おでかけ日和

近所のお散歩から海外旅行までおでかけしたことを綴ります

Going to find a flower gardenお花畑を探しに~1~

2019-11-08 | 旅行
南アフリカの西岸沿いに広がる乾燥地帯が春のほんの一瞬だけ天然のお花畑になる地域があります。
ケープタウンから北上してお隣の国ナミビアの国境近くまでのあたり。最近では日本のテレビなどでよく紹介されているようです。
どうも日本人は花が好きな人種のようで(私もどっぷりその遺伝子を持つ生粋の日本人です)他国の方々から見ると異常なほど花を見たがるようです(^^)

南アフリカに住んでいるとはいえ、夫は仕事があるので花の時期に合わせて出かけるのはとても難しいことです。
さらに、ここ数年に渡って雨量が少なく渇水問題がある地域なので、以前のようにお花のじゅうたん!とはいかない年も多いとか。
とにもかくにも、まだ行ったことのない地域ですし、ロングドライブで景色を楽しむのは大好きなので連休を利用して行ってみました。

ケープタウンまで飛行機で飛び、空港でレンタカーを借りてひたすら北上します。
お天気も心配でしたが、レンタカーの駐車場で幸先の良い虹を見てテンションアップ♡


まずは約240km離れたクランウィリアム(Clanwilliam)を目指します。
ケープタウン周辺は多少渋滞していたものの、あとは懸念していた道路工事などもなくスイスイ。
予定通りお昼にはクランウィリアム(Clanwilliam)に到着。


農場が経営しているのかな?とても素朴で可愛らしいレストランでランチを。
この辺りはミカンの産地でもあるようで、お庭にもミカンの木。ちょうど花が咲いていて、とってもいい香りがしていました。

ここクランウィリアム(Clanwilliam)はかのルイボスティーの里として知られています。
ルイボスティーは最近日本でも健康茶として人気がありますね。
旅の後半にはクランウィリアム(Clanwilliam)に戻って宿泊する予定ですので、その時にルイボスティーのお話も。

そんな土地柄のレストラン、メニューにルイボスティーのバリエーションが豊富でした。
中でも初めて見た「レッドエスプレッソ(red espesso)」。ルイボスとは赤いという意味なのでルイボスティーのすごく濃いもの?せっかくなので試してみました。ちなみに「レッドカプチーノ」はルイボスティーのカプチーノで、近所のカフェにもあるメニューです。

手前のコーヒーのような色なのが「レッドエスプレッソ(red espesso)」右の大きなカップは普通のカプチーノです。
「レッドエスプレッソ(red espesso)」の感想は。。。普通の方が好きでした(;^_^A

定番のバーガー

サラダの野菜はシャキシャキ、パテはジューシー、バンズは外カリ中ふわでとっても美味しかったです♡

この日はほとんど移動のみ。ランチの後、約230kmさらにナミビアまで続く道を北上しその途中の小さな町ガリエス(Garies)が本日の宿。
本当にびっくりするくらいの小さな町でこの宿の前の道がここの目抜き通り。しかも数百メートルの短い道路です。


宿の表側は1階はレストランがあり、上の階には小さな客室がいくつかあるようでした。
そして裏へ回るといくつかのコテージがあります。

右側のドアが開いている所が私たちの泊まったラベンダーという名前のコテージ。
今回は2夫婦4人だったので2ベッドルームとキッチン、ダイニング、ラウンジがあるこちらのコテージにしました。

宿に夕食を頼んでおいたら、レストランに食べに行くのではなく、私たちのコテージに給仕する女性が来てダイニングにセッティングしてくれました。これは初めての経験です。

ボリュームもたっぷり、ちゃんとサラダもあり、途中で調達したワインと共にゆっくり楽しい食事ができました。


翌日の朝は早く出発するので朝食をパックにしてくれるようお願いすると、それも夜のうちに持ってきてくれて冷蔵庫にしまっておくように言われました。

お部屋の写真を撮っていなかったのですが、レトロな感じでとても面白かったです。
コテージの外、エントランス部分もこんな風にデコレーションされていました。


概ね快適だったのですが、翌朝断水になっていてビックリ!節水のため夜中は水が止まるのか、6時には普通に水が出るようになりました。
早朝に出発するため、早起きしていたので、びっくりしてひと騒ぎでした。

ちょっと小さな町過ぎて、どんなところなのかわからず心配をしていましたが、断水を含めとても珍しい体験ができてよかったです。