東日本大震災の翌日の2011年3月12日午後2時40分ごろ写真家の石川梵さんが空撮した津波被害が一切わからない福島第一原発は1時間後1号基建屋は水素爆発。(貴重な画像はレベル7のフクシマの核事故から5年間も封印されていたが2016年2月にやっと日の目を見る)
『放射能汚染の証拠写真』
鮮明な画像から、1号基の排気筒から(ベント作業による超高濃度の放射性汚染物質の大量放出の)白煙が確認できる。1号基の爆発する1時間以上前に双葉町上羽鳥で2011年3月12日14時40分に測られた4.6ミリシーベルト毎時とピッタリと符合している。
多くの人々が勘違いしているが、東京電力福島第一原発事故での放射能汚染ですが、予想外の1号基や3号基の水素爆発ではなくて、政府や東京電力、安全委などの人為的なドライベントによって外部に放出された放射能汚染物質だった。(その後、日本政府は福島第一原発から半径30キロの範囲を高度無制限で一切の飛行を禁止する)
国家の根本をなす『基幹統計』が壊れている日本、・・・・
『福島の女児 甲状腺に放射線100ミリシーベルト被ばくか』2019年1月21日 NHK NEWS WEB
東京電力福島第一原発事故時に福島県双葉町にいた11歳の女の子が甲状腺に100ミリシーベルト被曝と報告されていたが、放射線医学総合研究所は今まで公表していなかった。
事故直後の3月17日ごろに11歳の女の子の汚染を測定したところ、のどから高い放射線量が計測され、甲状腺の被曝線量は100ミリシーベルト程度と推計した。
しかし放射線医学総合研究所は、この会議が内部の情報共有の場で、国からも指示が無いので公表しなかったという。
原発事故でヨウ素剤を服用する基準が100ミリシーベルト。しかしヨウ素剤は(県立医大関係者限定で)一般市民ほ服用されず、事故直後には実際にどれだけ被曝したかの大規模な調査は行われていません。
事故直後から測定をしていた放射線技師の福島県の男性職員が、郡山市内の屋内で行った汚染測定で、双葉町の女の子ののどの辺りを測定したところ、高い数値が出たことから、皮膚の表面を拭き取って、測定し直した結果「5万から7万cpm」という高い数値が出た。
測定した放射線技師の福島県の男性職員の100ミリシーベルトを聞いた放射線測定が専門の核融合科学研究所の佐瀬卓也准教授や誉田栄一徳島大学教授は、直ぐ福島県や文部科学省、放射線医学総合研究所など関係者会議に『甲状腺の被ばく線量が100ミリシーベルトになる子どもがいる』、『データを正しく記録してほしい』と強く求めるとともに『意識して測定してほしい』と注意を呼びかける。
福島県職員は、『双葉町の女の子は原発で爆発があった日に外で遊んでいたが、突然、母親が迎えに来て家に帰ることなくそのままバスに乗って避難したと話していた』という。
誉田教授は「事故直後は混乱していたが、関係者が女の子の測定結果を受け止めていれば子どもたちにより丁寧なフォローができたかもしれない」と話す。
(抜粋)
1月21日 NHK
『常軌を逸した支離滅裂なNHK WEB記事の記述』
短く要約する前のこの当該NHKの元記事ですが不必要にダラダラと長くて、なぜか意味なく言葉の重複が多い。(たぶん、NHKはこの記事に対してまともな編集・校正などを行っていないのである)なにしろ測定人数が最初は『30キロ余りの子ども1080人』とあるのに、段落を変えた直後には『11万4000人余』となり、続けて『7286人分』になるなど数値が大混乱。
甲状腺が100ミリシーベルト被曝(特定の臓器への影響を示す等価線量)なら全身に換算すると4ミリシーベルト(全身への影響を表す実効線量)だとして、何とか悪いイメージを口先で誤魔化したいのである。NHKですが、全身にたいして甲状腺の割合が4%の意味か?何とも不可解な記述である。 今まで8年近くも隠蔽していた100ミリシーベルト被曝した双葉町11歳女児の記録に茫然自失、ほぼ末期症状で思考停止状態に陥っているのである。
★注、
甲状腺だけだと毎時100ミリシーベルト被曝で、全身に換算するなら4ミリシーベルトとの摩訶不思議なNHKモデルが可能となる条件設定とは、放射能を甲状腺に注射した時には成り立つ。
NHKの有識者が考えているような、甲状腺だけが放射能に汚染していて、それ以外の全身がクリーンな状態など、いくら何でも悪い冗談で、あまりにも不謹慎で決して原発事故の話ではないのである。
竜田一人 @TatsutaKazuto 1月21日
よく分からない極微少領域の確率の話を安易に「1000人に2人」とか言わない方がいいですよ。不安な親御さんは、もしそれが自分の子供に当たったら…って絶対考える。不確かな推定の話で100ミリとか1000人とか、具体的な数字を出してしまうと、その数字は想像を超えて余計な不安を生む。
早川由紀夫 @HayakawaYukio · 1月22日
なんたる暴論。科学の否定だ
早川由紀夫 @HayakawaYukio · 1月22日
宗教の世界に生きるがよい。
国立遺伝学研究所・川上 浩一 教授
放射線防護学とか放射線医学の専門家よりも今回の『双葉町の11歳女児甲状腺100ミリシーベルト被曝』では国立遺伝学研究所教授の川上 浩一のツイッターが一番分かり易いが、・・・(しかし、この川上 浩一 の肩書が国立遺伝学研究所教授というのが何とも無気味な話である)
Koichi Kawakami @koichi_kawakami · 1月21日
双葉町から郡山に避難して、皮膚の表面の放射性物質を拭き取られて、喉の(内部)被曝をGM計数管で測定された女の子。
事故後8年経って、ようやく見つけてあげることができた、という思いです。
記事を読んでいると涙が出て来ますね。
”...双葉町の女の子の喉の辺りを測定したところ高い数値が出たことから皮膚の表面を拭き取って測定し直し...”
