ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

2019振り返り

2019-12-29 16:50:20 | 日記

令和元年も、あと僅か。

 体調も落ち着いていて、生活も仕事も普通にできている。ありがたや。

 一年振り返ってみて、何か変化あったかな?と考えてみた。 

 

汗の出方が変わった気がするのです。

 再建した胸。ここは神経は切れてて、感覚は鈍いし、汗腺もちゃんとしていないらしく 

以前、こんな事、「汗が出ないんだなぁ」と判明したのですが 

ここ最近になり 

「再建側のワキの下の方が、やけに汗をかく」 

って事に気付く。

 グレーのTシャツ着て、運動後に脱いだら、汗ジミの大きさに、明らかに違いがあったもの。間違いない。

 胸に汗かけない分、ワキの下の汗腺が、頑張るようになったんかな?

不っ思議~(@_@;) 

人体って、色々と補うように、進化するのかも。すごいなぁ。

 あと、変化といえば 「再建胸は、お肌が弱い」・・・らしい。

(※個人の見解ですよ)

 ブラジャーの縫い目や、そろそろレースが、再建胸に当たったり、擦れたりすると あっという間に、水膨れのような感じになり、一皮めくれてしまう。

 そして、その傷は治りづらく、シミのような跡になりやすい(;´Д`) 

私の再建胸には、現在、再建した乳輪よりも色が濃い、下着かぶれのシミが💦

 せっせとアット〇ンクリーム、塗ってるけど、消えないかもなぁ。

 些細な変化かもしれないけど、ちょっとだけ、気に留めておこうかな。

 来年も穏やかに過ごせますように。


心無い言葉

2019-11-01 21:09:37 | 日記
仕事で行った先の話です。

顧客の女性と、お話していた時、急に思い出したように

「ねぇ、ガンの手術した後に、抗がん剤の治療ってやるの? やった?」と、聞かれた。

この顧客は、私が乳がんの治療をした事は、知っている。

この人以外にも、私の病歴を知ってる人からは、たまに色々と聞かれるので、まぁ慣れっこではある。


ただ、ひとくちに乳がんの治療といっても、病期やガンの種類によって、治療法は様々なので、答えに困ることもしばしば。

私は自分で経験した事しか、分からないしなぁ。

「私は抗がん剤はやってないよ。ただ、ガンの種類っつーか、顔つき(←この説明も一般の人には、ちょっと難しい)

によっては、追加治療で、抗がん剤をやる人もいるんじゃないかな。」


なんでも、顧客の友達が、乳がんで全摘手術の後、主治医に抗がん剤の治療の指示があって、凹んでいるとか。

そして思うのです。

「あぁ、きっと、全摘で全て取ればそれで終わると思っていたのかもなぁ」と。

これって、医師の説明不足なのか?、患者側の理解不足なのか? それとも、その両方か?


でもね、年配の一般人のご婦人に、全て理解しろってのが、乱暴な話だと思う。

医療関係者なら、まだしも。ただでさえガンと言われてショックな人に、冷静に病気について学べとは、酷だ。


「きっと、念には念を入れて、ガンにトドメを刺すって意味での、抗がん剤じゃないのかな?」とフォロー。

・・・フォローになってるか、不安💧


が、話はここで終わらなかった。

どうやら、顧客は、お友達に私の話をしたようで、そのお友達は「できれば自家組織で再建したい」と思っていたらしい。

ここで怖いなぁと思ったのが、人づてに話が伝わると、「さも簡単に、手術ができるかのように、伝わってしまうかもしれない事」

私は、普段、まして仕事中なぞ、めっちゃ元気なうえ、基本、能天気なキャラな為、そのへんで誤解される可能性がある。


多分「私の知ってる人も乳がんの手術したけど、お腹の肉を胸に移植したんだって! で、今すごい元気よぉ」

みたいに伝わってないか?!(;´Д`)


ちょっと心配になりつつ、話の続きを黙って聞く。

そのお友達、主治医にその希望を言ったそうな。

「お腹の脂肪を削って、胸に移す方法があるって聞いたんですけど、できればそれをやりたいんですけど。」と。

(※ ↑もう、この言い方が、既に誤解してる気がしてならない( ノД`))



