「ねんりんピック富山2018」大会の報告(その3)
期日:11月5日(月)
場所:小矢部市 クロスランドおやべ(将棋大会会場)
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<個人戦>
「埼玉県チーム」と「さいたま市チーム」のメンバーは本日「個人戦」の
トーナメントに出場。
個人戦は16人づつのトーナメント(9組)に別れ4回戦で争います。
そして、優勝~3位には金・銀・銅のメダルが贈呈されます。
トーナメントの2回戦へ上村 猛氏、中西 進氏、本田洋治郎氏の3名が
進出 ↓ そして、中西 進氏、本田洋治郎氏が準決勝へ。
原田博次氏は村田顕弘六段との指導対局にチャレンジ ↓
中村匡志は会場近くの散策と「クロスランドタワー」の展望台から
眼下の景色を眺めに行きました。
中央が「クロスランドタワー」で高さ118m、展望台100mです。↓
(スタンプラリーで展望台の無料入場券をゲットしました。)
展望台からの景色。天気も良くきれいな景色が見ることができました。↓
<昼食>
本日の昼食はお弁当とサービスのブラックラーメン付きでした。
<観光ミニツアー>
この大会は予定行事が目白押しで観光している時間もあまりないため
個人戦を負けたらミニ観光にぜひ行こうと考えていました。
12:00過ぎより上村 猛氏と一緒に小矢部市の用意してくれたバスで
小矢部市の観光ミニツアーに出かけました。
小矢部市は学校や公共の施設等、メルヘン建築のたいへん多い街でした。
そのうちの数件のメルヘン建築に案内して頂きました。↓
「源 義仲」像 ↓
平安時代末期、平家討伐の令旨を受けて挙兵した源(木曾)義仲は
「くりから峠の戦い」で平家の大軍を撃ち破り、意気揚々と上洛します。
「くりから古戦場」のある小矢部市には猿ヶ馬場や源氏ヶ峰、地獄谷など
激戦の様子を物語る史跡が多く残されているそうです。
「道の駅メルヘンおやべ」でお土産を購入しました。↓
2時間半のミニ観光から戻り会場に。
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会場を退場する前に「埼玉県チーム」3人で記念撮影 ↓
杉本昌隆七段の「次の1手」の応募で当選した上村氏と原田氏の頂いた
サイン入り書籍本 ↓
タイトル:『将棋・究極の勝ち方 入玉の極意』 (新刊)
中西 進氏は準決勝で敗退しましたが、銅メダルをゲットしました。
中西氏は、これで金・銀・銅のメダルが3つ揃ったそうです。
その頃、本田洋治郎氏が個人戦トーナメントの決勝戦を戦っていました。↓
ここで「埼玉県チーム」は岐路に着くことに。
原田氏と中村は新幹線で埼玉県へ、上村氏は金沢にまわり、もう1泊して
観光してから帰るとのこと。
バス停で最後の撮影をしました。↓
2年後は岐阜県でねんりんピック2020が行われるそうです。
「埼玉県チーム」の3名は健康なら再挑戦することを固く約束して
別れました。
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後日、「さいたま市チーム」の中西 進氏からメールで個人戦の結果を
連絡頂きました。
本田洋治郎氏が金メダル、中西 進氏が銅メダルを受賞しました。
たいへんおめでとうございます。
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これでねんりんピック富山大会2018の報告を終わります。
ブログのご閲覧、誠にありがとうございました。
ー記ー 中村匡志
「ねんりんピック富山2018」大会の報告(その2)
期日:11月4日(日)
場所:小矢部市 クロスランドおやべ(将棋大会会場)
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小矢部市のゆるキャラのメルモモちゃん(左)とメルギューくん(右)
<将棋大会・団体戦>
9:00より開始セレモニー が始まり、来賓のあいさつ、4名のプロ棋士の
紹介、運営方法やルール等の説明がありました。
富山県出身の中村 修九段(左)と藤井聡太七段の師匠の杉本昌隆七段 ↓
富山県出身の村田顕弘六段(左)と杉本七段門下の室田伊緒女流二段 ↓
激励のことば:日本将棋連盟の中村 修九段 ↓
埼玉県チームの大将の上村 猛氏(右) ↓
埼玉県チームの3将の原田博次氏(右) ↓
