goo blog サービス終了のお知らせ 

富山に魅了された気象予報士

ブログ引越し中です。

第24回頼成の森 花しょうぶ祭り④

2009-06-15 | 
 富山は自然が豊かです!!でも富山の人はそれが普通と思っています。首都圏から来た者としては、それはとても恵まれていることだと感じます。

 富山の人たちが、この豊かな自然を普通の日常と思っていると、いずれは環境は悪化して首都圏と同じになってします気がします。だから、この自然をいつまでも大事にしてほしいと願います・・・。

第24回頼成の森 花しょうぶ祭り③

2009-06-15 | 
 「頼成の森」では花しょうぶ以外にも、富山の自然の豊かさを実感しました。まずは、「シオカラトンボ」。埼玉では、トンボ=赤トンボ(アキアカネ)になっていたから・・・。子供の頃に、緑のトンボを見た記憶が微かにあるくらいです。だから、「青いトンボがいた!!」と騒いでしまいました。調べるとシロカラトンボでした。気象庁の生物季節観測の規定種目でした・・・。反省です・・・。私は埼玉で見た記憶はほとんどない。忘れてしまったのか・・・。でも、熊谷地方気象台で観測しているのだから、生息しているんですね。

 そして、「ウグイス」。富山では私が住んでいる住宅街でも普通に「ウグイス」の鳴き声が聞こえます。「頼成の森」では、鳥の鳴き声も多様で、耳でも自然を愉しむことが出来ます。

 あとは、「カエル」の鳴き声。これも埼玉ではカエル=雨蛙?くらいの意識でしかありませんでしたが(記憶を辿ると、子供の頃はカエルの鳴きの違いも感じていた)、富山ではこのカエルの鳴き声は?埼玉で聞いたカエルの鳴き声とは違うかも?などなど、富山に転勤してからは少なくとも大人になってからの感性ではなく、子供の頃の感性の戻って自然に触れているような気がします・・・。

 あの鳴き声はトノサマカエルかな?富山県でも生息が少なくなってきていると先日ニュースで伝えていました。

第24回頼成の森 花しょうぶ祭り②

2009-06-15 | 
 まだ3割程度の開花状況でしたが、十分に鑑賞を楽しむことが出来ました!

 この言葉「いずれがアヤメかカキツバタ」は美女ばかり大勢いて見極めのつかない状態を表現したものです。アヤメ、カキツバタ、ハナショウブは互いによく似ていますが、次のような特徴で区別されます。

 【アヤメ】花びら:外花被の基部に網目模様 葉:中脈は目立たない
 【カキツバタ】花びら:外花被の基部は淡黄色 葉:中脈は目立たない
 【ハナショウブ】花びら:外花被の基部は黄色 葉:中脈が隆起

第24回頼成の森 花しょうぶ祭り①

2009-06-15 | 
 今日は第24回頼成の森 花しょうぶ祭りに行ってきました。砺波市頼成にある県民公園「頼成の森」には優美に、清楚に、70万株、580品種の花しょうぶが植えられています。

 梅雨の時期に、露にしっとりと濡れて咲く花しょうぶの美しさは、心に安らぎを与えてくれますよね。今回鑑賞して花しょうぶは、多様な花色を持ち、また変化に富んだ花容を備えていることを知りました。「江戸系」「肥後系」「伊勢系」「長井古種系」「雑種系」「アメリカ系」など・・・。「江戸系」が基で、肥後(熊本県)、伊勢(三重県)などに運ばれて改良されて、「長井古種系」は江戸系より古い時代に育成されたもので、「雑種系」は近年発達したバイオテクノロジー(胚培養)によって生まれたものなんですね。

 私はやはり「江戸系」が好きです。庭園などに群生させて楽しむ目的で改良されてきたため、風雨や直射日光に強く栽培も容易で見事な群生美を見せてくれるそうです。室内鑑賞に向く鉢植え用に改良された「肥後系」とは対象的なんですね。