、市指定文化財
の福田屋で「こども将棋教室」が無事開催することができました。
日時:3月20日(祝)13:30~15:30
場所:福岡河岸記念館 福田屋 主屋2階
講師:日本将棋連盟ふじみ野支部 中村、西塔、荒川
対象:駒の動かし方がわかる小・中学生
受講者:14人
<福田屋の概要>
上福岡歴史民俗資料館が管理されています「福田屋(回漕問屋)」の
建物を福岡河岸記念館として保存・公開しています。
館内は江戸時代から昭和初期まで江戸(浅草)と当地方を結んでいた
新河岸川の舟運の明治時代の船問屋のようすを再現し、文庫蔵内部の展示室では舟運と問屋の暮らし、十代目当主星野仙蔵氏の功績等を
展示しています。
歴史を感じながら趣のあるこの会場で「こども将棋教室」を2時間
という限られた時間ですが皆さんといっしょに将棋を楽しみました。
<福田屋付近の風景>
蔵と桜
船着場入口
福田屋塀の外より
福田屋の門から
回漕問屋・福田屋の案内文
福田屋の庭の桜
<こども将棋教室の会場>
普段は入場できない主屋の2階に「こども将棋教室」の会場を設置
(歴史民俗資料館の設営で、すばらしい会場で行うことに)
上記は入場前の会場です。
駒と盤は、会場に合わせて、黄楊(つげ)の木の駒と木製の盤を
用意しました。
<開会の挨拶>
歴史民俗資料館の田中さんの挨拶 ↑
日本将棋連盟ふじみ野支部の中村より挨拶 ↑
ふじみ野支部の西塔氏より将棋の歴史や将棋のルール、3つの挨拶
先後を決める駒振りやその他注意事項などを説明しました。 ↓↑
<自由対局および指導将棋>
さあ、いよいよ対局を始めることに。
本日は2時間という限られた時間のため、対局を中心に将棋を
楽しむことにしました。
前半はこども同士で自由対局または講師との駒落ち指導将棋を実施
↓
<リレー将棋>
後半は2つのチームに別れリレー将棋(1人3手を指し交代)を
実施しました。この試みは初心者の子には他の子の指し手も参考に
できる点などあり、相乗効果が期待できます。また、団体戦の
仲間感覚も得られます。 ↓
リレー将棋の対局を2局実施しました。
終了後、参加者1家族に1冊「こども将棋教室」のテキストを
参考に差し上げました。少しむずかしいところもあるかも
しれませんが、家に帰ってゆっくり読んでみてください。
主催者の歴史民俗資料館よりのアンケートを答えて頂き、本日の
「こども将棋教室」はお開きとなりました。
本日、子ども達と親御様には本企画にご参加頂き、誠にありがとう
ございます。これからの子ども達の成長を楽しみにしています。
日本将棋連盟ふじみ野支部 支部長 中村匡志