こんなことは二度と繰り返してはいけない。
hana @cantabile707 · 1月21日
当時の状況からして、こういうことはあり得るのではないかと思ってた。なのに専門外から小児甲状腺癌は過剰診断だと無責任に断言、検査を否定する学者や放射脳と揶揄する人たちにあらためて怒りを覚える
11歳少女、100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後 放医研で報告
rima @risa_mama117 · 1月21日
原発事故発生からもうすぐ8年。やっと「見捨てられた初期被曝」の1例が明らかになったと。studyさんは今頃天国で嘆いているだろうね…
今なお無駄な追加被ばくをさせられてる人もいるし…😞
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma · 1月20日
1080人調査は、いわき市、川俣町、飯舘村で実施され、その市町村の住民以外の人も受けた可能性はあるだろうけど、この女性は入ってない可能性が強いだろうな。
気になるのは、この女性が甲状腺検査を受けているのかどうかということ。
Koichi Kawakami @koichi_kawakami · 1月21日
菊池誠さんという人は「100mSvは怖くない。癌死の確率が0.5%上がるだけだ!」という論法に変えたのか? 凄いな、、、
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011 · 1月21日
幾つかの避難所で、子どもに対する甲状腺スクリーニングが実施されたことも聞いた。その中で100mSvに達する数値が出て「これ以上高い数字が出たらまずい」と、スクリーニングを1080人で止めさせた、という話も聞いた。(理由の部分は真偽不明だが)
Koichi Kawakami @koichi_kawakami · 2017年11月18日
(繰り返しになりますが)
福島の小児甲状腺癌の手術件数の多発を被曝と結び付けないロジックは「(混乱期に測定された)初期被曝量が少ない」です。津田氏や牧野氏は少ない情報からそれらを結びつける努力をされています。スクリーニング仮説や過剰診断説は合理的な説明を与えるものではありません。
Koichi Kawakami @koichi_kawakami · 2017年9月21日
いえいえ。数字を元に考えれば小児甲状腺癌の多発は明らかで、その原因が被曝でないとする理由は初期被曝量の少なさのみです。まともだったら、初期被曝の測定は本当に確かか、と考えるはずです。多発ではない、として無理につけられた理由は理不尽なものばかり、と研究者の視点で議論してきました。
Nemesisネメシス @zodiac0088
「100ミリシーベルトの子どもは確認していない」と発表し国はこの報告を伏せた..って鬼畜かよ💢
8年後に発覚しても対策しようがない。チェルノブイリで被曝した子どもが約8年後に甲状腺癌を発症して死亡した事例は多かった
桑ちゃん @namiekuwabara · 1月21日
こんなのは氷山の一角だよ。GM100K振り切れたんだから・・・二本松男女共済センター測定。測定者分からないように100Kでやって音立てないでやっていた。最初から隠すつもりの測定だったよ。私に見せろ言われてメータ見たら振り切れていた取り上げられたコート。
白石草 @hamemen · 1月21日
トロンコ博士の分析などを受けて、WHOは1999年、子どものヨウ素の服用基準を10mGyに下げました。日本もJCO事故後、ヨウ素服用基準を策定したのですが、その数値は100mGy。メンバーは、山下俊一さんや鈴木元さんや明石真言さんでした。テストに出るかもしれないので、覚えておいてください。
Koichi Kawakami @koichi_kawakami · 1月21日
福島県の「手術を要した悪性ないし悪性疑いの小児甲状腺癌の多発が被曝由来とは考えにくい」とする唯一の根拠は「初期被曝の推定値が低い」。”頸部5-7万cpm...甲状腺等価線量100mSv程度" 有効数字は一桁、誤差範囲は数10%。この記事から被曝の隠蔽と推定値の不正確さを知る。
この子一人の問題でないです。今まで一部の子らの検査を基に「(100mSvを超えるような)被曝をした子はいない」と言う仮説がたてられ、「小児甲状腺癌の多発は被曝由来と考えにくい」の根拠になって来ました。仮説を覆すには「反例」一つで十分。もうその仮説は存在しません。
情報開示された「朝の対策本部会議メモ」(一部拡大)
『11歳少女、100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後 放医研で報告』2019年1月21日 東京新聞
