最近ラジオにハマっている。
震災の頃とその後の東北車中１泊の旅でよく活躍したポケットラジオがやっと見つかって、それでFENを聴いていることが多い。
FENのいいところは、くだらないおしゃべりを聞かなくてもよい(英語のニュースがほとんどだから自分にはノイズにしか聞こえない(笑))、カントリーミュージックが時々聴けるなど。
日本のラジオ番組はレコード会社のゴリ押し(パワープレイとか)が強すぎて(とくに首都圏FM)、つまらない曲を何度も脳に刷り込まれるのがキツい。
災害時には役にたつラジオも、平時は今のテレビと同じで刷り込みばかりが目立つ。
スポンサーありきの民放の宿命とはいえ、ラジオ離れ・テレビ離れが進むのはなんか淋しい気がするけれど、今の時代はインターネットやゲームのほうが勢いがあるのは間違いない。
自分もDJのおしゃべり目的じゃなく音楽目的で聴いているだけだし、個人的なラジオブームはすぐ去って飽きちゃうかもしれないけど、以前ちょこっと知り合った若いコがラジオの構成作家を目指していたのを思い出した。
彼のきっかけは、ラジオのハガキ職人と呼ばれるやつからだそうだ。
ラジオも彼もまだまだ頑張ってほしい。
もし電気が止まってしまうような悲惨な状況になったとしても、電池があればラジオから状況が伝わるし、そんな時にもし好きな音楽が流れてきたら、たぶん一瞬救われた気がすると思うから。