ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

入院、手術&退院

2017-01-18 11:58:36 | 乳輪&乳首再建
さてさて、1月15日に入院となりました。

当日は日曜で、形成の医師は誰もおらん。特に検査も無い為、手続き済んで病棟に入ってもヒマー。

この日は麻酔科の医師から、説明があるのみ。

麻酔科医が多忙だったらしく、説明も夜になってから。時間持て余しながらの手術前日でありました。

夕食後、夜9時から絶食。お茶、水はオッケー。


一夜明け、1月16日手術当日。

朝一番からの手術の為、朝6時に経口保水液(ポカリ的なやつ)を飲み、ここからは絶飲食。

8時過ぎにはダンナも到着。この頃、執刀医のH医師登場。体にマジックで設計図?をカキカキ

この時に今一度確認する私「センセ、アンダーの位置が下過ぎるのって、修正きく?」

すると答えは「アンダーの位置は厳しいなぁ」であった。(´;ω;`)ショボーン。

おまけに再建胸の外側の硬くなってる箇所。かなり奥の為、削れない可能性が高い。

ただ、上に吊り上げはできるとの事だった。ただ、縫い詰める為か、バストのホリュームが少し潰れてしまう、と。

これに関しては、再建胸の大きさを持て余していたので、ちょっと小さくなって丁度いっか。と思い直す。

ここまで来たら、後はお任せするしかないしね。

余談だが、担当H医師、私の手術が復帰一発目。なので私は「センセー、お帰りなさ~い」と一言。

ついでに「私は今日が誕生日でーす」と言うと「そうそう!だよねっ」・・・お互いいい日になるといいなぁとか思う。

なんだかんだとH医師、看護師さん、私と話しながらオペ室に歩いて向かいます。後からダンナついて来る。

入口でダンナとお別れ。オペ室担当ナースや麻酔科医とご挨拶&準備。

麻酔科医と雑談しながらも、あっという間に落ちてしまい記憶ナシ。


・・・目覚めたら、当然手術は終わってた。2時間ちょいかかったらしい。

前回のような激揺れするような寒さ&震えもなく、割と会話もできた。ただ、ちょっぴり苦手な吐き気が襲ってまいりました。

ダンナにはとっとと帰ってもらい、吐き気止めを点滴に入れて貰います。でもしばらくムカムカしてたな。

やや時間たってから、2度ほど吐きましたが、絶飲食だしね。水分がオロロッと出たのみ。出たら収まった。

お昼すぎて午後まで安静。うとうと寝たり、ぼんやり起きたり。夕方には気分もスッキリ。

15時過ぎには水分摂取もオッケー。導尿カテーテル&オムツもはずしてもらいました。


夕食前に、H医師が来る。今回の手術、メインは乳輪と乳首だったのだが、私が一番気になってたことを聞く

「お腹って、どうなってました?」

だって、ホンットに腹が腫れてるせいで、頻尿と便秘がキツかったんだもの。

すると「赤黒い血液が溜まってて、周りを白い膜が包んでた」そうですヒエェェ。

なるべく膜を削ったけど、あんまり削りすぎるとお腹に穴開いちゃうからね」・・・皮膚から2ミリのトコだもんね。コワイコワイ。

「かなり頑丈に縫ったから大丈夫だとは思うんだけど」とも言ってたな。

翌日、執刀と別の担当医に聞いたら

お腹の中に傷があって、ジワジワ出血したり、止まったり。(普通は術後しばらくしたら止まる)

すると、体は防御反応として袋状の膜を作って、そこに血液を流すようになる。迂回して貯蔵するカンジ?

体は「あ、ここに流れればいいんだ!」と勘違い?!するらしく、結果、出血が止まらなくなる。まぁ、溜める所あるから出てもいっか、と思っちゃうんですね。

・・・人体、超不思議ーーーー

どうせなら、その袋状のブツ見たかったな。

ともかく、その出血箇所をガッツリ縫ったみたいです。ただ、再発の可能性はゼロではないそうな。

なんでしょ?想定外の事に、体が柔軟に対応しちゃう体質ってコト??(←ポジティブに考えすぎか?)