東京電力福島第一原発事故の直後、福島県双葉町にいた十一歳の少女が、喉にある甲状腺に推計で一〇〇ミリシーベルト程度の被曝をしたと報告されていたことが、国の研究機関・放射線医学総合研究所(放医研)の文書から分かった。
一〇〇ミリシーベルトは国などの資料で放射線の影響でがんの発症が増加し得る目安として使われてきた。しかし、国はこれまで「一〇〇ミリシーベルトの子どもは確認していない」と発表し、この報告は伏せられていた。 (榊原崇仁)
文書は、事故から二カ月後、二〇一一年五月二日の放医研の「朝の対策本部会議メモ」。本紙の情報開示請求で公開された。それによると、会議では、十一歳の少女の実測値が「頸部(けいぶ)5-7万cpm(GMで測定)」と示され、「取り込みが3日前として、甲状腺等価線量で100mSv程度」と報告があった。
甲状腺は首の部分にあり、放射性ヨウ素が集まりやすい。国や福島県の公表資料には「がんのリスクは一〇〇ミリシーベルト未満で検出困難」「チェルノブイリ事故では一〇〇ミリシーベルト以上でがん発症」と記されている。
メモや関連文書などによると、測定したのは県職員の放射線技師。県は事故直後から、避難者らの体についた放射性物質を調べ、除染する検査を実施しており、この技師は三月十三~十五日、派遣された同県郡山市の会場で、頭や衣服などの汚染を調べていた。
検査機器として「GMサーベイメータ」が使われた。甲状腺の放射性ヨウ素の測定は通常、体内からの放射線を調べやすい「NaIサーベイメータ」を使うが、技師がいた検査会場にはなく、GMで代用したとみられる。
記録も混乱の中で書き残されなかったが、結果は一一年四月、検査応援のために福島滞在中の徳島大の誉田(ほんだ)栄一教授と佐瀬卓也講師(現・核融合科学研究所准教授)に伝えられたという。
佐瀬氏はサーベイメータで示された汚染の程度から、少女の甲状腺に取り込まれた放射線ヨウ素を「十数キロベクレル相当」と試算し、現地にいた放医研職員に連絡。この試算を基に、会議で「一〇〇ミリシーベルト」が報告されたとみられる。徳島大の二人によると、技師は「少女は爆発があった時、『(原発がある)双葉町にいて友だちと外で遊んでいた』と話していた」という。
政府の原子力災害現地対策本部は一一年三月下旬、NaIを用いて十五歳以下の子どもの被ばく線量を測定し、すべて一〇〇ミリシーベルトの基準を下回ったと発表した。
しかし、対象は避難や屋内退避が指示されなかった原発の三十キロ圏外の地域で、調べたのも千八十人のみ。
事故当時、双葉町の少女らは、この測定から漏れた可能性が高い。
放医研はこの値について「対策会議で出た情報を基にその場で簡易的に算出したもの。精密に検討しておらず、公表していない」とコメントしている。
<放射線医学総合研究所>
第五福竜丸事件を受けて1957年に設立。国の指針類では福島第一原発事故当時、「緊急被ばく医療体制の中心的機関」と位置付けられ、詳細な線量評価を担うほか、関係機関に対する助言や高度専門的な治療を行うと記されていた。所在地は千葉市稲毛区。
1月21日 東京新聞
3月12日にメルトダウン認めた原子力安全保安院の中村幸一郎審議官を更迭して、二番手の技術系出身の審議官も即座に更迭した極悪民主党政府(管直人首相)が、原発を推進した経産官僚でハーバード大卒の法学修士の三百代言の西山 英彦に代えたので、それ以後は『嘘八百』の安全神話を2ヶ月間も垂れ流した結果、日本の善良だが愚かな一般市民は無駄に被曝し続ける。(『民主党』云々とあるのは全部が例外なくアウシュビッツの死の天使ヨーゼフ・メンゲレ医師のように 悪魔に魂を売った連中だったとの怖い話)
爆心地である原爆ドームの広島平和記念公園内にある「原爆の子」の少女と折鶴の像(1958年5月5日完成)
1945年の広島市へのアメリカの原爆投下から10年後の1955年に白血病で死去した佐々木禎子さんが「原爆の子」像のモデルで、1945年8月6日、2歳のときに爆心地から1.7kmの自宅で黒い雨により被爆。同時に被爆した母親は体の不調を訴えたが、禎子さんは不調を訴えることなく元気に成長した。
1954年8月の検査まではまったく異常がなかった。小学6年生の秋の運動会ではチームを1位に導きその日付は1954年10月25日と記録されており、偶然にも自身の命日となるちょうど1年前であった。
しかし、11月頃より首のまわりにシコリができはじめ、1955年2月白血病と判明。千羽鶴を折れば元気になると折り続けたが10月25日に亜急性リンパ性白血病で12歳で死亡した。
『原発から30キロ以内で唯一測定した「例外」が双葉町の11歳少女だった』