さいたま市チームの3名(グレーのユニホーム) ↓
左から本田洋治郎氏、菊池兵吾氏、中西 進氏
2回戦が終わり食堂でお弁当とサービスのホワイトラーメンを食し
埼玉県チームの3名の記念写真を2枚撮影しました。
左より 原田博次氏、上村 猛氏、中村匡志 ↓
3回戦の「千葉市チーム」(左)vs「埼玉県チーム」(右) ↓
<指導対局>
<詰将棋の回答>
前日問題が出された19手詰めの詰将棋を出題者の村田顕弘六段が回答を
大盤で解説。応募箱に投函された中で正解が42名でその中から5名に
抽選で村田六段のサイン入り出版本を贈呈されました。
<公開対局>
団体戦予選が終了してからプロ棋士による公開対局が行われました。
対局者は杉本昌隆七段vs村田顕弘六段、解説は中村 修九段で
聞き手は室田伊緒女流二段。
持ち時間は各10分、使い切ると30秒の秒読みの早指し対局でした。
対局は相振飛車の戦いで双方非常に辛抱強い、そしてここぞという時の
鋭い攻め合いを見せて頂きました。
翌日は団体戦で各組の予選通過チームはトーナメント戦に、予選で敗退
したチームは個人戦でトーナメントの対局が待っております。
「埼玉県チーム」も「さいたま市チーム」も予選で敗退したため翌日は
個人戦にまわることになりました。(その3に続く)
「ねんりんピック富山2018」大会の報告(その1)
期日:11月2日(金)~6日(火)
場所:富山県富山市 富山県総合運動公園陸上競技場(開会式)
小矢部市 クロスランドおやべ(将棋大会会場)
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<ねんりんピックのご説明>
ここで「ねんりんピック」にあまり馴染みのない方のために本大会について
触れておきましょう。
「ねんりんピック」の愛称で親しまれている「全国健康福祉祭」は
60歳以上の方々を中心に交流を深めることができる健康と福祉の総合的な
祭典です。
スポーツ部門と文化交流部門の大会があり、毎年、全国から1万人の
選手・役員が参加します。
今回の総合開会式は11月3日(土)に「富山県総合運動公園陸上競技場」
で行われ、総合閉会式は11月6日(火)に「富山市芸術文化ホール」で
行われました。
主催が「厚生労働省」「富山県」「ねんりんピックの実行委員会」等で
共催が「スポーツ庁」です。
今年の将棋大会は各都道府県と政令指定都市の62チームが参加し、3人の
団体戦で争われました。4チームのリーグを16組作り、各リーグ総当たり
で戦い、1チームのみが予選を通過して本戦トーナメント戦で入賞を
目指すもの。優勝~3位には金・銀・銅のメダルが贈呈されます。
1日目に脱落したチームの方は2日目に個人戦トーナメントが用意されて
おり、充分楽しめる大会でした。
埼玉県からは「埼玉県」と「さいたま市」の2チームが参加しています。
<開催される種目>
① スポーツ交流大会(10種目)
卓球、テニス、ゴルフ、マラソン、弓道、剣道 等
② ふれあいスポーツ交流大会(12種目)
水泳、ラグビー、ボウリング、サッカー、太極拳、グランドゴルフ等
③ 文化交流大会(5種目)
将棋、囲碁、俳句、川柳 等
<写真掲載>
11月2日大宮駅13:50発の新幹線で埼玉県選手団が富山駅に出発。↓
富山駅に16:00到着 ↓
埼玉県選手団のユニホーム ↓
埼玉選手団の懇親会 ↓
11月3日(土)の開会式会場 ↓
「埼玉県」将棋に出場する原田博次氏(右)と中村匡志(左)↓
原田博次氏とさいたま市の中西 進氏 本田洋治郎氏 菊池兵吾氏 ↓
競技場外の運動公園から見える北アルプスの雄大な景色 ↓
<開会式>
開会式競技場内に選手団入場中 ↓
国旗、大会旗、県旗掲揚 炬火入場・点火 ↓
鈴木大地スポーツ庁長官のご挨拶 ↓
メインアトラクションの演技 ↓ (第1景~第4景あり)
メインナビゲーターとして富山県出身の柴田理恵さんをはじめ務められた。
<開始式>
開会式後は各種目ごとに開催される競技会場のあるホテルに移動し
将棋は小矢部市の「クロスランドおやべ」ホテルで開始式が行われました。
役員、審判員、競技役員の紹介があり、最高年齢91歳の方と3名の86歳の
方の表彰式がありました。 ↓ (最左が91歳の方)
その後、開始式のアトラクションとして地元の「のばな和太鼓」の演目が
披露されました。
いよいよ大会が翌日に控え、気分が盛り上がってきました。
(その2に続く)