Garbage Script on Goo BLOG

某SIerの"元"研究者 兼 情報Security技術者"F.Koryu"の日常の雑記置き場

LensBabies 2.0を購入してみた

2005-12-26 12:52:28 | 写真
土曜、ボーナスの残りを利用して「LensBabies 2.0」を購入した(マクロキットは未購入……後日買います)。
とりあえず軽く試し撮りしてみたのだが、実に面白い。最近の「レンズの優等生化(写りがシャープで、周辺減光が少なく……って感じ)」に逆行するような「超クセ玉」。
F2.0だと被写体深度も浅く、且つフワッとした描画に。F2.8~F4.0位なら比較的扱いやすいかな? 逆にF5.6やF8.0だとカッチリし過ぎてこのレンズの面白みが半減するかも……。

難点は電気接点が無いため、Canon(EFマウント)の場合、外付けフラッシュが使えない(クリップオンタイプの場合……シンクロ接点利用は未確認)のが少し痛いかも(内蔵フラッシュは使える事は確認しています)。

確かに初心者には入りづらいよなぁ……>秋葉原の自作PC系パーツショップ

2005-12-26 12:42:33 | 雑記
PCパーツショップが考える秋葉原ブーム:第1回 「アキバらしさ」とは何か (3/3) - ITMedia
「PCパーツショップが撤退・縮小傾向?」とあり、この記事の著者がどう書くかは次回のお楽しみなのですが、自分なりに自作PC系ショップが撤退・縮小傾向にあるのは、こんな理由だからだと思います。
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1.「秋葉原でなければ買えない」モノが少なくなっているため
昔は自作PCのパーツの殆どが、秋葉原でなければ買えない(もしくは買い辛い)ものでしたが、「1.自作PC系ショップの全国展開化(ドスパラとか)」「2.大手家電店・量販店でも自作PC系パーツを取り扱うようになってきた」「3.ネットショッピングの充実」という要因から、別に秋葉原へえっちらおっちら出向かなくても、一通りのパーツは手に入るし、何より出かけるための交通費や時間の事を考えると、出かけるまでもないというケースが増えているためだと思います。
特に要因2.の量販店……最近は安売り系の量販店(例えばヤマダ電機ケーズデンキなど)でもごく当たり前にマザーボードが売られていたりしますからね。
(確かに品揃えという点では秋葉原の方が上かもしれませんが、タダでさえマニアックな世界なのに、マニアックなパーツとなると「ニッチな世界」ですから、欲しい人は限られてくる筈……そうなると、今度は要因3.でカバー出来る範囲ですしね。)
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2.「初心者に優しくない」パーツショップ(の店員)
先に書いた通り、自作PCってのはある意味マニアックな世界です。その世界に住人(≒市場規模)を拡大させるには、普通の人をマニアック化させて取り込む事が重要になります(ごく自然に増える訳じゃない点が、普通の市場と異なる点と違うところです)。
「タコは育てよ」じゃないですが、昔はある程度叩かれながらも、それでも食いついてきて成長した人がこの世界の住人になる事が許された訳で、またそれがある程度暗黙知として認識されていた世界だったんですが、今やそういう時代じゃないように思われます。
特に「初心者への手厚いサポート」ってのが市場開拓(顧客の掘り起こし)に繋がる最も重要な要因の1つなんですが、秋葉原の自作PC系パーツショップを回れば分かるでしょうが、ハッキリ言って初心者に優しくない売り方をしています。
(特にCPU・メモリ・HDDに至っては現物を見てではなく、レジに掲示された価格ボードを見て注文するというスタイル……初心者はまずどうやって選んで買えば良いのかすら分からない筈ですヨ。)
特に初心者が多く来店するであろう週末は得てして忙しく、店員側も十分な対応が出来ない(出来ても初心者に優しくない対応だったり……)ケースも多く、益々初心者の取り込みが出来ない事が考えられます。
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まあ、他にも理由は色々考えられるでしょうけれど、一旦ココで切ります。