旅するはらっぱ~日々旅日記

from HP 「旅するはらっぱ」


各地の各智を旅する、

はらみづほの旅日記です。

はらっぱニュース◆7月13日号 ≪ただいま♪≫

2013年07月13日 | さっぽろ旅
空が満面の笑顔をふりそそいでいる晴天の札幌から、こんにちは♪

いや~ たいへん長らくごぶさたいたしました~!

まだかまだかと更新を待っていてくださった皆さま、ごめんなさい…!
そして、ありがとうございます!

やっと、マイペース&マイベースに帰ってきました~
いや~ ここに戻ってこれるまで、長くかかっちゃったナァ……


●4月11日~始めた 
『できた!電気代600円生活』 の内容をライブで伝える
関東&関西への講演ツアーを終え
6月17日に札幌の自宅に戻ってから今日まで、

あまりにも みっちり濃密な体験の連続だった日々の
コーフンと疲労感で すっかり燃え尽きてしまい、
相方のやっちゃんともども しばらく引きこも状態でおりました…
(活動後に冬眠するクマの気持ちがちょっとわかったような…笑)


……と言っても、

ツアー前から予定していた
旅人ジャーナリストの大先輩・松本英揮兄ちゃんの
講演会のコーディネイトや、

きくちゆみ姉ちゃんの講演会やNVCワークショップには

ぼちぼち顔を出していたのですが、そんなときも
心身のボルテージは なかなか通常のマイペースまで至らず、

「なーんにもしたくなーい! パソコンにも向かいたくなーい!」

という感じで……


けれど、少しずつシャバに出て(笑)、
顔を合わせた方々から 優しい笑顔や言葉をいただき、
札幌のさわやかな夏の空気を呼吸しているうちに、
おかげさまで だんだん ヤル気が戻ってきました。

そして今日、

白鳥哲監督の 「祈り」 というドキュメンタリー映画を観て
いろんなことを思い出し、また初心に戻ってくることができた気がして、
ずっと心にかかっていたブログを、こうしてやっと再開しています。


●この映画を観に行ったのは、

関東ツアーの折、茅ヶ崎の「ジュースバー・トニーズ」 で
「イマジン湘南」 というコミュニティのママたち主催の
私たちの講演を聴きに来てくださった ふっちゃん から、
うれしいご縁をいただいたから。

彼女が 私の本を白鳥監督にプレゼントしてくださり、
監督がこの本についての嬉しい感想を
ご自身のブログに書いてくださったのです。

そのブログは会員登録した方しか読めないものらしく
私自身は読むことができなかったので、
電話口で ふっちゃんが文章を読み上げてくれたのですが、

私の言わんとしていることを
よく理解してくださっていると感じる内容で、
読み上げてくれる彼女の声を聴きながら、胸がいっぱいになりました。

ふっちゃんも興奮した様子で
ブログで発見してすぐ電話してきてくださり、
その声の温かさも胸にしみました。

ほんとうにありがたいことです…(感涙)


●白鳥監督のことは、彼の前作 「不食の時代」 を、
札幌の宝とも言えるステキな名画館 「蠍座(さそりざ)」 で観て
鮮烈な衝撃と希望を授かったので、存じ上げていました。

ふっちゃんは、
「イマジン湘南」の代表のケンちゃんが営む 
絶品ほうとう屋さん 「元祖へっころ谷」 で働いていて、

ケンちゃんは、私の相方のやっちゃんや、
長年の友である 「てぬぐいカフェ 一花屋(いちげや)」 の女将 の同志。

やっちゃんがケンちゃんに
全国ツアーの講演先募集メールを送ったことがきっかけで
「元祖へっころ谷」 での講演が決まり、

「自分が働いている時間はゆっくり講演が聴けないから」

と、
彼女の出勤前の時間帯に行なったトニーズでの講演に足を運んでくれた
ふっちゃん との出逢いがきっかけで、
今日は白鳥さんとも 直接ご縁がつながって……



このご縁のめぐりは私の中で
映画「祈り」の内容ともつながる気がして、
不思議さとありがたさで全身がヒタヒタに満たされました。

白鳥さん、ふっちゃん、ケンちゃん、やっちゃん、
そして、先月までのツアーでお世話になったみなさんと、
私につながるすべてのご縁と存在に、心から感謝します。

この映画では、遺伝子研究者の村上和雄さん
大きく取り上げられているのですが、

遺伝子の暗号を読み取ろうと研究を重ねてきた博士が、あるとき、

「読めるということは、その書き手がいるということ」

と気づき、

「では、その書き手は誰だ?」

と自問したことから 説明のつかない大きな存在を感じ、
それを “サムシンググレート” と呼ぶようになった、
というくだりに、ことさら胸がふるえました。

私も以前

自分が思いついたアイデアを書き留めるのに筆が追いつかなくて、
「神さまが全部ノートに書いておいてくれたらいいのに!」
と思ったことがあり、

そう思った瞬間に

「え? でも何のために? 
 神さまが天国でノートに書いておいてくれたって
 それを読めたとしても 死んでからじゃん!」


と自分で自分にツッコミを入れる自答が返ってきて、
次の瞬間に突如として

「ノートはもうある! この世に存在するものすべてがノートなんだ!
 すべての“出逢い”は、互いのノートを読むチャンスなんだ!」


と思って体中がシュワシュワした経験があり、
そのときのことが瞬時に思い出されたのです。


人も、モノも、
みんなノートであり、映画であり、書物。


一生 とは、全体を構成する中の 一章。


出逢いをきっかけに、そこで得た直感をもとに
相手との化学変化によってもたらされた
自分へのメッセージを静かに読み取り、生かしてゆきたい。

そのためにはまず、自分自身と出逢い つながることが大切で、
「祈り」 や 「瞑想」 は
そのためにとても有効な手法なのではないか……

それらは じっと座ってやるものとは限らず、
料理も、掃除も、散歩も、農作業も、
文筆も、ヨーガも、スポーツも、いろんな仕事も……
ぜんぶ 「祈り」 であり 「瞑想」。


私は そんな気がしています。

大切なポイントは、自分自身と向かい合う ということ。

それを重ねてゆくと、誰かといっしょにいても
「意乗り」「意の利」「意の理」「意の里」…
が発揮できるようになってゆくのではないかなぁ……



この映画の最後のほうでは
「集団の祈りの力の強さ」 を伝えていて、
それがとても心に残りました。


集団の力を どんな方向に活かすのか。

それがポイントなのではないかなぁ……と思います。

そして、

みんなの喜びにつながる祈りの力を発揮できる集団というのは、
自分自身の喜びの泉を自覚している個人の集まりなのではないかなぁ……

と。



●さてさて、もう夜が降りてきました。

今日は久しぶりに やっと自分自身に帰ってこれた気がするので、
明日から少しずつ、旅の報告、あげてゆきます。

ほんとうに 思い出すだけで涙があふれてくるほど
ありがたいご縁に守られ導かれた2ヶ月間でした。

すべての出逢いに、深く深く感謝いたします。

今、相方と話して、
明日の朝から、ふたりでしばしお祈りの時間を持つことにしました。

祈り = 自分自身との対話の時間

自分 = 自然 を分けた存在


これは、私なりの翻訳です(笑)


みなさんも、それぞれに最高の 二度とない 新しい夜を…!

また明日、お目にかかりましょう♪



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