さかきの教授日記

九州産業大学 工学部 バイオロボティクス学科の教員である榊が、学生を教えていて気がついたことをつづった日記

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2009年05月07日 09時27分55秒 | Weblog
■GWはどうでしたか?私は近くで済ませ、あとはたまった仕事の片付け(涙)でした。
■さて、2・3年のロボット関連講義では課題レポートを出すが、いつも学生たちが迷うのは、テーマの設定だ。
■どうかすると、「こうだったらいいのにな~」という夢物語で終わってしまう。いやしくも工学、つまりどうやって作るかを学んでいるわけだから、何かしら実現性を感じさせるものであってほしい。
■ポイントは本人または身近な人が使うものであるかどうか。それは問題発見に重要だ。困ったことを感じたことがなく、頭で想像しただけだと、どうしても問題の把握が地に足ついていないものになる。そんな問題点の解決方法を考えても、これまたあやふやなものになる。
■本人、家族が実際に困っていること、例えば介護、バイトの省力化などがよい。良くないのは、宇宙、災害(本人や家族が被災者なら別だが、、、)など。とにかく現場を知っているかどうかで迫力が違ってくる。