もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

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Fate/Zeroで気まぐれビミョーなBL言時(4)

2013-07-15 07:46:42 | 腐女子の御伴
※この小説はFate/Zeroの設定を基に、二次創作(夢小説)として執筆しております。 一個人の解釈なので、原作やアニメ制作会社、出版社とは一切関係ありません。その点をご理解いただき、お読み下さる様お願いいたします。



*腐はムリな方は回れ右*



         2013年 腐女子の暑中お見舞い マーボ豆腐とワインでびみょ~なBL  『囚われの魔術師 (4)』







グシャりと胸元が開(はだ)けたワイシャツに、巻くし上げられた肌着。言峰は時臣の赤く熟れた小さな胸の果実へ、熱い吐息(といき)を浴びせた。

「ゃっあ‥」

時臣はぐっと唇(くちびる)を結ぶ。臥(ふ)せがちな長い睫毛(まつげ)震わせ、瞳をあければ受け入れがたき光景を映す。

言峰は時臣の肌の感触(かんしょく)を掌(てのひら)で存分に触れて遊ぶ。チロりと舌先で時臣の赤く膨れた乳頭を掠める嘗めてやる。

躯(からだ)を震わせ息を飲みただ堪える時臣。言峰は性欲で時臣を抱いて居る訳ではない、自己の義務感で抱いて居るので快楽とは対極的な感情。

混濁(こんだく)した意識が時臣を苛(さいな)む。言峰も自分と同じく媚薬で快楽に共に堕ちてくれれば、幾分か苦悩は軽減されるが─────


冷静沈着な澄(す)んだ瞳の言峰を時臣は直視が出来ない。その瞳に痴情(ちじょう)を曝(さら)す時臣は消え去りたいと。

グチュりとぬめる湿った音と共に感じた事のない、刺激が時臣は躯(からだ)が駆け巡る。言峰がまるで、赤子のように時臣の乳頭を口に含み吸う。

時臣は声を発っし制止をしょうとするが耳を防ぎたくなる様な、甘くねだる鳴き声を上げた。

次々に止(や)む事がない快感に理性を喰らい尽くされてゆく。甘噛みをされたと思えば、掌(てのひら)で転がす様に押しつけ潰されたりと。

言峰は頭を時臣の腹部の下へ動かし、なぞる様に舌先をはわし臍(へそ)廻りに唇(くち)づけた。次の快感に躯(からだ)をわなつかせる時臣。

ジクジクと下半身に熱が燻(くすぶ)りねっとりと感じる。時臣は無意識に言峰の下半身に擦り付けるて居た。

臍(へそ)に舌先を突っ込み入れて嘗(な)めてやると、時臣は躯(からだ)を浮かすが言峰は体重をかけて身動きがとれない様にベッドに押し付けた。

よがり啜り鳴く時臣の声に言峰は口元を綻(ほころ)ばず。胸元を弄(いじ)られるはまだ堪える程の余裕があったが、下半身への快感は堪え様がないと。

「お願いだから、駄目だっ、止めな──── ぁぁひゃああ、いゃあぁぁ!!」

時臣はそこから先の声を途切れさせた叫び声を上げた。スラクッスのベルトが外され、ファスナーが下ろされ小さな音がした。

黒の下着はグチョりと染みが広がりまるでお漏らした様にずぶ濡れ。時臣の股間は快楽に期待を膨らませ弾けんばかり。

言峰は時臣の黒の下着とスラクッスをさっと脱がし、床へ捨て落とす。

布越しに優しく時臣の股間を触れ撫(な)でる。

「時臣様、さぁ、夢酔いから目覚めましょう。心を翻弄(ほんろう)され、さぞやお辛いでしょうに。」

言峰はまるで幼子を見守る優しい瞳で見つめ、労(いたわ)るように時臣に言い含めた。

時臣はホッとし目尻に光る雫を浮かべると、言峰は雫を唇(くちびる)で受け止めた。



言峰の胸にぽつりぽつりと何かが、落ち滴(したた)りジワジワと空っぽの胸を、どす黒い染みが広がるのを感じた。

何処(どこ)かで薄々と感じた事がある様で、今までに感じた事のない強烈でほどばしる何か。 言峰は口元を酷く歪ませた───── 無防備にも程がある。


時臣の黒の下着を一気にずり下げた。

驚き目を見開き時臣は、ずった布の刺激に射精をした。

牡芯(おしん)はダラダラと、はしたなく透明の櫁(みつ)を垂らす。

ぐゅんと指先で時臣の櫁(みつ)を掬(すく)う。

言峰の低い嗤(わら)う声。

時臣は頑(かたく)なに瞳を閉じ言峰から顔を背けた。こからの行為で、心が壊れてしまわない様に意識を遮断をしたかった。

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