goo blog サービス終了のお知らせ 

ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

介護脱毛

2018-10-20 19:36:19 | 日記
先日、朝日新聞に興味深い記事を見つけた。



介護脱毛とな


自分が要介護となった時に、お世話してくださる人の負担を軽くするために

デリケートゾーンの脱毛をする40歳以上の方が、増えているとか。

この記事見て、思った。・・・あぁ、同じ考えの人って、案外いるんだー!


私、腰のヘルニアの手術後に、ふと思った。

「今回みたく手術やら、歳とって介護になった時、下の毛ボーボーって、邪魔じゃない?!」って。

で、それから間もなくして、医療レーザー脱毛しに、美容外科クリニックに、さっさと予約。

ワキとVIOの2か所、6回コースで契約。それから半年ちょい6回の施術を受けた。

ツルツルピッカピカではないけど、随分と毛が無くなり、スッキリ!



ヘルニアの術後は、早々に独歩でトイレ行けたし、自分で体も拭けたけど

乳がんの術後は一度だけ、看護師さんに清拭してもらった。勿論デリケートゾーンも。

安静期間があったし、シャワー浴までの期間の長かったこと。あっちこっち痒いし、憂鬱。

でも、この時は既にデリケートゾーンの脱毛済だったので、気分はいくらか楽。

生理きても、以前ほどムレない。入浴できずとも、なんとなく臭わない(気がする)

清拭して貰ってて「これ、毛が多かったら、あちこち汚れそうだし、無い方が簡単だよなぁ」って、しみじみ思った。


医療レーザーに通ってた頃、担当の若い看護師さんに「介護必要になった時に、毛無い方がいいかなーっと思って」と言ったら

「そんな先の事、まだまだ必要ないじゃないですかー」と、(社交辞令だったとしても)言ってくれてたけど

その頃、私は「やるなら 今でしょ!」な勢い(笑)

当時、まさかじきに、乳がんになるとは思ってなかった。けど結果として「やってて良かったVIO脱毛」


ちなみに現在、日常生活においてのメリットで、思いつく事は

・やっぱりムレない  これに尽きるかも。あ、あと洗いやすい!(笑)