『まさに詐欺か手品のような大本営発表』
今年の1月21日記事で一番大事な部分は『見出し』に書いてあるので目立つ『11歳少女、100ミリシーベルト被ばく』では決してない。
この東京新聞では、目立たないように1行だけ小さく書いている『しかし、対象は避難や屋内退避が指示されなかった原発の三十キロ圏外の地域で、調べたのも千八十人のみ。事故当時、双葉町の少女らは、この測定から漏れた可能性が高い。』の部分だけだったのである。
なんと、
比較的良心的な東京新聞でも、それ以外の書き込みは全てが偽装(煙幕)なのである。(無意味に長いNHKのNEWSWEBの方は偽装や煙幕だけ)
『8年目のフクシマを目前にして、とうとう出てきた怖ろし過ぎる真実の断片』
この検査が行われた当時の日本政府(民主党の管直人首相)は未曽有の福島第一原発事故の隠蔽しか考えておらずレベル3だと誤魔化してメルトダウンしている事実を隠していたのである。
それなら検査する目的とは単なる『安全・安心。案の心配もない』だったので、検査対象者は全員退避の半径20キロ圏内でも屋内退避の半径30キロ圏でも無くて、その外側。『対象は避難や屋内退避が指示されなかった原発の三十キロ圏外の地域』で、調べたのも千八十人のみ。
『事故当時、双葉町の少女らは、この測定から漏れた可能性が高い。』のである。
本来なら測定しない決まりだったのに、現場が大混乱していたので係員が間違って、福島第一原発のある双葉町の11歳少女を調べたら、やっぱり100ミリシーメルトの高い数値が出た。
しかも、100ミリシーベルトは実測値ではなくて推定値であり、『11歳女児は野外で遊んでいる時に爆発』なら、被曝したのは1号基爆発前の東京電力のベントの放出(石川梵さんが空撮した福島第一原発)なので3月12日の昼以前である。
『まったく同じ「検査」事実を書いているのに、』
今まで挙国一致で必死で隠していた双葉町の11歳少女の驚愕的な100ミリシーベルトが、NHK記事では検査日時は『17日ごろ』で少女は爆発前に外で遊んでいた。(1号基の爆発は3月12日昼過ぎ)
ところが、東京新聞では郡山市の会場で検査した日時が三月十三~十五日とあり、検査日時は特定していないが、放射能の取り込みが3日前とした。(NHKと東京新聞では、検査した日時に2日から4日もの大きな誤差があるが、被曝日時は同一)
『今までの絶対に正しい「大本営発表」が、180度逆に真っ赤な嘘だと解るとき、』
『よっしゃ、今日はこれぐらいで勘弁しといたるわ』
フクシマの8年目目前の今の時点で、とうとう挙国一致で必死で隠し続けていた怖ろしい機密(双葉町の11歳少女を調べたら、やっぱり100ミリシーメルト)を出した意味は限りなく大きい。たぶん、もう日本国は『時間切れ』で、もはや隠す意味が無くなったのである。
★注、
1945年8月9日未明のソ連軍対日参戦を聞いた日本は即座に御前会議を開きボツダム宣言受諾(無条件降伏)を決定し10日には連合国に連絡する。
8月10日時点で日本の敗戦は決まっていたが、国民に対しては以前と同じ神州不滅、一億玉砕の本土決戦を標榜しつつ8月11日から『玉音放送』の15日までの間、『それとなく誰にも分からない様に密かに敗戦をほのめかす』との摩訶不思議な通達を政府は朝日新聞や毎日読売などマスコミ各社に出していた。
『日本降伏から5日後の玉音放送』2018年11月18日 | 社会・歴史
『高見順の敗戦日記』にはタブー中のタブー、8月10日付けの下村情報局総裁と阿南惟幾陸相を全文掲載されている。(この二つの文章を読み比べて見れば誰にでも分かるが、いずれも同じで、『それとなく誰にも分からない様に密かに敗戦をほのめかす』との摩訶不思議な内容だった)
8月11日に当該新聞を読んだ知識人の高見順は即座に日本の敗戦を理解した。ところが、これとは対照的に一般市民は理解出来ず8月15日の『玉音放送』まで日本が敗戦した事実を誰一人も理解出来なかったのである。
『放射能汚染の証拠写真』
鮮明な画像から、1号基の排気筒から(ベント作業による超高濃度の放射性汚染物質の大量放出の)白煙が確認できる。1号基の爆発する1時間以上前に双葉町上羽鳥で2011年3月12日14時40分に測られた4.6ミリシーベルト毎時とピッタリと符合している。
多くの人々が勘違いしているが、東京電力福島第一原発事故での放射能汚染ですが、予想外の1号基や3号基の水素爆発ではなくて、政府や東京電力、安全委などの人為的なドライベントによって外部に放出された放射能汚染物質だった。(その後、日本政府は福島第一原発から半径30キロの範囲を高度無制限で一切の飛行を禁止する)
国家の根本をなす『基幹統計』が壊れている日本、・・・・
