先週のお稽古はあまりの暑さのためにお休みをしました。
今週はかねてより計画していた慰労茶事第二弾。
慰労茶事とは、先んだって農協の女性部の方達をお招きしてお茶会をしたのですが、その時いろいろお仕事をしてくれた社中の皆様にお礼をしようとお福思いたったことなんです。
一度させていただいたんですが、お休みの方がいらしたので、再度第二弾をしようと。
しかしながらこの暑さ、昼日中おでかけになることは大変ではないかと迷いましたが、決行と相成りました。
点茶盤を設えました。お客様も椅子席になりますのでお楽ではないかと。
点茶盤の設え、最初から下段に炭斗が荘られています。
お軸は、
「且座喫茶」~しゃざきっさ~
滋賀県大津市にある瑞米山月心寺の村瀬明道尼様の揮毫によるものですが、39歳の時、交通事故で右半身が不自由になり、左手で揮毫されています。
月心時には東海道三大名水「走井」~ はしりい~ があります。
お花は、
籠の鶴首に、ヤブミョウガ、キバナコスモス、シュウカイドウを入れました。
朝早くからお福、台所で大奮闘。暑いときなので前日から支度が出来ないので朝4時半に起きて作業開始。
12時の席入りですが、早めに来た方がお手伝いしてくださいました。
トウガンとエビのあんかけ、ダシ玉子焼き、トウモロコシ、スイカとマクワウリ、小松菜の漬物。
涼しさを演出しようと思ってこんな籠を使ってみたのですが、どうだったかなぁ。
お客様は7人、籠が五つしかないので、後は、朱膳で。
カボチャ ナス シシトウの揚げ物、タマゴの千切り、アナゴ、カイワレダイコンを散らし。ほぼお福畑のものばかり 素朴~
ご飯ではなくて、そーめんにしました。冷たーいつゆをはれば少しは涼しく感じていただけるかな、と思ってね。
お菓子は、
さかまんじゅうにしました。
お福、風炉に炭を入れています。
丸ぎっちょを三本、これが種火になります。そしてその上にお釜が掛けられます。
お客様、席入りすると、
お床を拝見します。
点前座を拝見します。
お床と手前座を拝見し、席につかれました。正面の方が正客です。皆さん申し合わせの上、席次は決めていただきました。
濃茶は省略させていただいて、後炭手前を済ませ、薄茶を一服お召し上がりいただきましたが、
後炭がつがれると、お客様は炭がつがれた風情を拝見されます、
お福、上手に炭をつぐことができたかな。
お点前お福です。それはそうですよね、お福が皆様をご慰労申し上げようとしたんですから。
普段は口ばかりですので、何年かぶりの皆様の前でお点前、ちょっと緊張。
↑ 棗を拝見していただくために清めているところの様です。
お客様、棗、茶杓を拝見されています。
棗は、淡々斎お好みの祇園棗、お茶杓は、銘を「お囃」といい、作者は海田曲巷(かいだきょっこう)の作です。たまたまお茶の雑誌「なごみ」に曲巷氏がでていたので、祇園祭のお囃子にちなんで使わせていただきました。
茶杓の袋は曲巷氏の奥様がお作りになっておられます。記事によると奥様は4年前にお亡くなりになっておられます。奥様は古裂コレクターで仕覆作家でした。
今回使われたお茶碗、
すべて平茶碗。何回かUPしますが、備忘録なので悪しからず。
で、いつものごとく、最後に、
みなさんとハイポーズ。
この日は暑いので、全員申し合わせの上の浴衣でした。
庭のお花も暑さの為昼日中は、元気ありません、
くるい咲き?二度目の藤の花が咲いています。
白い藤も二度目。
サルスベリは何故か元気です。
白いサルスベリも元気です。
クレオメ セイヨウフウチョウソウも元気なく、いつもはもっとピンク色が鮮やかなのに。
夏ポインセチアが咲き出していました。
ブルーベリーが実ってきたのでむらさき色になったものから毎日とっています、
たくさんとれたらジャムを作ろうと思います。
庭の隅っこにね、ひっそりと小さな神社があります。○○神社です、
そうですね、高さが50センチくらいかな。
お賽銭箱置いてくだされば、いくらか入れるわよ、なんてからかわれています。
横に大きな植木がありましたのでよく見えなかったんですが、この植木を大きくなり過ぎたので移植しましたら、見えてきました(笑)
今日から厚木市最大のイベント、厚木鮎祭りが二日間開催されています。
今夜は、相模川、中津川、小鮎川の三川合流地点で花火大会があります。
猛暑とまだまだコロナ禍ではありますので、大分縮小されるようですが、それでも一万発の花火が打ち上げられます。
鮎祭り共催の書芸展が開催されており、毎日賞をいただかれたお友達も参加されていらっしゃるので、鑑賞してきました。
お友達の書は次回UPさせていただきます。