日時: 2月22日(日) 10時より
場所: 浦和コミュニティセンター
参加者数: 24名
本大会は60歳以上の方が参加対象の大会で優勝者が県代表として
東日本大会に出場できる。
この日、「シニア名人戦」と「小学生将棋名人戦」(Aクラスのみ)が
同じ会場で熱戦を展開。(ちなみに小学生将棋名人戦の参加者は20名)
<ふじみ野支部の参加者と対戦結果>
中村隆久氏と中村匡志の2名が参加。
中村隆久氏は1回戦を勝ち、2回戦で優勝候補の一角の関 渉氏と153手の
大熱戦を展開し、終盤詰めろをかけたが、寄せの鋭い関氏に寄せがあり
押し切られてしまった。
検討してみると中村隆久氏側から終盤、詰み筋があった。
非常に残念な1局でした。
この後、一緒に中村隆久氏と昼食をとり、その後、隆久氏は帰宅しました。
中村匡志は1回戦から4回戦まで接戦を制し、4勝者の2名による
プレーオフとなる。相手は60歳になったばかりの優勝候補の園田章雄氏。
関東アマ名人戦の代表(東京・埼玉で)や第31期箱根名人戦の優勝など
数多くの戦績を持つ強豪である。
以前、園田氏には良いとこ無しに敗れたことがある。金銀の圧力で
押してくるという将棋の印象が強く残っている。
私の振り飛車に対し園田氏の居飛車で序盤から右の金銀で押してくる
園田氏。私が飛車を切り強引にさばきにいき、苦しい局面になった。
駒得を広げる園田氏に対し何とか1手違いに持ち込んだ私。
終盤の寄せに入った園田氏が確実に勝とうと受けに1手、香車を
自陣に打ち込んだ。この手が微妙に差が縮まった要因となったのか。
最後、私の玉が詰みそうな状況であるが時間もないため運を天に任せ
相手玉に詰めろをかけた。
結局、私の玉に詰みは無く、ぎりぎり勝つことができた。
手数は88手とお互いが直線的な勝負を挑んだため比較的短手数の
将棋となった。
局後、関係者で一緒に検討したが結構難しい将棋であったようだ。
幸運な 勝利としか言いようがない。
<試合結果>
優勝した中村匡志五段
次の東日本大会は山形県天童市で4月24日(金)前夜祭
25日(土)~26日(日)大会の運びとなる。
一昨年、代表になったが東日本大会ではベスト8までであった。
ふじみ野支部の皆さんの応援を受け、今回はそれ以上の大きな成果を
上げるよう頑張ってきます。