デメリットは???  うーん・・・

ムレない=汗をかくと、そのまま流れる。  と言った所でしょうか。

筋トレとかしてて、大汗かくと、普通に汗が流れていきます。堰き止める毛が無ければ当然か。

が、日常生活で不便はないです。メリットの方が大きいと、個人的には思う。


いざ排泄でも介護が必要になったら、毛は無いほうが清潔を保てると、確信。

若い方だとハイジニーナ(ぴっかぴかの無毛)が流行っているようですが

もう少しお姉様な方々は、そこまですると温泉とかで恥ずかしいって人が多いみたいです。

勿論、好みの形を相談して、丁度いい感じに残すのも可能。私はそうしました。


いい歳して、今更VIOデリケートゾーンの脱毛なんて、やっぱ変かなぁ。

当時そう感じたけど、時代が変わってきたのですなぁ。

いい時代になったわ~






婦人科にて③

2018-09-06 18:36:54 | 日記
一ヶ月たって、婦人科受診です。

この受診前に、生理があったんですが

いやそりゃもう、量が増えた。そして期間も長くなった。

挿入前は、せいぜい3日~5日で終了。量も特段多いって事もなかった。

が、ちょっと引くわーって位、バンバン出血しとりました。

異物入った反応かな?とも思ったので、しょうがない。

後で調べたら、副作用?で出血量が増えるってのは、あるらしいです。

婦人科で、出血量増えた事も、もちろん伝えたら、先生ちょっとだけ動揺。何故なら

「出血が多いと、一緒に流れて出ちゃったり、ずれる可能性もあるから」だそうです。

超音波エコーで診察した結果、ズレもなく、しっかり子宮内に鎮座。問題無しでした。

あと、ガン健診の結果も問題無し。良かった良かった。

ノバTは5年入れっぱでいいとはいえ、検診ついでに年イチで、チェックすれば良いでしょう。という事に。


それから、既に何度か生理がきてるけど、やはり量は増えたし期間も長くなったなぁ。

逆にミレーナだと量が減り、期間も短くなる傾向があるそうです。


で、この婦人科てひとつ、プチエピソードが

最初診察に行った際、問診票で乳がん罹患歴を、新たに記入したところ

ベテラン看護師さんから「ホルモン治療とか、今も治療継続中ですか?」と、待合室でしれっと尋ねられる。

多分、先生から補足で聞くよう指示があったんだろうな。

周りに他の患者さんもいるので、気にする人は気にするだろうが、そこは私なので

「なーーんもしてない、無治療で終了でーす」と、小声にもならず、しれっと答えた。


そんなこんなで、この一ヶ月後の診察終了後、会計待ちしていたら

若い感じの、↑この時と違う看護師さんに、呼び止められる。

「あの、ちょっと伺いたい事あるんですけど、いいですか?」と

で、何故か別室に連れて行かれるワタシ。なんだなんだ?!

すると

「あの・・・乳がん治療されたんですよね?もし、お嫌じゃなければお話伺いたいと思って」と

あぁ、そういうことか。なんだ、全然オッケーだし。

「なかなか聞きづらい事なので・・・○○さん(私のことね)なら平気かなー?って」

・・・ん?それは褒め言葉と取っていいのかしら(笑)

ま、細かい事はさておき「私が経験した範囲だったら、なんでも答えるよー」でQ&Aスタート。

自家組織での同時再建が、レアなので、手術のタイミングとか術式の説明からでした。

一部の美容形成外科クリニックでやっている、自家脂肪細胞の注射での豊胸の術式と勘違いされてる節もあったので

噛み砕いて説明。・・・するもイマイチ分かりづらかったようなので、それならと

腹の傷と胸も見せて説明。皮とお肉と、血管ごと移動したんですよ~って。

触ってもいいよ。と言うと、恐る恐るタッチ。

看護師さんでも、専門外だと術式とか治療経過とか、知らなくて当然だもんね。

「なせ゛聞きたかったのか?」は敢えて尋ねなかった。

身内の誰かや、親しい人に、心配があるのかもしれないし、もしかしたらご自身かもしれないしね。


ありがとうございましたー、と言ってくれたが、お役に立てたかな?



「聞きたいけど聞けない問題」

これ、私の本業でもあるあるなのです。

医師に聞きたいけど、聞きづらい。→調べまくって確実&正確な情報だけ伝える

老若男女、デリケートな体の悩みや、性に関する悩み、友達や親、配偶者にもとてもじゃないけど言えない

→まず聞く。医学的な事なら調べて教える。悩みは解決策を一緒に考える。

このスタンスで、ずっとやってる。

意外と体や性生活のお悩みは、人生の先輩方からも多いです。

まずは、ぶっちゃける所から。なのですが

幸い、私のキャラが、ぶっちゃけやすいのだろうか?今回の件でも、そう思った次第(笑)


婦人科にて②

2018-08-31 20:12:52 | 日記
さてさて、予約日に婦人科へ再診です。

問診で、先生きっちり調べてくれたらしく

やはり乳がん罹患経験者に、黄体ホルモン放出するミレーナはNGとのこと。

先生、医学雑誌で発表された、最新のイギリスの論文コピーを持って来て

「ほら、ここ。この統計によると、乳がん再発率が3倍(だったかな?忘れた)ってあるでしょ」

と、赤ペンでマーキングまで。

どうやら乳がん経験者と、そうでない人のミレーナ装着後の統計らしい。

・・・センセ、英語だから読めませーん

まぁ、予想通りっちゃー予想通りだった。

乳がんにも、いくつかタイプがあるけども、私の場合は女性ホルモンをエサに、増殖するタイプのがんだったしね。

でも、乳がんのホルモン療法って、エストロゲンを抑えるんじゃなかったっけ?

