さかきの教授日記

九州産業大学 工学部 バイオロボティクス学科の教員である榊が、学生を教えていて気がついたことをつづった日記

卒業おめでとう

2013年03月25日 09時00分00秒 | Weblog
今日は皆さんの晴れの日ですね。新しい出発の日です。
考えるといままで20数年かけて教育を受けてきて、それを土台に
40年くらいの長い社会人生活を送ることになります。
人生、山あり谷あり、良いこともあればひどい状況のときもあるでしょう。
でもここですごした4年間、とくに卒研の1年半でみなさんは素晴らしく成長しました。
急激に伸びた。それは自分でも実感していると思います。
人生は今からです。まだまだ伸びる、、、みなさんの力は私が保証します。
なんたって榊研をサバイバルしてきたんですから。
これからの人生に自信を持ってしっかり前をむいて立派な社会人になってください。
最後に卒研生は特別に生涯メンテナンスフリーです。いつでも相談OKです。
ただし、、、金・女性関係は残念ながら(?)専門外で除外します。
では、また逢う日まで、お元気で。

参考資料 介護ロボット普及推進事業

2013年03月21日 14時06分36秒 | Weblog
■介護ロボットを開発している方も多いかと思います。
参考資料として 介護ロボットに関する調査レポートがあり勉強になりました。
これはかなり大規模で本格的です。
結論をひとことでいうと、運用と人材がカギということです。
ロボット単体ではだめでこうしたソフト面もふくめ現場に提案しないと普及しないということですね。
是非ご一読を。

http://www.kaigo-robot-kanafuku.jp/


本の紹介 日本型リーダーはなぜ失敗するのか 2

2013年03月18日 09時18分34秒 | Weblog
■「海軍反省会」のときから注目していた作家であり、
この本は是非読みたかった。
■帯に「決断できない、現場を知らない、責任をとらない、
こんな指導者だからー」とある、強烈である。
■どうも読んでいると大戦時に活躍した「参謀」なる
システムが悪さをしたようだ。(ただし日本型参謀)
■リーダーとはいかにあるべきか、過去のにがい経験を
かみしめながら、じっくりと考えさせられる。
■自分も小さなグループではリーダとして、
また大きい組織の中では参謀(?)のような立場で
意見を求められることがあり、その意味で
いろいろ勉強になった、超おすすめ。

半藤一利、文春新書、780円

本の紹介 日本型リーダーはなぜ失敗するのか

2013年03月14日 08時08分46秒 | Weblog
■みこしを担ぐとよくいって、エライかたはただ黙って座って
うなずいてくれればいい、、、なんて、ごく普通に出てくるセリフ。
しかし、このタイプのリーダーは日本特有のものだ。
■そういうリーダーシップの取り方は、明治あたりから確立され、
そして迎えた2つの大戦、、、結果はご覧のとおり。
■ここでとっくに反省し、すでに別のリーダー論ができている、
というのであればよいのですが、どうもそうではない、
それよりも綿々と失敗した方法が根付いている、
こういうことを著者は言いたいのではないか?