すると主治医は

「・・・はあ? ("゚д゚)ポカーン 何ですかソレ?」


うぅぅ、まぁ百歩譲って、この医師は乳腺外科の医師であって、形成外科の医師ではないだろうし。

専門外で、尚且つ、形成外科が無い病院とか、形成外科と連携とれてない病院とかなら、この返答も、分からなくもない。


でも、HEY医師! 言い方ーーー!(# ゚Д゚)


更に続けて、こう言い放ったらしい

「・・・その歳で、いります?」  と。


(-_-メ)オイコラ! ちょいと聞き捨てならないっすよ。(はい、チンピラモード突入)


ちょっと信じられなかった。こんな言い方する医師が、まだいんの?? もう昭和は昔、今、令和だよ?!

このお友達、65歳だそう。まだまだ人生を楽しんでいいはず。

胸が無くていいって人もいるし、いくつであろうと、胸を作りたいって人もいる。

歳とか、関係ないじゃん。


これ、その場にいたのが私だったら、確実にキレてる可能性大。だが、この場合、そこにいたのは65歳の主婦(やや弱気)

何も、ひと言も言い返せず、黙ってしまったそうです。


「私、抗がん剤の治療しなくちゃいけないし、胸、作れないのかな」と。とても落ち込んでしまったそうです。



「抗がん剤の治療は、大変な時もあるとは思うけど、絶対乗り切れる! まずは治療に専念して、きっちり治して、そこでもう一度考えてもいいんじゃないかな。って、個人的には思うよ。」と、伝えて欲しいと言っておいた。



今現在、病院によってなのかな? シリコンインプラントによる再建が、一時的にストップしている所もあるようです。

例のシリコンインプラントによるリンパ腫の為かと。

表面がツルツルしているタイプのインプラントでの症例は無いようですが(この情報は不確実です、スイマセン)

被膜拘縮しやすいとか。

新たなメーカーのインプラントが保険適用になる話も、聞いてますが、しばらくは情報収集がしたい気もします。





婦人科にて2019

2019-09-29 20:58:09 | 日記
昨年、婦人科にて検診ついでに「ノバT」を装着した私

一年ごとに、きちんと体内留置されているか、チェックが必要と言われていたので

一年ぶりに、婦人科へ行ってきた。


エコーで子宮内に正しい位置にあるか?ズレたり脱落して無くなったりしていないか

チェックされます。


ついでに画像診察。「子宮の中も綺麗だね~。卵巣、これね(と言って、画面を指してくれる)

こっち側、排卵間近だね~」とかとか、丁寧に説明してくれる。


診察の結果、ノバTは、ずれる事もなく、きっちり子宮内に収まっておりました。

不正出血の有無とか聞かれたけど、特に自覚症状は無し。気付いた点と言えば

「センセ、これ装着してから生理の期間が長くなったよー」とひとこと。

すると

「子宮内に異物があるから、子宮内が綺麗になるまで時間がかかるのかも」と。

要は剥がれて出血する際に、障害物があるから、期間が長くなる。という事らしい。

言われれば、まぁ納得です。


こ~んな異物ですが、おそらくきちんと作用してるし

5年間入れっぱでOKとは、人体の不思議を感じます。


何もなければ、また一年後に診察予定です。






持病追加

2019-05-22 21:21:35 | 日記
先月、ちょっとばかり風邪をひいたのです。

季節の変わり目に、めっきり弱くなり、歳を感じる(笑)