『福島の女児 甲状腺に放射線100ミリシーベルト被ばくか』2019年1月21日 NHK NEWS WEB
東京電力福島第一原発事故時に福島県双葉町にいた11歳の女の子が甲状腺に100ミリシーベルト被曝と報告されていたが、放射線医学総合研究所は今まで公表していなかった。
事故直後の3月17日ごろに11歳の女の子の汚染を測定したところ、のどから高い放射線量が計測され、甲状腺の被曝線量は100ミリシーベルト程度と推計した。
しかし放射線医学総合研究所は、この会議が内部の情報共有の場で、国からも指示が無いので公表しなかったという。
原発事故でヨウ素剤を服用する基準が100ミリシーベルト。しかしヨウ素剤は(県立医大関係者限定で)一般市民ほ服用されず、事故直後には実際にどれだけ被曝したかの大規模な調査は行われていません。
事故直後から測定をしていた放射線技師の福島県の男性職員が、郡山市内の屋内で行った汚染測定で、双葉町の女の子ののどの辺りを測定したところ、高い数値が出たことから、皮膚の表面を拭き取って、測定し直した結果「5万から7万cpm」という高い数値が出た。
測定した放射線技師の福島県の男性職員の100ミリシーベルトを聞いた放射線測定が専門の核融合科学研究所の佐瀬卓也准教授や誉田栄一徳島大学教授は、直ぐ福島県や文部科学省、放射線医学総合研究所など関係者会議に『甲状腺の被ばく線量が100ミリシーベルトになる子どもがいる』、『データを正しく記録してほしい』と強く求めるとともに『意識して測定してほしい』と注意を呼びかける。
福島県職員は、『双葉町の女の子は原発で爆発があった日に外で遊んでいたが、突然、母親が迎えに来て家に帰ることなくそのままバスに乗って避難したと話していた』という。
誉田教授は「事故直後は混乱していたが、関係者が女の子の測定結果を受け止めていれば子どもたちにより丁寧なフォローができたかもしれない」と話す。
(抜粋)
1月21日 NHK
『常軌を逸した支離滅裂なNHK WEB記事の記述』
短く要約する前のこの当該NHKの元記事ですが不必要にダラダラと長くて、なぜか意味なく言葉の重複が多い。(たぶん、NHKはこの記事に対してまともな編集・校正などを行っていないのである)なにしろ測定人数が最初は『30キロ余りの子ども1080人』とあるのに、段落を変えた直後には『11万4000人余』となり、続けて『7286人分』になるなど数値が大混乱。
甲状腺が100ミリシーベルト被曝(特定の臓器への影響を示す等価線量)なら全身に換算すると4ミリシーベルト(全身への影響を表す実効線量)だとして、何とか悪いイメージを口先で誤魔化したいのである。NHKですが、全身にたいして甲状腺の割合が4%の意味か?何とも不可解な記述である。 今まで8年近くも隠蔽していた100ミリシーベルト被曝した双葉町11歳女児の記録に茫然自失、ほぼ末期症状で思考停止状態に陥っているのである。
★注、
甲状腺だけだと毎時100ミリシーベルト被曝で、全身に換算するなら4ミリシーベルトとの摩訶不思議なNHKモデルが可能となる条件設定とは、放射能を甲状腺に注射した時には成り立つ。
NHKの有識者が考えているような、甲状腺だけが放射能に汚染していて、それ以外の全身がクリーンな状態など、いくら何でも悪い冗談で、あまりにも不謹慎で決して原発事故の話ではないのである。
竜田一人 @TatsutaKazuto 1月21日
よく分からない極微少領域の確率の話を安易に「1000人に2人」とか言わない方がいいですよ。不安な親御さんは、もしそれが自分の子供に当たったら…って絶対考える。不確かな推定の話で100ミリとか1000人とか、具体的な数字を出してしまうと、その数字は想像を超えて余計な不安を生む。
早川由紀夫 @HayakawaYukio · 1月22日
なんたる暴論。科学の否定だ
早川由紀夫 @HayakawaYukio · 1月22日
宗教の世界に生きるがよい。
国立遺伝学研究所・川上 浩一 教授
放射線防護学とか放射線医学の専門家よりも今回の『双葉町の11歳女児甲状腺100ミリシーベルト被曝』では国立遺伝学研究所教授の川上 浩一のツイッターが一番分かり易いが、・・・(しかし、この川上 浩一 の肩書が国立遺伝学研究所教授というのが何とも無気味な話である)
Koichi Kawakami @koichi_kawakami · 1月21日
双葉町から郡山に避難して、皮膚の表面の放射性物質を拭き取られて、喉の(内部)被曝をGM計数管で測定された女の子。
事故後8年経って、ようやく見つけてあげることができた、という思いです。
記事を読んでいると涙が出て来ますね。
”...双葉町の女の子の喉の辺りを測定したところ高い数値が出たことから皮膚の表面を拭き取って測定し直し...”
