※このブログは、あくまで個人的な覚書であり、このブログを参考にして修理・分解を行ってカメラが壊れてしまっても一切責任は持ちません。
<参考文献>
水滸堂ジャンクカメラ研究室著、ジャンクカメラの分解と組み立てに挑戦!
<PENTAX SV>
カメラのナニワにて2100円で購入。
状態は、概観の汚れ、モルトの劣化があるものの、シャッター機構に問題はなし、の様子。この機種で多いといわれてるシャッター幕の劣化も全然無い。
もとから露出調整機構は無い。
さて、持って帰ってもうちょっと詳しく調べてみるか。
<カメラの状況>

とにかく外装が汚い。でも、不思議と革の痛みはほとんど無く、綺麗なもん。黒なんで目立ってないだけかもしれんけど。
レンズを付けてファインダーを覗いて見る。べつに極端な汚れは無い。PENTAX SPよりは明るくて見やすい気がするぐらい。タイマーだって正常。
問題として挙がってきたのは、
①モルトの劣化
②フィルムカウンターが0に戻らない
の二点のみで、②に関してはほっといても問題ないぐらい。
まぁ、実はもう一台SVが転がってて、こっちはフィルムの巻き上げも出来ない有様やし、練習がてら開けてみよう。
<分解>
参考文献を見ながら、まずは、軍艦部の取り外しにかかる。
1) フィルムの巻き戻しのクランクを外す。これは簡単。クランクが取れると、中からネジが三つ登場。

これも外す。あとはASA感度の記録部(メモになるだけで機能としては何も無い)兼タイマーだけになる。上に持ち上げればすぐ取れる。
2) シャッターダイアルは、バルブに設定しておいて、側面にあるイモネジ(マイナス)を外すだけ。バルブに設定しておけば元に戻すときに忘れないし、ネジが外しやすい位置に来る。上に持ち上げると外れる。
3) 最後に巻き上げノブの取り外し。巻き上げ軸カバーの側面にあるイモネジ(マイナス)を緩めて、カバーを取る。真ん中にマイナスネジが登場。これは逆ネジになってるんで注意しながら外す。枚数板がこれで外れる。

ギアが登場。これに引っかかってるストッパーを赤矢印の方向に軽く引っ張りながら持ち上げると、ギアと上に乗っている銅製のワッシャーが取れる。ギアについている小さなポッチに注意。フィルム室を開けると。このポッチはちょうどフィルム室の側に来るようになっている。これを覚えておくと元に戻すとき楽。
さて、次に下からカニ目が登場。

もちろん外して、下の変な形の金具も外す。
さて、すっきりしてきた。

ノブに乗っかってる黒い部分は上に持ち上げれば外れる。すると下からネジが2つ出てくる。これを外すと巻き上げノブが全部取れる事になる。
4) これで、軍艦のトップカバーを外すのに障害になるものは無くなった。トップカバー上面の左右にあるネジを外し、ファインダーの両脇にあるネジを外し、ゆっくりとカバーを持ち上げる。
一眼レフカメラの特徴である、ペンタプリズムが姿を見せる。

これだけで、一日かかった!
5) 外したトップカバーを洗おう。
最初は無水エタノールで擦ってたけど、めんどくさくなってきた。
( ゚Д゚)マンドクセー
ので、大胆にメラミンスポンジ(白い豆腐みたいなスポンジ)で水でジャブジャブ洗う。最後は中性洗剤で洗う

見違えるほど綺麗に。
(*'▽'*)マァ、ナントイウコトデショウ。。。
<参考文献>
水滸堂ジャンクカメラ研究室著、ジャンクカメラの分解と組み立てに挑戦!
<PENTAX SV>
カメラのナニワにて2100円で購入。
状態は、概観の汚れ、モルトの劣化があるものの、シャッター機構に問題はなし、の様子。この機種で多いといわれてるシャッター幕の劣化も全然無い。
もとから露出調整機構は無い。
さて、持って帰ってもうちょっと詳しく調べてみるか。
<カメラの状況>

とにかく外装が汚い。でも、不思議と革の痛みはほとんど無く、綺麗なもん。黒なんで目立ってないだけかもしれんけど。
レンズを付けてファインダーを覗いて見る。べつに極端な汚れは無い。PENTAX SPよりは明るくて見やすい気がするぐらい。タイマーだって正常。
問題として挙がってきたのは、
①モルトの劣化
②フィルムカウンターが0に戻らない
の二点のみで、②に関してはほっといても問題ないぐらい。
まぁ、実はもう一台SVが転がってて、こっちはフィルムの巻き上げも出来ない有様やし、練習がてら開けてみよう。
<分解>
参考文献を見ながら、まずは、軍艦部の取り外しにかかる。
1) フィルムの巻き戻しのクランクを外す。これは簡単。クランクが取れると、中からネジが三つ登場。

これも外す。あとはASA感度の記録部(メモになるだけで機能としては何も無い)兼タイマーだけになる。上に持ち上げればすぐ取れる。
2) シャッターダイアルは、バルブに設定しておいて、側面にあるイモネジ(マイナス)を外すだけ。バルブに設定しておけば元に戻すときに忘れないし、ネジが外しやすい位置に来る。上に持ち上げると外れる。
3) 最後に巻き上げノブの取り外し。巻き上げ軸カバーの側面にあるイモネジ(マイナス)を緩めて、カバーを取る。真ん中にマイナスネジが登場。これは逆ネジになってるんで注意しながら外す。枚数板がこれで外れる。

ギアが登場。これに引っかかってるストッパーを赤矢印の方向に軽く引っ張りながら持ち上げると、ギアと上に乗っている銅製のワッシャーが取れる。ギアについている小さなポッチに注意。フィルム室を開けると。このポッチはちょうどフィルム室の側に来るようになっている。これを覚えておくと元に戻すとき楽。
さて、次に下からカニ目が登場。

もちろん外して、下の変な形の金具も外す。
さて、すっきりしてきた。

ノブに乗っかってる黒い部分は上に持ち上げれば外れる。すると下からネジが2つ出てくる。これを外すと巻き上げノブが全部取れる事になる。
4) これで、軍艦のトップカバーを外すのに障害になるものは無くなった。トップカバー上面の左右にあるネジを外し、ファインダーの両脇にあるネジを外し、ゆっくりとカバーを持ち上げる。
一眼レフカメラの特徴である、ペンタプリズムが姿を見せる。

これだけで、一日かかった!
5) 外したトップカバーを洗おう。
最初は無水エタノールで擦ってたけど、めんどくさくなってきた。
( ゚Д゚)マンドクセー
ので、大胆にメラミンスポンジ(白い豆腐みたいなスポンジ)で水でジャブジャブ洗う。最後は中性洗剤で洗う

見違えるほど綺麗に。
(*'▽'*)マァ、ナントイウコトデショウ。。。

