神奈川0023

「どうも、どうもニャ。」



「ようこそいらっしゃいましたのニャ。まずはらくにしてくれニャ。」



「ごろん」



「ごろー」



「ごろーごろー」



「ぐりぐり」



「ふー」



「ぼりぼりぼり」



「べろん」



「ムフー」



「・・・といったかんじで、ゆっくりすればいいのニャ。」

東京0152

「うーん、おかしいのニャ・・・。」



「たしかこのへんに、ひじょうしょくをうめておいたハズなのに・・・。」



「どこをさがしてもないのニャ。きえたのニャ。まかふしぎなのニャ。」



「・・・あ！おもいだしたのニャ！」



「ここここ！ここだったのニャ！」



「ほじっ。ほじほじっ。・・・あれ？」



「うなー・・・やっぱりなかったのニャ・・・どこいったのニャ。」



「ということで、しばらくひじょうしょくをみつけるたびにでることにするのニャ。」



「さらばニャ。」

静岡0004

「フガフガ」



「・・・ちょん。」



「このなか・・・きになるニャ・・・。」



「ほじっ！ほじほじほじっ！ほじっ！」



「ぜはーぜはーぜはー。」



「はいはいごめんよー」



「ちょっととおりますのニャ。」
「・・・ん？」



「くんかくんか。」



「・・・・・・・・・・・・・・。」



「・・・なんか、へんなニオイがしたのニャ。」



「こっちはだいじょうぶかニャ。くんかくんか。」

静岡0003

死体その１。



死体その２。



「・・・だれがしたいニャ。」



「それにしてもあちいのニャー。だるーってなってしまうのニャ。ぼりぼりぼり。」



「ここもちょっとアツくなってきたのニャ。いどうすることにするのニャ。」



「ふうぅ。またこれでしばらくすずしくすごせるのニャ。のんびりするのニャ。」



「ぼーーーーー。」



「・・・なに？なんなのニャ？」



「んがー！あご！あごがー！」



「ンげっ！・・・ちょ、カンベン・・・いや、やめないで・・・う、うげっ！タマラン・・・」



こっちはずっと寝てました。
（ちゃんと生きてます）

埼玉0026

日陰でのんびり



ゴミ屋敷・・・・・



「・・・ん？だれニャ？」



ちょっとは掃除したほうがいいのでは・・・



「そうじなんかしたくてもできないのニャ。ねこなので。にそくほこうがかんたんにできるイキモノはいいのニャ。いろいろべんりで。」



「もしアレだったら、オマエにそうじさせてやってもよいのニャ。そうじしていけニャ。」
やです。

宮城0011

「てくてくてく」



「ふうぅ。よっこらしょ。」



「いまうみからあがってきたところなのニャ。」



「うみはよいのニャ。エモノがたくさんなのニャ。」



「サカナをおいかけていると、じかんがたつのをわすれてしまうのニャ。たまらなくたのしいのニャ。」



「・・・なーんてな、うそなのニャ。」



「ねこがおよげるわけないのニャ。くやしいけど、うみのなかのサカナにはてをだせないのニャ。」



「と、いうわけで。どっこいしょ。」



「サカナ、とってきてほしいのニャ。オマエうみにはいってとってこいニャ。」

埼玉0025

「くっくくく・・・・・」



「もうすぐアイツがとおりかかるハズなのニャ・・・・」



「ここからとつぜんとびかかって、おどろかせてやるのニャ！ひごろのうらみニャ！」



「おまえバレバレなのニャ。」
「・・・あっ！」



「ま、まってー！」



「いってしまったのニャ・・・さくせんしっぱいなのニャ・・・・・。」



「ゆだんしてたのニャ・・・お、おまえとはなしてたからなのニャ！おまえがわるいのニャ！」



「あーもー！チキショー！いらつくのニャ！！」



「もうなーんもやるきないのニャ！フテねするのニャ！きょうはもうだらだらすごしてやるのニャ！」

東京0151

「・・・なんかゆくてにへんなのがいるのニャ。」



「ゆっくりゆっくりちかづいて、スキをうかがうのニャ。」



「つかれたので、ちょっとひといきいれるのニャ。」



「・・・・・ん？これは・・・？」



「いったいどこから・・このあたりからニャ・・・。」



「ここかっ！ここなのニャ！」



「うっはー！ヒンヤリしててきもちいいのニャ！たまんねえニャ！」



「・・・・・はっ！いったいなにを・・！」



「ヒンヤリできもちよくすごしているばあいじゃないのニャ。なんとかあちらがわにいかないと。」



「・・・ここはもう、きょうこうとっぱするしかないのニャ。じょそうをつけて・・・」



「・・・いっきにはしりぬけるのニャ！たったったったっ・・・・」

埼玉0024

「にゅるりん」



「よしよし・・・いまのうちニャ。」