ミレーナはプロゲステロン放出なんだけど。・・・詳しく聞くの忘れたし、先生は婦人科であっても乳がん専門じゃないしなぁ。

まぁ、あんましホルモン増し増しとかするなって事かな(;・∀・)

と、いう訳でミレーナ装着できず。

代わりに、と先生が出してきたのがコレ↓



ノバT

ミレーナ同様、子宮内留置型の医療器具。避妊目的が主。


説明書貰った


ミレーナとの違いは、ホルモン放出型でなく、銅線がそのものに巻き付けてあって

それが入っていると、異物として反応。精子の動きを抑えたり、受精を邪魔したりするそうな。

どちらも子宮に収まり良さそうな、T型してます。

・・・へぇ~。不思議だな~。

でも、これだと避妊効果あっても、PMSは改善しないなぁ。とか思う。

が、せっかくだし(何が?!)自身で経験しとけば、後々に話のネタになるかも、と。

何事も経験です。じゃ、それ入れてみるー!と、その場で決定。


内診ついでに子宮内に入れて貰う。検診で子宮の内壁ぐりっとされると、痛いけども

ノバT入れるのも、ちょっとばっかし、いや、なかなか痛かったぞ

激痛っていうより、ごっつい鈍痛。ん?分かりづらい?


ミレーナもノバTも、装着もはずすのも医師がやるのですが、その時の為に先端(膣側)に糸がついてる。

「センセ、これってダンナが入れて分かったりすんの?」と、ぶっちゃけ質問。

「まず分からないよー」とのお答え。

でも、なんかの拍子で引っ掛かって外れる可能性もゼロじゃないらしい。

「なるべく糸、短く切って~」とリクエストしました。(笑)


どちらを装着するにしても、装着時期でベストは生理終了直後だそうです。

それ以外の、子宮内膜が厚くなってる時に装着して、その後生理になると

剥がれた内膜と共に、器具もずれたりする可能性があるとか。当然、正しく装着されてないと効果が発揮されません。


今回、私は生理終了3日で装着。次回の生理が終わった頃に、再び超音波で診察して

位置がずれたり、はずれたりしていないか、チェックする事に。


帰り際、看護師さんに「あんまり重い物持ったり、力むと外れる事がある」と注意を受けました。

「なんですと(゚Д゚;)?!」

よくよく聞くと、過去にこの病院では1人だけ。重ーい鍋を持った時に、力んだら出ちゃったらしい。

(給食の調理が仕事の人だったとか)

・・・まぁ、今の私の仕事量じゃ、そこまで力まないし。オッケー、いちお頭に入れとく


ミレーナが保険適用で15000円位なのに対して、ノバTは35000円でした(T_T)

