鉄腕アトム《実写版》DVD-BOX [1年間の期間限定生産]ジェネオン・ユニバーサルこのアイテムの詳細を見る |
実写版の「鉄腕アトム」をご存じだろうか。
今年公開された、「ATOM」ではない。
1959年から1960年にかけてフジテレビ系で放送された実写版アトム。
ワタクシも以前、断片的ながら見たことがあり、
特撮部分のチープさに笑ってしまったことがある。
まあ、この当時の特撮番組は、どれもツッコミどころ満載なのだが。
手塚治虫生誕80周年を記念して、ついに幻の「実写版鉄腕アトム」がDVDボックス化された。
DVDではない。DVD-BOXである。
つまり、ほぼ全話収録されているのだ。
これは買わない手はないとばかりに、早速注文。
一週間ほど前に入手した。
で・・・・「ZZZ団の巻」1クール分を見終えたが。
はっきり言って、タルイ。
2話か3話で終わらせられそうな話を、無理矢理1クール(13話分)に延ばしているという感じ。
2倍速、3倍速で見てちょうどいいような出来映え。
話の筋もヘン。
本来ならZZZ団を壊滅させなければならない日本警察は、なぜかアトムとZZZ団がつながっていると勘違いして
ZZZ団そっちのけでアトム逮捕に全力を挙げるし。
だから、カステリア国の大統領が来日したときにも、
あっさりとZZZ団の襲撃を許してしまう。
しかも、ZZZ団の襲撃も芸のないもので、
滑走路の隅から現れて、ガス銃を持ってただ近づくだけ。
警察の警護なんて、あってもなきがごとしだ。
それと、ヒロインのミッシェル。
リヨン博士という世界的な学者で、ZZZ団から狙われている人物の娘であったために
ZZZ団に拉致されたり、拷問にかけられそうになったりと何かと大変な目に遭うのはわかる。
故障したアトムを助けようと、勇敢な行動に出ようというのも理解できる。
でも・・・・演出に問題があるのだろうか、ことごとく空回りになっているのがとても気にかかる。
だいいち、勇敢な行動が全てピンチを招くだけの結果に終わってしまっている。
彼女が登場するたびに、いらぬ行動を取りはしないだろうかと、そういう意味でハラハラさせられる。
とまあ、ツッコミどころがザクザクありすぎて、いちいちここには書ききれない。
それでも見たいとおっしゃる方は、どうぞこれをクリックして下さい。
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