「オレもようやくメシをくえるのニャ。うまそうだニャ・・・あっ！」



「しまったのニャ！うかつにちかづいたらみつかったのニャ！すたこら～！」



「にげろやにげろ！しゅたたた～！」



「ふうぅ・・・ゆだんしたのニャ。まさかあんなちかくにいたとは・・・。ともかく、もっとあんぜんなばしょにいどうせねばなのニャ。」



「かくなるうえは・・・・・」



「しゅたっ。ここならあんしんなのニャ。」



「ああ・・・それにしても、はやくメシくいたいのニャ・・・・・。」

東京0150

夕方の公園



「ばりーばりー」



「やあやあこんにちはニャ。ばあいによってはこんばんはなのニャ。」



「こてーん」



「あああああ…きもちいいのニャ…。」



「やっぱりゆうがたは、アスファルトのうえでごろごろするのがさいこうなのニャ…。」



「んー？なんニャなれなれしいのニャー。メシくれるのか？」



「・・・はっ！もしかして！・・・オマエねこさらいだニャ！」



「メシとかでつろうったってそうはいかないのニャ！ほらこんなにメシたくさんあるのニャ！」



「まったくぶっそうなよのなかになってきたもんだニャ。いくらオレがカワイイからって、さらうのはダメなのニャ。」



「ざんねんでした！べー！なのニャ。」

東京0149

「ぽかー」
「ぽかぽかー」



「ムッハー」
「むはー」



「せなかがちょうポカポカなのニャ～。」
「きもちいいのニャ～。」



「このままけづくろってしまうのニャ。」



「ぺろーぺろー」



「やっぱりタイヨウはよいのニャ。てんのめぐみなのニャ。」



「ああー、シアワセってこういうことなんだって、じっかんするのニャ～。」



「ほんっと、あったかくてキモチイ・・・・・」



「・・・はッ！いつのまにここだけひかげに！！」

東京0148

「あー、のどがかわいたニャー。ミズをのむのニャ。」



「イケにとうちゃくしたのニャ。さっそくミズをのむのニャぴちゃぴちゃぴちゃ。」



「ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ・・・・」



「あーうめえのニャー。やっぱりミズといえばイケなのニャぴちゃぴちゃぴちゃ」



「うっわー！やばいのニャ！このままだときっと、アイツにイケのミズをのみつくされてしまうのニャ！」



「なくなるまえに、オレものむのニャ！いっしょにのみつくすのニャ！」



「はやく、はやく」



「いそげ、いそげ」



「・・・なくなるワケないのニャ・・・アイツあほニャ・・・。」



「プハー！うまかったのニャ！もうはらいっぱいなのニャ！」



「まんぞくしたので、あっちにいってもうひとねいりするのニャ。」

東京0147

「・・・ん？・・これは・・・ッ！」



「おーい！なんかへんなどうくつをみつけたのニャ！」
「んー？なにー？」



「きっとこのなかに、やじんバーゴンがいるにちがいないのニャ！」
「いないとおもうニャ。」



「まずはせんじんをきって、オレがはいっていくのニャ。」
「き、きをつけていけニャ。」



「ごそごそ。」
「なんかあったらしらせろニャ。」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



「・・・お、おーい！どどどどうしたニャー？？」



「・・・・・へんじがないのニャ。しかたないので、オレもなかにはいるのニャ。」



「うう・・・くらくてせまくてこわいのニャ・・・・・。」



「ごそごそ・・・ぉーぃ・・・・・・。」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

東京0146

「てくてく。」



「ンのびー」



「いいいいぃぃぃぃぃぃ～！」



「・・・ふぅ。」



「それではもどるのニャ。」



「しまったのニャ。にげみちをふさがれているのニャ。」



「しかたないのニャ。どくまでまつことにするのニャ。」



「・・・・・・・・・・・・・・・。」



「ぬー。もういいのニャ。ここでくつろぐことにするのニャ。」

東京0288

ぷらーん



「・・・なんニャ？」



「うっわーカエルなのニャ！ハチュウルイだいすきなのニャ！」



「まずはこうして、きょうみがないフリをしてゆだんさせておいて・・・」



「すかさずあたっくニャ！」



「ムッシャー！ふがふが。」



「ちょあ～！こなくそ！こなくそ！」



「ふうぅ・・・。」



「モガー！たのしいのニャ！」



「フフ・・・わかいニャ・・・。」



「オレはもうおちつきのあるオトナなので、そんなものではどうじないのニャ。あとカエルはリョウセイルイなのニャ。」



「・・・どうじないといってるだろうニャ。」