勉強代にしちゃ、高かったなぁ。

ちなみに、どちらも一度装着したら、5年はそのままでOK。


装着後、3日くらい、ごく少量の出血があったけど、じき止まった。

ただ装着の翌日は、ひどーい生理痛のような、鈍く思い下腹部痛があったなぁ。おとなしくして耐えた。

と、まぁ、やはり普通と違う事すると、体は色々と反応するものだ、と感心。

1ヶ月後の診察の時、がん検診の結果も聞けるし。と次回予約したのでした。



婦人科にて ①

2018-08-30 19:56:18 | 日記
今日はちょっと、趣向を変えた話で。

期間がだいぶ開いてしまった、婦人科の検診を受けようと、思ったのです。


私、20代半ばから40くらいまで、低用量ピルを服用し続けておりました。

それもあって、婦人科は抵抗ナシ。なので、ついでに年イチで子宮癌検診も受けていた。

低用量ピルは生理痛やPMS(生理前症候群)を軽くしてくれるし、望まぬ妊娠を自分の意思で防げる。

なんて良いモンだ!と思っていたものの、副作用のリスクと天秤なわけで。

当時、私は喫煙者。ピルは血栓のリスクを伴うので、喫煙は更にリスクUP。

長期間にわたる服用、上がる年齢、増えるタバコ、ついでに言うなら保険適用外で薬代も馬鹿にならない・・・

「なんかリスクの割合が増えて、まずい気がする」と服用やめて、2年くらい?で乳がん発覚。

治療だなんだと、バタバタしてて、検診受けず。

落ち着いたし、と、この5月だったか?久々に婦人科受診したのです。


で、お馴染みだった私に先生は言うのです。

「随分久しぶりだね~。ピルの処方でいいの?」と。

「先生、私もう40半ばだよぅ。あとオマケに御無沙汰の間に乳がんやったから、ピルはもう無理っしょ」と私。

「あー、そうなの?!」と言われ、乳がん治療は終わってて、ホルモン治療もしていない旨を伝える。

そこで相談してみる。「がん検診のついでに、ピル以外になんかいい手ない?」と。

すると、先生から「避妊目的ならミレーナかな」と。

ミレーナとは昔は避妊リングとか言われていた物に近い。子宮内に留置する医療器具です。

今は更に進化して、ミレーナは器具に黄体ホルモンが付いてて、体内で放出されるシステム。

避妊効果が言われますが、子宮内膜症の予防や、多月経、生理痛の治療目的なら保険適用。

私、40越えてから、PMSがきつくて。避妊もいいけど、そのしんどいのをなんとかしたいとお願いしたのです。


「先生、ミレーナだとホルモン付いてるし、私は適用外じゃ?」と問う。

すると、次回、がん検診時までに、調べておいてくれると。で、大丈夫ならそのまま処置してくれるそうな。

保険適用で1万5千円位。

「調べて、処置できない場合もあるから、詳しくは次回の診察でね」と言われる。


この、お世話になってる婦人科のDr、いい先生なのだ。

昔から、私のほんっとしょーもない質問も、科学的にきっちり答えてくれる。

乳がん罹患経験者で、ピルだなんだと、色々やろうとする患者、そういないのであろう。

治療過程も人それぞれなのに、合わせてリスクも調べてくれるとは有り難い。


このお話、続きます。

思いつき検査 その②

2018-07-18 17:42:59 | 日記
すっかり書き忘れていた「胃の検査」の続き。

だいぶ日数が経ってしまったので、思い出しながら書き留めとく。

ガンの心配は無し、との事だったが

ピロリ菌がいるかいないかの判定の数値が、微妙。

胃カメラやってくれた、ベテラン消化器Drも「ここまでやったんだし、はっきりさせた方がいいでしょう」

って事で、別の検査で白黒ハッキリさせる事に。

もしピロリ菌がいたら、除菌治療です。

胃癌リスクが高くなる菌なぞ、いない方がいいのです。

で、検査ってのが  ↓


実に簡単な検査でした

まず、普通の状態で、専用のパックに息を吹き込む。

続いて、錠剤を飲み、少々時間を置いて

2つ目のパックに息を吹き込む。

・・・で完了。

すごいですねぇ、何故、息で分かるんだろう。素人には理解できん。

体に負担がないし、良い検査方法ですなぁ。


一週間後、検査結果を聞きに行き

「ピロリ菌検出されず」ブラボー

Dr曰く「いた痕跡はある」だそうな。

なんでも、風邪や感染症などで、抗生剤を処方される事ってあるじゃないですか?

それを服用して、自然除菌となる事があるんだそうです。

あれこれ手術もしたし、感染症予防とかで、徹底除菌されてたのが効いたのかなぁ。


井戸水飲んだりする生活じゃなかったけど、感染はしてたって事は確か。

世代的に「乳児期に、親が噛んだ食べ物を食べさせる」とか当たり前だったので、そういうのも原因かも。

経口感染は、ピロリ菌以外にも、虫歯の原因にもなるし、怖いです。


で、Drにしょーもない質問してみた

「除菌されてても、井戸水とか飲まないでも、再び感染する事ってあるんですか?」

すると、しばし考えた後、Drは

「無いとは言えないなぁ。」続けて

「例えば濃厚な接触とかで、感染する可能性は、ゼロではない」と。

ほうほう

要するに保菌者とチューしたり、それ以上のあれやこれやって事ね(笑)

「なるほどね~。可能性はありそうですよね~」と私。

Drは「研究材料として面白いかもしれないねぇ。ただ統計の取り方が難しいなぁ」アハハハ

「確かに~(笑)」すかさず相槌。

・・・実に和やかな診察であった(*´艸`*)


と、言う訳で

ご夫婦、恋人同士やパートナーがいる方。

一緒に健康でいなければなりません。

ご自身の持っている何かが、大事な人の病気の原因になるかもしれないんですからね~( `ー´)ノ