肝心の乳首やら乳輪やらは、ガーゼ貼り付けてるし、この時点では見られず。お腹には、おなじみの血抜きドレーン付き。

乳輪用に皮膚を取った太ももの付け根。ここの傷は確認できた。

しっかり縫ってあるし、気持ち程度のガーゼ貼ってるだけ。トイレ行くとガーゼ取れちゃうし。医師に聞いたら「ガーゼ取ってもいい」って言うし。

どんなカンジか、参考画像載せますよ~。見たくない人は、以下スルーよろです。



閲覧注意です↓




見苦しくてスミマセン

右脚つけ根付近。内腿に10センチ程度の傷となりました。目立つ所じゃないからいいや。



夕食フツーに食べて、ゆっくり寝て・・・なんと翌日には退院です!ヤッター

H医師「明日には退院できるけど、どうする?」私「退院するするー!」

ドレーンつけたまま、パックに溜まった排液は自分で処理。

やり方は、前回の入院時にさんざん見たし、念の為に今回も練習がてら、やらせてもらったし。ダイジョーブ。



1月17日

朝食食べて、医師の診察。退院です。

この日の担当医、お若い男性医師のコンビだったのだが

私の「腹帯って、したほうがいいの?」の問いに「するなら今です!腫れてから付けるんじゃ遅い。今しなきゃ意味ないです」と言われる。

・・・あはは、まるで私の行動を予測してるかの発言(笑)はいはい、ちゃんと装着します

でもね、今回の入院時「腹帯持って来て」って指示なかったんだよなー。

再び腹切るんだし、どうせドレーン付くだろうし。・・・腹帯いるのでは?

と、思って、持ってきたのが正解だったわ。

特にこれは絶対やっちゃだめって事あります?の問いには「常識の範囲内でしたら大丈夫」と返ってきた。・・・回答がつまらん

時々、うっかり引っかけたりして、ドレーン抜けちゃう人がいるそうな。それは気をつけるよう言われた。

万が一抜けちゃったら、ガーゼで塞げばいいそうです。焦る事ないわな。

あと、これは執刀H医師から

「下半身シャワーとかいいんだけど、がっちりガーゼで縛ってある再建乳首は、水に濡らさないように」と言われた。

再建乳首のガーゼ以外、内ももやお腹や、少し切り取った健側の乳首のガーゼは、外して構わないとも言ってた。

切った健側の乳首、見たけど思ったよりちっちゃくなってなかった(笑)縫った糸がピョロッと出てるのがシュールです。

服に擦れると痛いので、ガーゼは敢えてつけといた。


退院したよー!と心配してくれてた友人知人にメールしたら

「はぁぁちょっと、早すぎじゃないのー?」と、超ビビられる。

管ついてるー、糸もついてるー、と言ったら、更にドン引きされる。

さすがに、あれこれ活動は控えるから平気だってば(笑)


やれやれ、と一段落の2泊3日の入院でした。


自転車漕ぐのにも邪魔

2017-01-10 16:39:37 | 乳がん手術と同時再建
入院まであと数日。まだなんも準備しておらん(^▽^;)

前回より短い日数だろうし、動けるようになるのも前回より早いだろう・・・

そう思うと、たいして準備する事もないな~とか思い、のんきそのもの。

体が鈍るだろうと思い、今のうちにウォーキングで汗かいて~、ついでに少々ランニング。

いい歳になり、季節も冬だと、代謝が落ちる。

意識して汗出さないと、久々にかく汗が、超絶臭くなるのですねぇ。

使ってないと汗腺も老化しますから、もう必死(笑)