こんなことは二度と繰り返してはいけない。
hana @cantabile707 · 1月21日
当時の状況からして、こういうことはあり得るのではないかと思ってた。なのに専門外から小児甲状腺癌は過剰診断だと無責任に断言、検査を否定する学者や放射脳と揶揄する人たちにあらためて怒りを覚える
11歳少女、100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後 放医研で報告
rima @risa_mama117 · 1月21日
原発事故発生からもうすぐ8年。やっと「見捨てられた初期被曝」の1例が明らかになったと。studyさんは今頃天国で嘆いているだろうね…
今なお無駄な追加被ばくをさせられてる人もいるし…😞
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma · 1月20日
1080人調査は、いわき市、川俣町、飯舘村で実施され、その市町村の住民以外の人も受けた可能性はあるだろうけど、この女性は入ってない可能性が強いだろうな。
気になるのは、この女性が甲状腺検査を受けているのかどうかということ。
Koichi Kawakami @koichi_kawakami · 1月21日
菊池誠さんという人は「100mSvは怖くない。癌死の確率が0.5%上がるだけだ!」という論法に変えたのか? 凄いな、、、
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011 · 1月21日
幾つかの避難所で、子どもに対する甲状腺スクリーニングが実施されたことも聞いた。その中で100mSvに達する数値が出て「これ以上高い数字が出たらまずい」と、スクリーニングを1080人で止めさせた、という話も聞いた。(理由の部分は真偽不明だが)
Koichi Kawakami @koichi_kawakami · 2017年11月18日
(繰り返しになりますが)
福島の小児甲状腺癌の手術件数の多発を被曝と結び付けないロジックは「(混乱期に測定された)初期被曝量が少ない」です。津田氏や牧野氏は少ない情報からそれらを結びつける努力をされています。スクリーニング仮説や過剰診断説は合理的な説明を与えるものではありません。
Koichi Kawakami @koichi_kawakami · 2017年9月21日
いえいえ。数字を元に考えれば小児甲状腺癌の多発は明らかで、その原因が被曝でないとする理由は初期被曝量の少なさのみです。まともだったら、初期被曝の測定は本当に確かか、と考えるはずです。多発ではない、として無理につけられた理由は理不尽なものばかり、と研究者の視点で議論してきました。
Nemesisネメシス @zodiac0088
「100ミリシーベルトの子どもは確認していない」と発表し国はこの報告を伏せた..って鬼畜かよ💢
8年後に発覚しても対策しようがない。チェルノブイリで被曝した子どもが約8年後に甲状腺癌を発症して死亡した事例は多かった
桑ちゃん @namiekuwabara · 1月21日
こんなのは氷山の一角だよ。GM100K振り切れたんだから・・・二本松男女共済センター測定。測定者分からないように100Kでやって音立てないでやっていた。最初から隠すつもりの測定だったよ。私に見せろ言われてメータ見たら振り切れていた取り上げられたコート。
白石草 @hamemen · 1月21日
トロンコ博士の分析などを受けて、WHOは1999年、子どものヨウ素の服用基準を10mGyに下げました。日本もJCO事故後、ヨウ素服用基準を策定したのですが、その数値は100mGy。メンバーは、山下俊一さんや鈴木元さんや明石真言さんでした。テストに出るかもしれないので、覚えておいてください。
Koichi Kawakami @koichi_kawakami · 1月21日
福島県の「手術を要した悪性ないし悪性疑いの小児甲状腺癌の多発が被曝由来とは考えにくい」とする唯一の根拠は「初期被曝の推定値が低い」。”頸部5-7万cpm...甲状腺等価線量100mSv程度" 有効数字は一桁、誤差範囲は数10%。この記事から被曝の隠蔽と推定値の不正確さを知る。
この子一人の問題でないです。今まで一部の子らの検査を基に「(100mSvを超えるような)被曝をした子はいない」と言う仮説がたてられ、「小児甲状腺癌の多発は被曝由来と考えにくい」の根拠になって来ました。仮説を覆すには「反例」一つで十分。もうその仮説は存在しません。
情報開示された「朝の対策本部会議メモ」(一部拡大)
『11歳少女、100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後 放医研で報告』2019年1月21日 東京新聞
