さかきの教授日記

九州産業大学 工学部 バイオロボティクス学科の教員である榊が、学生を教えていて気がついたことをつづった日記

温故知新 2

2009年05月28日 09時20分26秒 | Weblog
■怪しい雲行きですね。傘いるかなあ。
■さて、つづき。今度は安全性の大家の先生から。逆説的だが、安全性だけでは駄目、と主張される。
■先生を慕って学生が集まってくる。先生のもとで安全性を学び、のちのちエキスパートになろうと、、、ところが、当の先生は「それだけでは駄目だよ」などというものだから学生はキョトンとするとおもしろそうにお話される。
■すべてに通じる万能のただ一つの規則なんてありえないように、安全性もそれだけを推し進めると、システムが複雑になるだけで、コスト的に引き合わなくなることが多い。使えるものにするには、使う対象や用途、条件をよ~く見極めて、適したものをあてはめることだと思う。