Tabi-taroの言葉の旅

何かいい物語があって、語る相手がいる限り、人生捨てたもんじゃない

年頭にあたり思うこと

2005年01月05日 | 日記
友人よりモンサンミッシェルのあまりに美しい夕日の画像が送られてまいりました。そこにはこんな言葉が添えられておりました。

これからは、人と人が助け合い、協力して生きる、善意にみちた、美しい国を作るべきだと思っています。美しい夕暮れをみると、苦しみと汚濁に満ちたこの世にあって、この世界の美を感じることができます。夕暮れの美しさを、人に心の平和を、伝えてゆきたいと考えています。

誰でもがこう言われて育ったに違いありません。
「人に迷惑を掛けてはいけませんよ!人がいやがることをしてはいけません。他人を傷つけるなんてもっての外、まして人を殺すなんて絶対に許されません!そんなことをした人は地獄に落ちますよ!」

でも、今の子供には地獄なんて通じません!
そんなの迷信だよ。天国も地獄もそんなものは実際には存在しないんだよ。麻原被告に死刑判決がでました。宅間被告の死刑が執行されました。それでも人道主義者は、人は更正できる!と、死刑廃止を唱えるのでしょうか。

ギロチンに散ったマリー・アントワネットの処刑の時、コンコルド広場は大勢の野次馬で溢れていました。好奇心・怖い物見たさは人の常です。日本でも、磔り付け・晒し首の極場に集まった群衆は、誰でもが「あんな風にはなりたくない」と思ったに違いありません。

そんな非人道的な刑でも復活しなければ善悪を伝えられないほどこの国にはモラルなど無くなってしまったのでしょうか?人を殺してはいけませんよ! そんなことをした人は晒し首になってしまいますよ。と、そう言って子供を叱らなければならない程に・・・

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
2005年1月4日 (大久保)
2007-09-21 06:04:49
これからは、人と人が助け合い、協力して生きる、善意にみちた、美しい国を作るべきだと思っています。
美しい夕暮れをみると、苦しみと汚濁に満ちたこの世にあって、この世界の美を感じることができます。
夕暮れの美しさを、人に心の平和を、伝えることが、『地中海紀行』の使命だと考えています。

『地中海紀行』
http://homepage3.nifty.com/odyssey/00c8c001.html

返信する
2005年1月5日 (相原)
2007-09-21 06:06:26
仕事がらみの帰国でしたので、幸運ではあったのですが、余りにも忙しく、日本に帰ったことが、夢のようです。

本当に、日本は良いですね。美味しいもの沢山あるし、便利だし、皆やさしいんですよね。暖かい優しい気持ちになりますね。
返信する
2005年1月5日 (木下)
2007-09-21 06:10:18
悪いことをしたら、だれそれに怒られる、おまわりさんに捕まる、ばかりでなく「だーれも観てないと思っても、お天道様(神様、仏様、ご先祖様などいろいろ)は見ていて、きっとバチがあたる」ともいわれましたね。

「自分で自分に恥じる」感覚を取り戻ささないといけないのではないか、と思っています。
返信する

コメントを投稿