あまくさ人のひとりごち

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牛深小森海岸の夕陽

KKC48

第1802回 教師がわいせつする心理

2011-10-22 19:39:47 | 教育
生徒怒り、現場無力感…わいせつ教師続出の静岡(読売新聞) - goo ニュース


 静岡県で教師が生徒への強制わいせつ容疑で逮捕されるなど性的な不祥事が止まらず、県教育行政トップの県教育長が「万策尽きた」と発言する事態になっている。
 県教委は、懲戒免職処分を受けた教職員の氏名公表に加え、研修などの対策を打ってきた。教育現場から教育長に理解を示す声も漏れ、無力感が漂う。生徒から「誰が生徒を守るのか」「先生は何やっているんだ」と厳しい声が噴出している。
 県立科学技術高校の男性教諭(47)が17日、女子生徒への強制わいせつ容疑で逮捕された事件を受け、県教委は20日、臨時校長会を開催。安倍徹教育長は「私としても万策尽きた」と苦渋の表情で語り、「学校で連帯感を持った人間関係を作ってほしい」と約120人の校長らに訴えた。
 静岡県内で、校長や教諭がセクハラで懲戒処分されたり、教諭が盗撮やのぞきで逮捕されたりするなど、8月からだけでも5件の性的不祥事が発覚。県教委は、外部講師による研修やセクハラ根絶のためグループ研修を導入してきた。
 ところが、研修を受けていた高校教諭が9月に女性のスカート内を盗撮した容疑で逮捕。生徒への強制わいせつ容疑で捕まった教諭も研修を受けている。
 安倍教育長は「万策尽きたという言葉は、思わず口に出てしまった」と打ち明ける。不祥事防止を訴える機会が再三あり、「また同じような状況で同じような話をしなければいけないのか」と無力感に襲われたという。「適切な言葉でなかったと反省している。効果的な対策を考えていかなければいけない。具体策の検討を始めている」と話した。
 県高等学校長協会会長の浅羽浩・県立静岡高校長は「苦しい心境が表れた言葉」と理解を示す一方、「現場は万策尽きていない。即効性がある対策はないかもしれないが、まだ努力することはある」と話す。


静岡県で起こっていることは、そのままくまもと、いや全国どこでもあてはまる。
教師によるわいせつ行為などは言語道断だ。
しかし、多発するからこそ、考えてみる余地はあるのではないか。
教師がわいせつ行為に走る心理、というやつを。

たとえば少年犯罪が続くと、精神科医とか心理学者と称する人たちが出てきて、
少年たちの「心の闇」を解き明かそうとする。
ところが教師が犯罪を起こした場合、えてしてその行為に目が向きがちで、
犯罪にいたった心理にはほとんど関心が向けられていないのが現状である。


大半の報道が
「教師がスカートの中を盗撮しました」
「それはけしからんことですね」
で終わりである。
これじゃ、何の解決にもならない。


もともとスカートの中に興味があった人が教師になったかもしれないが、
そうでない場合、どうしてそういう行為に走ってしまったのか、
調べてみる余地があるのではなかろうか。


そしてその結果をプロファイリング化して、研修に役立ててみてはどうだろうか。


「万策尽きた」と嘆くどころか、やるべきことは山ほどありそうな気がする。


天草西海岸の夕陽