で、その風邪ってのがですね

発熱もなく、鼻水も無し、頭痛もないし。と、書くと、ごく軽い感じですが

とにもかくにも、咳がひどかった。

一度咳が出始めると、なかなか止まらない。誰かに伝染しちゃマズいし、困った。


でも、私自身の手ごたえっつーか、体感で

「これ、風邪じゃないな」と思った。

咳だけで、症状が悪化する訳でも無い。ただ、その咳ってのが

「夜間になると、ひどくなり、止まらない。=睡眠不足」

・・・これって、もしかしてもしかすると。と、なんとなく予感。


観念して、とりあえず近所の内科へ行く。が、この日の当番医は神経内科の高齢のDr。

「嫌な予感。失礼は百も承知だけど、とっても安心できる雰囲気の先生じゃないなぁ」

そして予感は的中。抗生剤と、風邪薬出されて

「薬ってのはね、毒まんじゅうなんだよ。あなた次第で毒にも薬にもなるんだよ?etc」

・・・("゚д゚)ポカーン

何やら禅問答?!を聞かされ帰宅。その晩から処方薬を飲むも、全く効かず。やっぱりぃ


翌日、きっちり呼吸器の専門医を調べて、あらためて通院しなおしました。

だって、身に覚えがあったから・・・「喘息」の



前々から、風邪をひくとしつこく咳が残ったりして、医師から喘息の可能性を指摘されてた。

ただ、自分で認めたくなかったしー

実は、母が私の歳くらいだったか?喘息を発症しまして、死にかけた事があるのです。

当時、母本人は、しつこい風邪が治らない。程度にしか思ってなかったらしく

たまたま実家に帰省した私が、母の顔見て「・・・えーっと、チアノーゼおこしてるケド?

肩でゼイゼイ息しちゃってるし、あきらかにヤバい。

ま、私の言う事聞かないのは、実家ルールらしく、そのまま放置。

「ほっとくと死ぬよ?」と言い残し、私は実家を後にした。

翌日、入院したとかなんとか言ってたっけ(´-ω-`)


と、家族歴もあるし、医師からの可能性も指摘され。今回ばかり白旗ですわー。

だって、喘息が持病ってなると、あれこれ入院だ、手術だってなった時に

「リスクあり患者」になっちゃうしなぁ。って思って、今まで認めてなかった(笑)

呼吸器疾患は、麻酔とかリスクですからねぇ。


各種検査、診察の結果、呼吸器専門医の診断は 「喘息で間違いないねー」でありました。

やっぱりぃ(ノД`)・゜・。



定番のステロイド吸入薬×2種

その他、てんこ盛りの薬出たけど、おかげでその夜から、眠れた!


現在、ひどい症状は落ち着いたけど、やはり気温差とか、疲れた時とか、しつこい咳が出る

そんな訳で、服薬少々と、ステロイド吸入は継続中~。


高血圧とかと一緒で、慢性疾患とは、うまく付き合っていかないダメらしいですよぅ。

勝手に薬をやめたりすると、かえって症状が悪化したりするし。

成人喘息とは、長い付き合いになる、かな???

身にしみる

2019-01-10 19:04:02 | 日記
年も明け、腰の手術も、乳がんの手術も、ついでに痔の手術も

だいぶ過去の出来事になってきたなぁ。

体って、きちんと適応するもんなんですね。

慢性の腰痛とは、日々戦いだったりもするけど、乳がんに関してはほぼ気にならない。



再建した胸が当たり前になって、だいぶ経つ。

ボリュームを持て余し気味なとこはあるけども(笑)、違和感はほぼ無し。

あ、感覚は鈍いまんまです。けど、なんつーか「作りましたー!感」は無いって事です。

思い出したように、時折お風呂で、作った乳頭を引っ張ってみる。今の所潰れてはいないです。

お腹の傷も、よほどの事がなけりゃ、痛みません。

色々やってみた結果、私にとってのよほどの事とは

しゃかりきにやる腹筋。です。

お腹の傷跡あたり。特に再切開して血抜きしたあたりは、ぴくぴく痙攣します。

なので日常生活には、全く支障無し!スバラシー


そんな私が、この冬の寒さで、一番感じる違和感。それは・・・

「おしりが痛いかもよー?!」

まさか痔の再発?と焦ったけど、そうじゃない。

これって、冷えと寒さで、古傷が痛むってやつかと( ;∀;)

まぁ、痔の手術したの、去年の夏で、まだ一年経ってないもんなぁ。

なんとなく、おしりがシクシクする時アリ。

腰痛もあるのでカイロなぞで、腰を温めると、おしりも楽。


どんな傷も、冷えは大敵なんだなぁ。

しみじみと体感。そんな平成ラストの冬。