MARUMUSHI

映画とかTwitterとかとか。

『半分の月がのぼる空』。

2010-04-18 21:37:38 | 映画日記
『半分の月がのぼる空』を観てきた。

なんとなーく、あんまり期待してない映画やった。大泉洋が出てるのと、脚本が西田正史なので、その辺だけが観ようと思った動機。
ライトノベルが原作らしいけど、ライトって感じじゃないんちゃうかな?
結構、深刻なお話よ、コレ。
…c(゜^ ゜ ;)ウーン
病院に入院している高校生男女二人のラヴストーリー。
と書くと、思い切りライトノベルやんけ!っていうことになるけど、この後の展開が色々なわけで。。。


人は、何かを失った時、いい思い出の間隙に苦しむ。
思い出が多ければ多いほど、苦しみは深くなる。
後悔で心は満たされ、懺悔でそこから動けなくなる。
諦めでは先に進めない。
癒しでは満たされない。
先への一歩を踏み出すには、誰かが背中を押す必要がある。





その”誰か”がいつ現れるのか、そんな”何か”は本当にあるのかは、誰にも分からない。
苦しみは延々続く。絶対に逃げられない。




もし、諦めるなら、その苦しみから逃れようとすることを諦めるべきだ。

諦めて苦しめ。
苦しんで、そして日々を生きろ。


『アリス・イン・ワンダーランド(Alice in Wonderland)』。

2010-04-17 23:44:49 | 映画日記
『アリス・イン・ワンダーランド(Alice in Wonderland)』を観てきた。
ベースは”不思議の国のアリス”やけども、なんて言うか。。。だいぶパンチをきかしたアレンジがされてる。
3D上映で観た。2Dでも十分楽しめると思うけど、やっぱり3Dがおすすめ。

独特の”アリス”像が描かれてる。
形式ばったことばかりの毎日で退屈。
くだらない男からくだらないプロポーズをうけてしまうし、彼女にとってはこの世界は本当にくだらないことの塊だったのかもしれない。
けれど、時計ウサギを追いかけて穴に落ちた彼女は一転して劇的な数日を過ごす。
そして、彼女の中で”世界”に対する見方が変わる。
それまで、アリスは世界に対して受身でしかなかった。
けれど、不思議の世界で彼女は世界は創るものであるということを知る。
この映画ではそこが一番重要なのだと思う。



ジョニー・デップが主演(マッド・ハッター役)ってことになってるみたい。

個人的にはアン・ハサウェイ(白の女王)が好き。


お前が行って来い。

2010-04-17 23:40:33 | インポート
ポーランドの大統領国葬に日本からは参議院議長が参加。

確かに「首相が行かんかい!」てとこやな。

日本の元首は誰か?と言う問いかけには2つの答えがある。
1つはもちろん内閣総理大臣(行政の長)。
もう1つは衆議院議長(立法の長)。

別に規定されてる訳じゃないけど、この2つが有力な説らしい。

だから、衆議院議長が国葬に参加するなら、理解できなくもない。
拡大解釈で国会の議長が元首としたら、かなり無理矢理な道理やけど参議院議長でも眼を瞑ろうか、ともなる。

けど、さっきの学説でも内閣総理大臣が国家元首、というのが大勢らしいし。ここは総理あるいは総理経験者が行くべきちゃうかなぁ。。。
少なくとも、国内の政治党略だけで決定するべきじゃないやろな。
今上天皇や皇太子殿下に、という意見もあるけど、彼らは国家の象徴であって代表じゃないから今回のケースでは不適やと思うし。

まぁ、結局、鳩山首相が行けばいいのにってことやな。


終わり。

2010-04-15 23:45:01 | インポート
婆ちゃんが死んで、
通夜が終わり、
告別式が終わり、
遺体を焼いて、
骨壷にいれ、
年金の整理やら、保険の整理やらを親父と済ませ、
要するに、婆ちゃんは死んだ人になった。
婆ちゃんも爺ちゃんも死んだので、世帯は消除という形になる。

俺は小さい頃は完全に婆ちゃんに育ててもらってた。
なんせ、産まれた時から父と母の家がちゃんとあるのに、俺の住民票は婆ちゃんの家になっていたぐらいだ。
お婆ちゃん子とは俺みたいなのを言うのだと思う。
小さいときの記憶は婆ちゃんの家の事だけ。
お袋の味と言われれば婆ちゃんの手料理になる。
婆ちゃんがいなかったら、今の俺はいない。



けれど、俺は婆ちゃんには何もしてあげられなかった。


いや、何かしようともしなかったのかもしれない。
本当に駄目な孫だ。