QBOOKS。

久しぶりに、2年ぶりぐらいでしょうかねぇ、『QBOOKS（http://www.qshobou.org）』様に投稿させていただきました。
『6000字バトル』というバトル会場で、7月に公開され、皆々様からの投票数でチャンピオンを決めるということになっています。


投稿作品は、このサイトでも公開している『windmill』です。

ただし！ただしです。

そのままの形で投稿したわけではなく、それほど長い量ではありませんが、エピローグ的なものを付加しました。

俺の作品だけでなく、他の皆さんの作品も読んで、「よかったなぁ」と思う作品に投票してください。
あなたの投じたその票は、ある意味、選挙に行くよりも価値のある一票であると思います（強気）。

悲劇の六月。

『長崎佐世保　小６女児刺殺』
こう書けば、だいたいの人には分かるでしょう。

この日記では、あんまり、こういう重苦しいことは書かないつもりでした。
できるだけ、重い話を除外して、軽く読んでもらえるように書いてきたつもりです。
でも、この事件に関しては、ちょっと書いておきたいと思います。偉そうな講釈をたれるつもりはないですけれど。

今日、殺害された女の子の父親の手記を読みました。
混乱している自分を何とか押さえ込んで書いている様子がハッキリと見て取れました。
最後の一文は、ちょっと泣きそうになりました。

本当に悲劇としか言いようがない事件です。
誰一人として、益を被った者がいないのです。事件にかかわった人達全員が、不幸になったのです。
一般論でいけば、殺人で益をこうむるどうこうの話をすること自体が間違っています。
それは分かっているのですが、ここまでひどいことになることもないんじゃないかと思います。
悲劇の中にも、人は一片の救いを見出そうとします。無理矢理にでもです。
俺には、今回、それが出来ませんでした。


最後に、
殺された女の子のご冥福をお祈りいたします。
そして、彼女が彼女の母親に会えることを、信じたいと思います。