東京電力福島第一原発事故の直後、福島県双葉町にいた十一歳の少女が、喉にある甲状腺に推計で一〇〇ミリシーベルト程度の被曝をしたと報告されていたことが、国の研究機関・放射線医学総合研究所(放医研)の文書から分かった。
一〇〇ミリシーベルトは国などの資料で放射線の影響でがんの発症が増加し得る目安として使われてきた。しかし、国はこれまで「一〇〇ミリシーベルトの子どもは確認していない」と発表し、この報告は伏せられていた。 (榊原崇仁)
文書は、事故から二カ月後、二〇一一年五月二日の放医研の「朝の対策本部会議メモ」。本紙の情報開示請求で公開された。それによると、会議では、十一歳の少女の実測値が「頸部(けいぶ)5-7万cpm(GMで測定)」と示され、「取り込みが3日前として、甲状腺等価線量で100mSv程度」と報告があった。
甲状腺は首の部分にあり、放射性ヨウ素が集まりやすい。国や福島県の公表資料には「がんのリスクは一〇〇ミリシーベルト未満で検出困難」「チェルノブイリ事故では一〇〇ミリシーベルト以上でがん発症」と記されている。
メモや関連文書などによると、測定したのは県職員の放射線技師。県は事故直後から、避難者らの体についた放射性物質を調べ、除染する検査を実施しており、この技師は三月十三~十五日、派遣された同県郡山市の会場で、頭や衣服などの汚染を調べていた。
検査機器として「GMサーベイメータ」が使われた。甲状腺の放射性ヨウ素の測定は通常、体内からの放射線を調べやすい「NaIサーベイメータ」を使うが、技師がいた検査会場にはなく、GMで代用したとみられる。
記録も混乱の中で書き残されなかったが、結果は一一年四月、検査応援のために福島滞在中の徳島大の誉田(ほんだ)栄一教授と佐瀬卓也講師(現・核融合科学研究所准教授)に伝えられたという。
佐瀬氏はサーベイメータで示された汚染の程度から、少女の甲状腺に取り込まれた放射線ヨウ素を「十数キロベクレル相当」と試算し、現地にいた放医研職員に連絡。この試算を基に、会議で「一〇〇ミリシーベルト」が報告されたとみられる。徳島大の二人によると、技師は「少女は爆発があった時、『(原発がある)双葉町にいて友だちと外で遊んでいた』と話していた」という。
政府の原子力災害現地対策本部は一一年三月下旬、NaIを用いて十五歳以下の子どもの被ばく線量を測定し、すべて一〇〇ミリシーベルトの基準を下回ったと発表した。
しかし、対象は避難や屋内退避が指示されなかった原発の三十キロ圏外の地域で、調べたのも千八十人のみ。
事故当時、双葉町の少女らは、この測定から漏れた可能性が高い。
放医研はこの値について「対策会議で出た情報を基にその場で簡易的に算出したもの。精密に検討しておらず、公表していない」とコメントしている。
<放射線医学総合研究所>
第五福竜丸事件を受けて1957年に設立。国の指針類では福島第一原発事故当時、「緊急被ばく医療体制の中心的機関」と位置付けられ、詳細な線量評価を担うほか、関係機関に対する助言や高度専門的な治療を行うと記されていた。所在地は千葉市稲毛区。
1月21日 東京新聞
3月12日にメルトダウン認めた原子力安全保安院の中村幸一郎審議官を更迭して、二番手の技術系出身の審議官も即座に更迭した極悪民主党政府(管直人首相)が、原発を推進した経産官僚でハーバード大卒の法学修士の三百代言の西山 英彦に代えたので、それ以後は『嘘八百』の安全神話を2ヶ月間も垂れ流した結果、日本の善良だが愚かな一般市民は無駄に被曝し続ける。(『民主党』云々とあるのは全部が例外なくアウシュビッツの死の天使ヨーゼフ・メンゲレ医師のように 悪魔に魂を売った連中だったとの怖い話)
爆心地である原爆ドームの広島平和記念公園内にある「原爆の子」の少女と折鶴の像(1958年5月5日完成)
1945年の広島市へのアメリカの原爆投下から10年後の1955年に白血病で死去した佐々木禎子さんが「原爆の子」像のモデルで、1945年8月6日、2歳のときに爆心地から1.7kmの自宅で黒い雨により被爆。同時に被爆した母親は体の不調を訴えたが、禎子さんは不調を訴えることなく元気に成長した。
1954年8月の検査まではまったく異常がなかった。小学6年生の秋の運動会ではチームを1位に導きその日付は1954年10月25日と記録されており、偶然にも自身の命日となるちょうど1年前であった。
しかし、11月頃より首のまわりにシコリができはじめ、1955年2月白血病と判明。千羽鶴を折れば元気になると折り続けたが10月25日に亜急性リンパ性白血病で12歳で死亡した。
『原発から30キロ以内で唯一測定した「例外」が双葉町の11歳少女だった』
『まさに詐欺か手品のような大本営発表』
今年の1月21日記事で一番大事な部分は『見出し』に書いてあるので目立つ『11歳少女、100ミリシーベルト被ばく』では決してない。
