Tabi-taroの言葉の旅

何かいい物語があって、語る相手がいる限り、人生捨てたもんじゃない

オリエント急行の思い出

2004年05月20日 | フランス
憧れの豪華列車、オリエント急行でフランス各地を巡ったのは四月初旬のことでした。あれから早や一カ月・・・まさに光陰特急の如しですね!

オリエント急行社の日本オフィスが募集した「乗車体験記」に、母が応募しました。今般、同社よりその体験記が採用され、同社のオフィシャルサイトに掲載された旨の連絡を戴きました。一瞬でも夢の世界に浸ることがきます。私事で僭越ですが、是非ご一覧ください。

母の乗車体験記

「歴史の日」サイトで今日、5月20日を検索してみますと・・・リンドバ-グ、大西洋無着陸飛行に出発 =1927年、アメリカ=とありました。  
そして更に、
○東京港開港記念日
○新東京国際空港開港記念日でもあります。
なんとも旅行業にご縁の深い日で驚きました。

そしてもっと奇遇なのは
1977年 オリエント急行の最終便がパリからイスタンブールへ向けて出発・・・した日でもあるんです。とっても粋なオリエント急行さん!名探偵ポアロさんもビックリ!まさか、そんな自身の記念日を狙って掲載してくれた訳でもアルマーニ。

欧州連合 25か国体制に拡大

2004年05月03日 | 歴史
まさに歴史の転換点です。この日新たに10カ国がEUに加盟しました。午前零時(現地時間)の記念祝典の模様をテレビで見ておりました。(日本では7時でした)

欧州の中でも経済的に弱小国と言われるイタリア、スペインなどを旅行中、何度も庶民の「ぼやき」を聞きました。「通貨がユーロに統一されて以来、物価が上がって生活は苦しくなった!」と。でも欧州の連帯には皆んな賛成なんです!ここが凄いところです。あれも反対!これも反対!!自分だけが良ければそれで良いというどこぞの国とは根本的に発想が異なります。

その昔、フランシスコ・ザビエルがキリスト教の布教に日本に来た時の言葉です。
『長い布教活動の中にあって、世界のいろんな国々を回ったがこれほど高い教養と礼節を持った国はなかった。この国の教育のレベルの高さはもしかしたら我々の国を超えているかもしれない・・・・』 

かつての日本人は、これほどに高く評価される教養と礼節を持っていたんですね!
長い時間を掛けて徐々に痛んだ精神の文化はその倍の歳月をかけても治せないのかも知れません。自分たちが我慢しても、周りの人のこと、将来の人々のことを考える・・・・21世紀は欧州の復活です!!