2017年9月16日から12月17まで「風景と物語のあいだに」
「佐々木愛展」が黒部市で開催されています。
どっかで見たような山と扉と植物が澄んだ色彩で描かれています。
9月16日のオープニングイベントでは午前中に作家さんのお話
タイムがあり、午後からは新川地区を散歩するオープニングツアー
「大地が紡ぐ物語」が開催されました。
定員は20名。地元の他に県外や南砺市からの参加もありました。
佐々木愛さんが絵のインスピレーションのために近隣の山や森を
この日までに何回か散策されたのですが、吉田科学館の学芸員の
久保貴志さん、朝日町埋蔵文化財施設「まいぶんKAN」の学芸員
川端典子さん等すこぶる楽しい極め付きの案内人が同行されたそう。
この日のツアーも面白すぎて、質問が多くて前に進まないくらい。
そして終了時間が1時間超過したというびっくりツアーでした。
新川牧場あたりから嘉例沢にかけての大地がこんなにお宝の場
だったとは…この年齢のこの時まで知りませんでした。
というのも当たり前、久保学芸員がその価値を発見してくださった
からわかったわけで、またジオパークの取組みがなかったら久保さん
の出現もなかったかもしれません。
偶然と必然が重なった奇跡なんだと思いました。
とりあえず久保さん、そして魅力的な古代史学芸員の川端さん。
ちなみにコーヒータイムは「シアノバクテリア」の遺跡の上で。
あまりに美しい塊なので工事していた人々がここに設置したという
テーブルとベンチ。出現した石隗が何なのかわからなかったのに
ショベルカーで壊してしまわなかった工事現場の人にまず感謝。
地球の陸地が固まらない時代やユーラシア大陸とかがでてきたりして
「5億年とか100万年」とかの数字メモもまにあわず、結局何が何か
よくわからなかったので詳しく書けません。ただ「縄文時代が今
新川地区でおもしろい」ということだけはわかりました。
なお、10月2日まで朝日町まいぶんKAN(0765-83-0118)で
縄文をテーマにいろいろなイベントがあります。
9月30日までは「土器と植物の写真展」「ときどきみちくさ」