この東京新聞では、目立たないように1行だけ小さく書いている『しかし、対象は避難や屋内退避が指示されなかった原発の三十キロ圏外の地域で、調べたのも千八十人のみ。事故当時、双葉町の少女らは、この測定から漏れた可能性が高い。』の部分だけだったのである。
なんと、
比較的良心的な東京新聞でも、それ以外の書き込みは全てが偽装(煙幕)なのである。(無意味に長いNHKのNEWSWEBの方は偽装や煙幕だけ)
『8年目のフクシマを目前にして、とうとう出てきた怖ろし過ぎる真実の断片』
この検査が行われた当時の日本政府(民主党の管直人首相)は未曽有の福島第一原発事故の隠蔽しか考えておらずレベル3だと誤魔化してメルトダウンしている事実を隠していたのである。
それなら検査する目的とは単なる『安全・安心。案の心配もない』だったので、検査対象者は全員退避の半径20キロ圏内でも屋内退避の半径30キロ圏でも無くて、その外側。『対象は避難や屋内退避が指示されなかった原発の三十キロ圏外の地域』で、調べたのも千八十人のみ。
『事故当時、双葉町の少女らは、この測定から漏れた可能性が高い。』のである。
本来なら測定しない決まりだったのに、現場が大混乱していたので係員が間違って、福島第一原発のある双葉町の11歳少女を調べたら、やっぱり100ミリシーメルトの高い数値が出た。
しかも、100ミリシーベルトは実測値ではなくて推定値であり、『11歳女児は野外で遊んでいる時に爆発』なら、被曝したのは1号基爆発前の東京電力のベントの放出(石川梵さんが空撮した福島第一原発)なので3月12日の昼以前である。
『まったく同じ「検査」事実を書いているのに、』
今まで挙国一致で必死で隠していた双葉町の11歳少女の驚愕的な100ミリシーベルトが、NHK記事では検査日時は『17日ごろ』で少女は爆発前に外で遊んでいた。(1号基の爆発は3月12日昼過ぎ)
ところが、東京新聞では郡山市の会場で検査した日時が三月十三~十五日とあり、検査日時は特定していないが、放射能の取り込みが3日前とした。(NHKと東京新聞では、検査した日時に2日から4日もの大きな誤差があるが、被曝日時は同一)
『今までの絶対に正しい「大本営発表」が、180度逆に真っ赤な嘘だと解るとき、』
『よっしゃ、今日はこれぐらいで勘弁しといたるわ』
フクシマの8年目目前の今の時点で、とうとう挙国一致で必死で隠し続けていた怖ろしい機密(双葉町の11歳少女を調べたら、やっぱり100ミリシーメルト)を出した意味は限りなく大きい。たぶん、もう日本国は『時間切れ』で、もはや隠す意味が無くなったのである。
★注、
1945年8月9日未明のソ連軍対日参戦を聞いた日本は即座に御前会議を開きボツダム宣言受諾(無条件降伏)を決定し10日には連合国に連絡する。
8月10日時点で日本の敗戦は決まっていたが、国民に対しては以前と同じ神州不滅、一億玉砕の本土決戦を標榜しつつ8月11日から『玉音放送』の15日までの間、『それとなく誰にも分からない様に密かに敗戦をほのめかす』との摩訶不思議な通達を政府は朝日新聞や毎日読売などマスコミ各社に出していた。
『日本降伏から5日後の玉音放送』2018年11月18日 | 社会・歴史
『高見順の敗戦日記』にはタブー中のタブー、8月10日付けの下村情報局総裁と阿南惟幾陸相を全文掲載されている。(この二つの文章を読み比べて見れば誰にでも分かるが、いずれも同じで、『それとなく誰にも分からない様に密かに敗戦をほのめかす』との摩訶不思議な内容だった)
8月11日に当該新聞を読んだ知識人の高見順は即座に日本の敗戦を理解した。ところが、これとは対照的に一般市民は理解出来ず8月15日の『玉音放送』まで日本が敗戦した事実を誰一人も理解出来なかったのである。
2018年1月22日、臨界溶岩に関して玉音放送がされていた!
朝日新聞デジタル
冷却水、雨のようにデブリに滴る 東電が動画公開 2018年1月22日19時37分
東京電力は22日、福島第一原発2号機の原子炉格納容器内で行った遠隔カメラ調査の動画を公開した。格納容器の底に散乱した溶け落ちた核燃料(デブリ)に、冷却水が雨のように滴っている様子が映っていた。東電は「底の水深はほとんどないものの、デブリには水が降りかかっており、冷却できていることが確認できた」とした。
調査は19日に行われ、東電はその日のうちに撮影した写真を公表。この日は、約3分半に編集した動画を公開した。動画には、格納容器の底に散乱する小石のようなデブリや、ケーブルの上にべっとりとついた粘土状の堆積(たいせき)物が映っていた。カメラが上方に向くと、冷却のために水が注がれている圧力容器の下部から、水が雨のように滴っている様子が確認できた。
東電は、こうした動画を解析し、2021年に始める計画のデブリ取り出しに生かしたい考えだ。
https://www.asahi.com/articles/ASL1Q5TWYL1QULBJ00J.html