都会で暮らすこと~by Match Box~

東京で暮らしていて、思ったことを勝手気ままに書いています。(by まっちばこ/JK1FBA/能登尚彦)

ユビキタス無線工学 第6回

2010年05月24日 21時52分41秒 | ユビキタス無線工学
結局、週末にまとめることもできず、頭の中でもまとまらずサマリーを書くことができなかったのですが、

内容としては第5回に引き続いて、すべての電子回路はRとLとCで表現することができ、リアクタンス成分が残る場合には回路の外側にそのリアクタンス成分を打ち消す(+ΩならCを接続、-ΩであればLを足す)というおハナシの復習でした。

現実には、今、回路設計をして部品と部品とを繋ごうとするとそういうリアクタンス成分やインピーダンス整合をしなくてもそのまま繋いで大丈夫ということが多いので、それでもいいのだけれど、やはりイレギュラーにインピーダンス整合をしなければいけないような場面に出っくわすこともあるので、そういうときに技術者の技量の差が出るから勉強をしておいたほうがいいというようなおハナシだったように記憶しています。

デシベルの話は 通常①電力比 (dB)=10log P2/P1
②電圧比 (dB)=20log V2/V1 (入力インピーダンス、出力イン
                        ピーダンスが等しい場合のみ、この                        式が成り立つ)

これはオームの法則にのっとって式を展開していくとRlとRsが等しいときに約分をして残ったVの2乗の2乗が式の前にきて10が20になったからです。

実際には入力インピーダンスと出力インピーダンスが合致しているということは稀にしかありませんので、実はあまり役に立たない式です。

ただ、例外としてOPアンプ(入力インピーダンスが物凄く高く、出力インピーダンスず物凄く低い)を使う場合は例外として、この20logの式は無条件に使ってよいということになっています。

次回はいよいよスミスチャートですが、今ではコンピュータを使って設計するようになってしまって必要が無いといえば必要はないのですが、ネットワークアナライザなど、まだ
スミスチャートで表示するような測定器もあるので勉強しておきましょうということです。


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