自宅のランニングマシーンで、6キロほど歩いて、その後1キロ走る。を日課にしていた私。

あ、走るっていっても、超スローペースだから、傍から見たらドタドタ早歩き程度かも。

それが、ここ一週間、歩くのはともかくとして、走れない

正直、歩くのも以前よりしんどい。

何故って

お腹がどんどん腫れてるからです。

お腹の傷は省略

ひっつめて縫ってある為、皮膚に余裕がない。

そのせいで膨らみは大きくなってないけど、高さがない分、横に逃げてる感じ。

歩いてるだけで、皮膚がひきつれて痛い。んでもって走ると膨らみの奥が引っ張られるみたいで、すげー痛いのです。

なんか、この痛みの奥が傷になってて、そっから体液出てる気がするな~・・・

膀胱圧迫のせいで、ただでさえトイレが近いのに加え

ここ最近めっきり「便が細い」

ただでさえ便秘体質なのに、出るもんが確実に細いっす。

ま、CT見る限り、腸も押されてるっぽかったからね。これ、放置し続けてたら腸閉塞になるんだろうか。

ホントはこの時期、どんな乳首になるのかしら~ドキドキワクワク。なハズだったのに

乳輪も乳首も、まぁそれなりに作ってくれるんだろうな。そんな事より、腹苦しいわー!はよ、何とかしてくれー!

・・・という現状。

夢もロマンもありゃしません(-_-;)

いや~、なかなか予定どおりに、スムーズに進まないのが人生ってやつですなぁ。

腹部CT検査

2017-01-06 18:01:22 | 乳がん手術と同時再建
さて、昨日は予約していたCT検査でした。

入院手術まで、あと10日しかないのに、まさかここで追加検査になるとはなぁ。

とか思いつつ、淡々とCT撮って貰って、形成外科のY医師の診察です。

余談ですが、午後の検査&いちおう腹部CTの為、食事抜きだった私。

「お腹がへって、力がでないよー」とへなへなしながらの診察であった。


10日後の手術って、乳輪と乳首の再建がメインのはずなんだけど

Y先生、開口一番「お腹の膨らみ、この前より大きくなってたりしない?」と問う。

えぇ、その通り。

12月15日の診察時より、確実に膨らんでますとも。体感で分かる。だって、ますます邪魔に感じるし。

「大きくなってますねぇ」と私。

手術から半年以上たってるんだけどなー。と疑問のようなY先生。普通は体液分泌は徐々に減るもんだしね。

どうやら稀に、そういう「溜まりやすい体質の人」がいるらしいです。

「うちの病院では過去に2人だけなんだよ~。」・・・はぁ、んな事言われましても(-_-;)

こんなトコでまで、まさかの少数派の枠にはまってしまったらしい私。うぅ、いつでもレアな方かいっ。

触診で「けっこう大きいねぇ」と言われる。


画像見たら、皮膚直下2ミリのトコに、でっかい水風船みたいなモノがっ

腹筋が押されてへしゃげてる。

・・・だけならまだしも

大腸や膀胱も、ちょっぴり押されて変形しとるがなーーー


いやいや、どおりで最近、やけにトイレが近いと思った。今だかつてない頻尿。

それを伝えると「膀胱押されちゃってるもんね。影響あると思うよー」との事。


結局、乳首再建と同時に、お腹をちょっと切開して中の状態を確認。状態に応じて処置する手術が追加となった。

まぁ、どっちみち寝てるから、もうやっちゃってという感じです。

ただ、それで処置しても、再び溜まる可能性はゼロではないそうな。再び溜まりだしたら、外来で注射で抜く処置って事ですな。


お腹の処置に加えて、再建胸の修正もやはりやってくれるっぽい。

ちょっと上下に長い(←ちょっと変な表現(笑))ので、硬いトコ削って、少し詰められるか?!


この期に及んで「先生、乳輪の色、あんまし濃くしないで。」とリクエストする私。

だって、薄い色はタトゥーで濃くできるだろうけど、最初っから濃い色じゃ修正できなそうだし。

なんでも股間の色素沈着してる皮膚は、移植しても黒くなりやすいそうですよー。濃くなりがちって事かぁ。

「じゃ、なるべく薄い色のとこから取るようにするね」と言ってたが、はたしてどうなるか?こうご期待!(笑)


ちなみに、今更お腹にがんがん体液が溜まってる私を、不思議に思ってたY先生。

そんな姿を見て、とてもじゃないが

「前回の入院中、いきんだ時、お腹ビリッといった」とか

「術後3ヶ月位の頃、試しに腹筋やった」とか

「今、走ったりしてるけど、めっちゃお腹がつれて痛い時あって、押さえて走ってる」とかとかetc・・・

なーーーんも言えないで、とりあえず黙っておいた( ̄▽ ̄)


さて、ぼちぼち入院準備しないとなぁ。